2008年7月17日木曜日

延長戦は各自で!




      
                                  
わたしのいる理工学部では、来週からが定期試験期間なのだけれど、たいていの大学同様、語学はいわゆる「授業内試験」の形をとるので、今週が試験週間だ。

ということは、ゼミの授業も今週が最後で、わたしとしてはややさびしい感じ。「東京詩」のほうも、「フランス映画」のほうも、まだまだ材料はあるから、ほんとは通年でやりたいくらい。

で、ふつうゼミは試験はないものだろうけれど、「フランス映画」のほうだけは、ごく簡単な試験をしました。それは、前期にゼミで見た映画の主演俳優の顔写真を並べ、そこに俳優の名前と作品名、そして監督名を書くだけ。試験というより、まあ、ちょっと確認ね、という感じです。

が、これが意外にみなさん(写真)苦戦。まあ、「フランス映画は見たことがないけど、興味があるから」という理由で参加してくれた人もいたわけですから、少しは「勉強」しとかないとできないかもしれませんね。

前にも書きましたが、この「映画」ゼミでは、わたしはあまりしゃべりませんでした。毎週の「感想文」は、まじめに見てる感じが伝わってきたし、なぜこの作品をわたしが選んだかを考えて書いてくれる人が多かったので、それなら作品の選択そのものを「メッセージ」に代えよう、と思ったからでした。それにわたしがだらだらしゃべるより、しゃきっとした作品を見せる方がいいし。

でも、ちゃんと出席してくれた方々は、やはり(小さいけれど)一つの「糧(かて)」にはなったはずだと思います。フランス映画未体験の状態とは、はっきり違うはずです。

ゼミ生のみなさん、あとは自分で、どんどん映画館に行ってくださいね。ゼミの「延長戦」は、これからずっと続くのです!