2009年8月17日月曜日

放射エネルギー


13日のブログの内容について、白水社からクレームが来てしまいました。団地の盆踊りで売ったビールは、「47杯」ではなく、「470杯」であると!! さすが、クレームのポイントが白水社です(?)。お詫びして、訂正いたします!

さて、今日は気の置けない友人たちと1日遊び、いい1日でした。そして夕方からは、左右社の若手編集者も加わり、半ば仕事の話でも盛り上がりました。なんだかもう、遊びと仕事の境界がチョーアイマイ。ま、それはむしろ望ましいことでもあるんですが。

その編集者が今日届けてくれたのは、封書の束。実は『東京詩』では、約50の詩を引用させてもらっているのですが、まだ著作権が切れていない場合は、当然、引用する許可を著作権者にもらわなければなりません。封書は、左右社が手配してくれた「許諾をお願いする手紙」への返信で、ありがたいことに、お願いした全員(1人だけまだ返信なし)に許可を頂くことができました。

『東京詩』という本は、はっきり言って、わたしの書いた部分などどうでもよくて、引用された詩を味わって頂ければ、それが1番。わたしが少しでも役に立ったとしたら、それは、とりあえず詩を探してきた、ということくらいです。そういう意味で、全員に許可してもらって、ほんとにホッとしています。詩人のみなさん、著作権者のみなさんに、感謝。

そしてそうした詩人の1人に、あの鈴木志郎康さんがいらっしゃるのですが、今、彼の展覧会が開かれています。


詩は「意味」なのか? 「音」なのか? 「音楽性」なのか? 鈴木さんの詩が登場したことで、詩を「放射エネルギー」においてとらえる、という感覚が生じたと言われています。ああ、たしかに!