2010年8月27日金曜日

Château d'Eau

シャトー・ドーの駅は、すでに触れた通り、
Mokobé の Beyoncé Coulibaly に登場します。
Coulibaly というのは、いわばマリの「鈴木」に当たる感じ?

http://www.youtube.com/watch?v=ZcBEedFhbVQ  ←1 分52秒あたり

駅の場所は、サン・ドニ駅と東駅のちょうど真ん中あたり。
その道はセバストポール大通り。こんな感じ;


そしてこの道とシャトー・ドー通りが交差するところが、
シャトー・ドーの駅です;


そしてこのあたり、まさにビデオ通り、
美容院やらウィッグ屋さんやらネイル・サロンなどがひしめきあい、
しかも、用心棒兼客引きのお兄さんが立っています;




時間を追って増えてきて、わたしも2回ほど、
「ヘイヘイ、写真はダメよ!」と言われました。

これはセバストポール大通りに面した、ひときわ目立つ店;


気になる張り紙、「ナディアはここに。」(Mais c'est qui ?)


黒人女性の間でも、ストレート・ヘアーが流行っているのでしょうか?
(ビヨンセに憧れてるクーリバリーさんは、金髪でストレートですね。)


ちなみに、セバストポール大通りと並行しているサンドニ通りはこんな感じ;


そしてすぐ近くには、インド人街であるパッサージュ・ブラディ。
かけたタイルも、なんとかそう読めます;


ここは安いです;

そして東駅近くには、小さな旅行会社が。


行き先は……


キンシャサ、アビジャン、ポルトープランス……

そして東駅前のサン・ローラン教会の前には、物乞いする人たちが。


そういえばモスクの周りにも、物乞いする人は多くいました。
ただしイスラムの場合、喜捨は義務であり、
一方喜捨を受けることは、相手に善行をする機会を与えているという意味で、
それ自体も善行とさえ言えるとか。

今の日本では、失われた風景かも知れません。