2008年11月16日日曜日

DU VIOLET


今日も天気がイマイチだった東京、で午後から、ちょっと気分転換にスタバでもぶちかますか! と思って出かけました、が!

なんかクルマの動きが変? で降りて見てみたら、Oh là là ! なんと右前のタイヤがパンクしています。も~、めんどくさい!(でも大学行く朝じゃなくてよかった……)

というわけで、行く先は急遽ニッサンに変更。おかげで午後の一時間ほどがつぶれ、財布もがくっと軽くなりました。(涙)

さて、その後はちょっとユニクロへ。まあこのところ、着るものを買うといえばユニクロかGAPくらい。履物はABC。なんだかな~、という気もしますが……

そういえば最近、いつもの総合文化教室の先生たちと学食ランチをしていたとき、珍しく着るものの話になったことがありました。「いやもう、ヨーカドーかなんかで買っちゃうよ」と、蛍光グリーンのスニーカーを履いている先生が言えば、「最近は奥さんが買ってきたもの着てますよ。昔は、ギャルソン(!)なんか着てましたけど、なんだか周りにそういう人が多くって」とおっしゃる先生も。

服ねえ…… 

大昔の話ですが、「傷だらけの天使」というテレビ番組がありました。その中で、萩原健一が着ていたのが、当時はまだまだ無名だったメンズ・ビギでした。わたしたちが、いいなあ、あのメンズ・ビギとかいうところの服、と思っていると、キクチ・タケオに率いられたビギはあっという間にスターダムに。そしてマツダのニコル、メルローズ、女性モノではイナバ・ヨシエのハーフ・ムーンなどが1時代を築きました。
学生だったわたしたちは、ほんとうに現場で、その盛り上がってゆく過程を肌で感じたものです。ビギのバーゲンなど、ある年はガラガラだったのに、翌年はかなり混雑、さらに翌年は入場制限、という具合に……

わたしの感覚では、カワクボ・レイやヤマモト・ヨウジが出てきたのは、その後だった気がします。そのころわたしは、イッセイやケンゾーのデザインが好きだったのですが、悲しいかな、イッセイの服はMでもかなり大きくて、全然着られませんでした。(値段的にも、バーゲンのときだけ、辛うじて手の届くものがある、という感じでした。その頃はまだ、鷲田清一のファッション論など、全然知りませんでした。)
ケンゾーの色は、それまで見たこともない色でした。着るには派手でしたが、見てる分には楽しかったですね。

その後はもう、群雄割拠、いろんなデザイナーがいました。記憶に残っているのは、Jean-Paul Gaultier でしょうか。お客さんに対するメッセージを、と言われた彼は、「オレの服をきる勇気を持て!」と言ってました。こんな強気なデザイナー、初めて見ました!

オジサンが服の話なんて、おかしいですか? ま、たまにはいいことにしましょ!

そう言えば、話題のH&M。フランスには当然だいぶ前からあります。でも…… フランスで時に使っていたレナさんによれば、品質的にはユニクロに軍配が上がりそう。日本で売られているものはまだ見たことがないので、たしかなことは分かりませんが。

じゃあここまでお付き合い頂いたみなさまに、フランスの若い女の子のファッション情報をお届けしましょう。実はわたし、ここ見るの、嫌いじゃないんです。(今年は紫らしいです!・画像)


この中の、mademoiZelle TV というところに入ると、彼女らのナマの声が聴けます。ちょっと面白いです。

では今週も、楽しくいまいりましょう!