2011年3月31日木曜日

東電のカネ


20年来の友人が、こんな記事を書いてます;

「東電のカネに汚染した東大に騙されるな!」
http://www.insightnow.jp/article/6430?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

無論、東大の工学研究科全教員が信用ならない、とは思わないけれど、
長崎大学の話は、2002年。最近ですねえ。

第1回


というわけで、午後10時過ぎに関西から戻り、
無事第1回の放送を見ることができました。
さあ、見てくださったみなさんは、どんな印象を持たれたでしょうか?

多分まちがいない(とわたしが信じる)ところでは、
・トモカさんがとっても可愛い
・ジャニックさんがとってもステキ
・ミレイユがとってもエキサイテシング
・メディがとってもフレンドリー
ですが、これは異論ないですね?(あ、やっぱりね!)

それ以外でも、
(今日はまだほんの序の口でしたが、)
スキットもどんどん具体例が増えて盛り上がりますし、
Toc ! Toc ! のコーナーもいいネタが仕込まれています。
また、2~3 週には、それぞれ別の企画があり、
これも充実した内容です。

どうぞ、来週も見てくださいね!
(はい? 今週見逃した? そんなあなたは、
来週の水曜、午後13:30、再放送があります。)

2011年3月27日日曜日

Chat Noir

「ふらんす」4 月号のことを書いた時、
後で付け加えるつもりで忘れていたのが、
レナさんと対談しなはった福島せんせのサイトだんねん;

http://chat--noir.com/j/

福島せんせと初めて会ったんは、
あれはたしか上野の、いい感じにうら寂れはったライブ会場やったなあ。
せんせは、えらいイカシタシャツをお召しでなあ、
掃きだめにツル言うんやろね、
もうピカッとしてはったで……

というわけで、レナさんとの対談、ぜひ!
「ふらんす」4 月号です!(必ずモトとれます!)

2011年3月26日土曜日

A Osaka


明治大学の授業開始日が、5月にずれ込むと書きましたが、
それだけではなく、いつもなら1年間お世話になる冊子シラバスが、
今年は作れないようです。震災の影響です。

「日本製紙の工場と、周辺の被災状況」
http://shinyousha.com/shinsai/2011/03/nihonseishi.html

ほんとに、言葉がありません。

         ◆

さっき、「めざまし土曜日」にメディが出てました!
(「テレビでフランス語」の仲間です。アルジェリア系フランス人です。)
いつも通り元気でしたが、
彼が英語をしゃべっているのは初めて見ました。
仏、日、西、そしてアラビア語ができるのは知ってましたが。
彼が、道行く外国人にインタビューするわけですけど、
なるほどこれなら重宝されるわけです。
いい子だしね!

         ◆

明日から4日ほど、大阪に行ってきます。
(その間、ちょっと更新をお休みするかも。)
でも30日の水曜日には帰ってきて、
「テレビでフランス語」第1回を、自宅で見る予定。
一緒に見ましょうね! 
(テキストも好評発売中!)

2011年3月25日金曜日

もっと


東京でのガソリン事情は、
少なくともわたしの近所では、だいぶ改善されました。
(まだ休業中のスタンドも少ないないですけど。)
このところほとんどクルマは使っていなかったのですが、
これで少しは使えそうです。
でもそんなことより、とにかく、東北のガソリン事情をなんとかするのが先です。
でも新聞などによれば、やっぱり問題は「道」のよう。
幹線道路は復旧が進んでいますが、
町へと続く道がまだまだで…… とありました。
なんとか早く、往き来のできる道と、そのための燃料が届くように。

そして食糧も、未だにまったく足りていない、
量的に足りているところでも、おにぎりとパンばかり、
という記事もあります。
「ぜいたくは言えない」とおっしゃる避難民の方もいらっしゃいますが、
全然そんなことないでしょう。
もちろん、なかなか風呂にも入れず。
このところ、避難所の体験ルポがいくつか載りましたが、
かなりきびしい。寒い。
これもまた、燃料の問題と関係あります。

