2008年10月14日火曜日

3連発!!!


東京飯田橋の日仏学院、といえば、レナさんが教えている語学学校ですが、ここでは色んなイベントが開かれます。で来週の水曜・木曜、なかなかお目にかかれないお2人が連続登場という、めったにない事態に!

まず10月22日の水曜日には、マリ・ンディアイという女性作家(画像)。セネガル人の父親を持つ彼女は、フランスではすでに幅広く活躍しています。


今秋、彼女の作品が3点邦訳されるのですが、その内の1点、『ねがいごと』は、知り合いの編集者が担当していて、これが売れないと後が続かないんです! と唾を飛ばしています。まあ、編集者も力の入るいい作品だ、ということなんですね。

それから翌木曜日が、ナンシー・ヒューストン。彼女はカナダ出身で、英語でも書く人です。


こちらの進行係りの1人は、去年までの同僚の国分さんです。

(ほんとにどうでもいいことで恐縮ですが、彼の家が、わたしの仲良しの編集者のアパートと背中合わせだったことが判明したことがありました。今は編集者氏のほうが、deep Tokyo、町屋に越してしまいましたが。)

あと1週間あります。あわてて読んで、急いで参加! というのはいかがでしょう? 記憶に残る夜になるでしょう。(11月5日の、「ミュルエル・バルベリ&谷口ジロー」もお忘れなく!)
                ◇
                                               で終わりかと思いきや、実はその翌日の24日(金曜日)にも、今度は映像関係の面白そうなイベントがあります。
                                               ニューヨークを生活と活動の拠点に、何も跡を残さない"スライドショー"というスタイルにこだわって、映像日記を発表している写真家、トヨダヒトシ。今回は歴史を重ねた急勾配の階段教室が会場となります。場の記憶が濃密に漂うこの空間に、大きなスクリーンを設置し、つながりのある2作品を上映します。
■2008年10月24日 (金)■開場17時30分
■上映18時00分 - 19時30分 /『NAZUNA』 20時00分 - 21時20分 /『spoonfulriver』
入場無料(入れ替え制)(各回とも席に限りがありますので、お早めのご来場をおすすめします)
■会場 明治大学和泉キャンパス第2校舎3番教室(京王線・井の頭線 明大前駅下車 徒歩3分
■上映作品『NAZUNA』(2005 version/90min./silent)9.11.01/うろたえたNY/11年振りの秋の東京を訪れた/日本のアーミッシュの村へ/アフガニスタンへの空爆は続く/ただ、/やがて来た春/長くなる滞在/写真に撮ったこと、撮れなかったこと、撮らなかったこと/東京/秋/雨/見続けることー ある夏の、雨のブルックリンから始まる1年数ヶ月の日々を綴った  長編スライドショー
『spoonfulriver』(2008 version/80min./silent)2005年春先の、ニューヨークの平凡な道から始まる/このありふれた日/いくつかの旅をした/出雲崎/コペンハーゲン/グラーツ/残された言葉/今も/東京/水のように/思いを遂げることと幸せになることは同じではないのかもしれない/集めた光/去ってゆく音/ニューヨーク/ひと匙の河ー 500枚の写真からなる近作映像日記
                                               こうなったら、3連発、ぶちかましましょうか!