2010年1月25日月曜日

上寿司は700円



今日の東京は暖かく、いい日和でした。だいぶ陽も伸びて、それはなんとなく嬉しくなる自然現象ではあります。

で今日は、「ナミの恋する東京日記」の収録日でした。朝10時から3時まで。いつもの通りNHKの中のスタジオでの作業でした。で……

昼食は(と、すぐ食べ物の話になって恐縮です!)、NHK内の社員食堂。ここで食べるのは1年半ぶり。編集などを担当してくれているナオコさん、レナさん、そしてわたしの3人は、みんな仲良く上寿司・お吸い物付き(700円)。チーフのケンちゃんだけは、変わり揚げ定食・みかん付きです。

社食で700円というのは、やや高いのかもしれません。(まあ、今日はごちそうになったんですが。)でも、ちゃんと人が握ってくれるんです、機械じゃなくて。わりにスーパーの寿司を食べる機会が多いわたしの場合、その違いは嬉しいものでした。やっぱり、人が握ってくれたもののほうが、ずっといい感じですね。

その後スタジオに戻り、みなさんが再開前の打ち合わせしている間、わたしは録音の技術さんとちょっとおしゃべり。話は、NHKで使われているスピーカーに。

なんでも、現在使われているスピーカーを導入する際、その選定には3年もかかったとか。数十社の中から、まずメンテナンスや生産体制などがしっかりしているメーカーを選び、その上で、何回も何回もブラインド・テストを重ねたのだそうです。その時は、その日スピーカーを運び込んできたトラックと出会わないように、通常の駐車場には行かないようにまでしたと言います。ほら、たとえばトラックに「○×音響」なんて書いてあったら、ああ今日はあそこのメーカーのスピーカーか、と分かってしまうからです。う~ん、厳密です。

で、無事収録も終わり。その後は、ちょっと隣のスタジオに顔を出しました。というのも、そこでは中級編の収録が行われていたからです。ご担当は、澤田直先生です。

初級編がおちゃらけている(!)のに控え、中級編はとても知的で、格調高い番組になっているようでした。金曜日が楽しみですね!

それからもう1つ。NHK宛で時々お便りを頂くのですが(Merci !)、今日頂いていた中に、「ナミパリ」から勉強して、なんと仏検準2級の口頭試問までたどりついたという方がいらっしゃいました。これはねえ……すごいです。準2級といえば、大学のフランス文学科が1つの目安とするレベルです。もちろん、ご自身で相当お勉強しなければ、これはあり得ないことなのですが、まあほんの少しでもお役に立てたなら、とても嬉しいことです。ありがとうございました!

というわけなんですが、また来週早々には収録があります。さ、準備準備!