2008年9月23日火曜日

J. ニコルソン


一昨日の夜遅く、ビデオ屋さんで借りてあった『ザ・ディパーテッド』という映画を見ました。(The departed =出発した人たち=死者。このカタカナ・タイトル、どうでしょうねえ……)

監督はマーティン・スコセッシ、主演はディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソンの3人。2年前の作品ですけど、オスカー作品なので、ご覧になった方も多いでしょう。

2時間以上あるんですけど、結論を言えば、あきないです。複数のサスペンス(宙吊り状態)をうまく連鎖させて、あっと言う間。ただちょっと「    」過ぎって感じはありますけど。(「 」内には、ネタバレな言葉が入りますので、ブランクです。)

ギャンググループに入った覆面捜査官と、警察内部にいるギャングのスパイ、この2人のそれぞれを中心とする2つの円が、やがて否応なく重なってゆく、というお話。明らかにもっと膨らますことができそうなエピソードも、湯水のごとく使っていきます。まあ、ぜいたくと言えばぜいたく、急ぎ足と言えば急ぎ足です。

もちろん、行動の背景には、さっきの2人、ギャングのボス、セラピストの女性、など、それぞれの美学の対立ということもあります。

ジャック・ニコルソンの映画はたくさん見ましたが、最近のものでは、『アバウト・シュミット』が好きでした。これは原作の小説もよかったので、映画を楽しみにしていたんですが、裏切られませんでした。

ああ、またヘンなこと思い出しました。ニコルソンの親友のロバート・エヴァンスという映画プロデューサーの書いた、『くたばれ! ハリウッド』という本があります。このエヴァンスという人は、『ある愛の詩』や『ゴッドファーザー』のプロデューサーとして知られている人です。(たしか彼をモデルにした映画も見た気がします。)その本を読むと、映画作りの大変さ、生臭さ、いやさしさ、などが、もろに伝わってきます。『ゴッドファーザーⅠ』の有名な最後の10数分の編集をしたのは、実はコッポラじゃないんだ、とか。もし『ゴッドファーザー』がお好きでしたら、おもしろい本です。

さあ、授業が始まる前に、あとなに見ようかな?(先週の『タクシー4』は、わたしにはハズレだったし……)