東京、というか関東では、水道水の汚染が話題になっています。
わたし自身は、大人だし、気になりません。
今朝の紅茶もフツーに水道水だし。(当たり前!)
でもねえ、生まれたての赤ちゃんなんかの場合だと、
ちょっと気になります。
基準値は超えていても、「乳児が1トン飲んでも大丈夫」なレベルだと言います。
きっとそうなんでしょう。
でも、ミルクだけを飲んでる赤ちゃん、
おっぱいだけを飲んでる赤ちゃんの場合、
まったく気にならないとは言えません。
拡大しなこと、つまり、原発が落ち着くことを祈ります。

東京での生活は、停電などもあって普段とは違うけれど、問題ありません。
もっともっと、東北に力を集中して欲しいと思います。

2011年3月23日水曜日

「ふらんす」4月号


雑誌「ふらんす」4 月号、発売されたようです。
このフランス語スターター特集号を見ると、
ああ、春になったんだなあ、
と思います。

巻頭には、福島祥行さんとレナさんの対談。
スターターだけでなく、中級を目指すあなたもきっと役立つ勉強法が、
実践的に紹介されています。
福島さんは、とってもおしゃれ❤な先生です。

フランス人の手書き文字って、
なかなか読みにくいものですが、
「なんて書いてある? フランス語の書き文字いろいろ」では、
そのへんに焦点を当てて、
これも豊富な具体例で説明してくれています。
ナゾナゾみたい!?
またここには、最新の略字なんかも紹介されていて、
おもしろいです。

4月からの新連載としては、
ブリジット・アリューさんの「俳句」コーナーや、
「マリの色 マリの音」などが、わたしは特に惹かれます。
後者は、マリ在住の音楽プロデューサーによる記事。
これからも、いろいろ発見がありそうです!

2011年3月21日月曜日

詩想レジスタンス、中止のお知らせ


3月2日にここでご紹介した、
「ささやきの詩想レジスタンス」。
今日、今年は中止する旨の連絡を受けました。

パフォーマーの方たちは、すでにフランスから到着していらっしゃるらしいのですが、
そしてスタッフの方たちは、ずいぶん前から、
さまざまに心を砕いておられたので、
ほんとうに、苦渋の決断だったろうと思いますが、
今はあまりにも特別な時期なので、他に選択肢はなかったのでしょう。
楽しみにしてくださっていた方には、申し訳ありませんでした。
わたしもとても残念ですが、
来年以降、いつかまた機会が巡ってくることを、願っています。

2011年3月17日木曜日

『フラ語ボキャブラ』 on sale


『フラ語ボキャブラ 単語王とはおこがましい!』
ついにアマゾン&本屋さんで発売開始されました。

今回は、CD 2 枚を付け、
すべての単語&例文を見直し、
さらに40語ほど増やして1511語とし、
明らかに強力になっています。

CD は、
日本語 → フランス語 の順で読まれ、
男性名詞はドゥテさんが、
女性名詞はレナさんが、
冠詞付きで発音してくれていますので、
「これは男性の声だったから……」
という感じで、名詞の性別を覚えていただけると思います。
もちろん冠詞の部分では、男性か女性か分かるわけです。
ちなみに日本語は不肖わたしが担当しています。

今回の1900円(本体)というのは、
フラ語シリーズでは1番高いのですが、
「CD 2 枚&258ページ」なので、
これは白水社が泣いてくださっていると思われます。
フラ語シリーズは、
リーズナブルで楽しくてすっきりした内容、
を心掛けてきたので、その辺を汲んでいただけたのだと思っています。
白水社に、感謝……

装幀も、可愛い❤です。これはいつもながら、カオリンに感謝。

今アマゾンを見てみたら、
もう買ってくださった方がいらっしゃるみたい。
ありがたいことです……

みなさんが、楽しんでベンキョーしてくださって、
大げさに言うなら、
少しでも、世界が広がったと感じて下さったら、と願っています。
よろしければ、可愛がってくださいませ❤

2011年3月15日火曜日

早く

サッカーなんかしてていいのか、と自問するJ リーガー。
野球なんかしてる場合じゃない、と言い切る日本球界のエース。

もちろん、彼らは一流のプロ選手であり、
見せることが仕事なのだから、
彼らにはサッカーを、野球をしていて欲しいのだ、
ということはできます。そして実際、そう思います。

