2010年5月1日土曜日

Shibuya へ


さあ5月! 新緑の緑は、地上で最も美しい色の一つでしょう。
今年もまたその季節が巡ってきています。
そして今日は土曜日、いつもの収録にNHKに行ってきました。

収録開始は1:30だったのですが、わたしは一人で先に行き、
NHKの社員食堂でお昼御飯。
で、見晴らしのいい5階の食堂(通称「5ショク」)に行ってみると…… 
ものすごい混雑! しかも食べているのは、子供やら家族連れやらです。
聞けは今日は、一般開放しているとのこと。なるほどねえ。

で方針を変えて1階の食堂に行ってみると、よかった、開いてました。
(土日は、基本どちらかしか開いてないみたい。)
読みかけの文庫を読みながら、いつもの「上すし」をいただきました。
やっぱり、700円なら安いです。

この「上すし」、特徴の1つはサビがかなり効いていること。
にもかかわらず、わたしの次のお客さんは、サビ多め! 
と頼んでいました、大丈夫でしょうか!?

そして収録開始。が、昨日の晩カラオケに行き、
今日の午前中授業があったというレナさんは、イマイチ声に力がない感じ。
(もう何十回も一緒に収録しているので、声の「圧」のちがいが、
わりとはっきり感じられるのです。)で、休憩を多めにとったりしていると、
さすがに若いので、エンジンがかかってきました。
で、無事予定通り収録終了です。

ところで、収録の合間に、ちょっとケンちゃんとおしゃべりしたのですが……
現場のリーダーである彼は、文学部出身です。
彼はとても優秀な人ですから、もし望むなら、法学部にでも行って、
官僚を目指すこともできたはずです。でも彼は、そうしませんでした。

「勉強は好きだったんです。でも、高校時代、
あんまり好きじゃないことをさせられて、
大学では、好きな勉強をしたかったんです」

そして好きな勉強は、専門であるチョムスキーに辿りついた、
ということなんでしょう。まあわたしなんかが言ってもしょーがないですが、
とってもしっくりくる話です。それにしても、
ケンちゃんといい、大学の若旦那・波戸岡さんといい、
まったく近頃の若いもんの優秀さには、頭が下がります。

収録は、ケンちゃんと、やはり若くて優秀なナオコさん、レナさん、そしてわたし、
この4人(+その日の担当の技術さん)で行っています。
CD 担当のマユミさんや、チーフのユキさんが、
おやつを持って応援に来てくれることもあります。
というわけで、「まいにちフランス語」は、とても幸福な番組です。

語学が中心なのは言うまでもありませんが、こうした雰囲気が、
リスナーのみなさんに伝わればいいのですが。

さて明日は日曜日です。みなさんのご予定やいかに?