2010年3月10日水曜日

盛りだくさん!


昨日3月9日は、色々盛りだくさんな日でした。

まずは朝、今週の収録のため渋谷へ。で、いつもの打ち合わせ中にアキ子さんから連絡があり、懸案だったEmeline Michel の著作権の問題がクリアーできそうなことが判明! よかったよかった。というわけで、予定していた「さしかえ」の収録はしなくていいことに。ま、どちらにしても、この(「さしかえ」ように準備した)曲も、いずれはは登場してもらいますけど。

で、実は今日は、ナオコさんのOO回目の誕生日。Mes Félicitations !  というわけで、ケンちゃんのイキな計らいで、1F 食堂でプチお祝い会 Be ever wonderful in your own sweet way!

(そして食堂には、膝までの和服をきた「大五郎」のような子供たち、そして帯刀したちょんまげの野武士たちがわらわらと。なんだかタイムスリップしたみたい。で、レナさんがわたしに訊きます、「あの人たち、サムライ?」 んん、多分!)

で午後にも予定通り収録を続行していると、今度はマユミさんが到着し、ナオコさんにお花を。麗しい光景です!

4時過ぎには今日の収録を終え、冷たい雨の中の中を渋谷駅に向かい、わたしはここから東京駅で開催中の「地球に生きる女性たち ー ティトゥアン・ラマズー展」へ。

http://www.gyokochika.com/event/event.html

ここに写真が何枚か;

http://www.geo.fr/photos/reportages-geo/femmes-du-monde-de-titouan-lamazou

このLamazou というモロッコ生まれの写真家は、ヨットで世界を回り、各地の女性たちを撮り続けてきた人です、ダルフールの難民から、北京の少女ロックバンドまで。で彼は、絵も描きます。

http://ja-jp.facebook.com/group.php?v=photos&gid=190324415499

この展覧はレナさんに教えられたのですが、無料なので、東京駅近くをお通りになったときは、ぜひ。なかなか見ごたえがあります。

それから新丸ビル地下で、桜エビと春菊のお茶漬け(750円。うまし)を食べ、ついに本日のメイン・イベント、青山ブック・センターでのトークイベントのため六本木に向かいます。

そして六本木で外に出ると、雨は雪に変わっていました。足早に会場へ。ところが……

な~んか様子が変。イベント自体はありそうなのに、何かが…… で、恐る恐る確認すると、

「管啓次郎さんと林巧さんのイベント? ああ、それはここじゃなくて、青山の本店ですよ」

! やっちゃいました。わたしはなぜか、ABCと聞いたとたんに六本木店だと思い込み、よく確かめもしなかったのでした。バカですね~ で降りしきる雪の中、今度は青山店に急ぎます。

でなんとか、10分遅れくらいで到着。みんな、いい感じで集中して聞いています。で、その様子はこちら;

http://monpaysnatal.blogspot.com/

わたしから言えることといえば、とにかく、『斜線の旅』は刺激的であること。高い凝集度の文体で、無論そういうものとして成立しているわけです。が、別の角度から言えば、これは管さんの「旅の土産話」だと言えなくもないわけです。読者としては、そういう気持ちの開き方で向き合うと、すっと色々なことがらや見方や感じ方が入ってきて、それが刺激的な経験になるわけです。ぜひ!

で林さんのほうも、実にたくさんの著作があるのですが、今回のイベントに関連するのは;

http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2645084

そして林さんは「おばけ」の専門家(?)でもいらして……(to be continued !)