彼ら自身も、それには気づいているでしょう。でも、
気づいていてもなお、
自問がやってきてしまうのでしょう。
東北の映像と、増え続ける数字の前で。

そしてそれは、実は一流であるかどうかは関係なくて、
多くの人が感じていることなのかもしれません。
日本は豊かな国と言われてきましたが、
地震から5 日経っても、未だに毛布や食糧が完全に不足しているなんて。

報道されない、多くの困難があるはずです。
早く早く、物資が届きますように。

2011年3月14日月曜日

フランコフォニー祭中止

日仏学院によると、
318日から20日まで開催予定だったフランコフォニー祭、
すべて中止だそうです。
残念ですが、今回は仕方ないですね。
これからも、色々中止が相次ぎそう……

今日は、大学で予定されていた業務が急遽中止になり、
なんだか、ずいぶんたくさんテレビを見てしまいました。
見始めると、離れられなくなります。

それにしても、これだけ見ても、
今だに色々なことの実際が見えてきません。
ただ、避難している方々は本当に大変そう。
せめて食糧と水と電気だけでも、十分供給されるといいんですが。

リスタートできる日が近いことを、願わずにいられません。

スリーマイル島より

大変な状況が続いています。
被災地の映像、避難所の様子、心が痛みます。

友人から、東京都日野市の放射能レベルを表示するサイトを
教えてもらいました;

http://park18.wakwak.com/~weather/geiger_index.html

「通常、グラフの値が25から30くらいまでは、
自然界で検出されるガンマ線のレベルです。
50とか100とかまでグラフが上がったら、
大気中に放射能を持つ物質が含まれていると想定されます」

とのことです。

また、被爆防止について;

http://blog.goo.ne.jp/daizusensei/e/f11025de1471ff024a19e3c5527144b7?fm=rss

なんと、スリーマイル島の規模を上回る事故だとは……


そして今日からは計画停電が始まります。
ことが電気だけに、影響は大きいでしょう。
特に電車は。ということはクルマも。
(もちろん、協力するのはやぶさかじゃありませんが。)

厳しい日々が続きそうですが、
なんとか元気にいきましょう。

2011年3月13日日曜日

無事を

色々状況が分かるにつれ、
だんだん苦しくなってきます。
まだ信じられない思いです。
テレビの映像を見るたび、慄然とします。
被災された方々には、言葉もありません。
お見舞い申し上げます。

それにしても、原発。
ともかく今は、事故が最小限におさまることを。

2011年3月12日土曜日

with you


大変なことになりました。
一夜明けた今日も、いくつか不安なニュースが伝えられています。
被災なさった方々には、心からお見舞い申し上げます。

昨日は都内でも、「帰宅難民」が大量発生したようでした。
実はわたしもその一人で、
夜11時ごろ、やっと運転再開した電車に乗り、渋谷を出発。
その後も、ゆっくり走る各駅停車に揺られ、
最後は1駅分20分ほど歩き、1時頃帰宅しました。
タクシーは、100人くらい並んでいました。

帰宅後に状況を知るにつれ、
自分が、まだマシなほうだったことが分かってきました。
昨日の夜は寒かったし。

どうぞ、みなさん、お気をつけて。

2011年3月10日木曜日

日比谷焼打ち事件


学生の頃はそれなりに読んだ文芸誌、
最近は読む機会がだいぶ減っていますが、
そんな中、今週発売された「文学界」の4月号は、
なかなかお買い得感があります。

上の画像から分かる通り、
ばななさんの小説があり、
内田樹さんの「最終講義」があり、
柄谷×山口の対談があります。

ばななさんの小説はまだ読んでませんが、
もうすでに元とった感があります。というのも、
たとえば対談のほうで言えば……

日本の民主主義というと、「大正デモクラシー」から、という話になるけれど、
実はこの「大正~」そのものが、
日露戦争後の、賠償金もっとよこせ! という、
日比谷焼打ち事件から始まっていることに、注目すべきだ。
それは19世紀末、資本主義に行き詰まったヨーロッパが、
新たな労働者(にして消費者である人たち)を求めて国外へ向かったことと、
相似形をなしているからだ。
そしてその前提には、グローバリズムとは、結局、
弱者をこちらの土俵に引っ張り込んで搾取すること、
つまり新植民地主義にほかならない、という認識がある。

決してこの通りに書いてあるわけじゃないのですが、
わたしの関心を中心に切り張りすると、まあこんな感じです。
『東京詩』に関して調べている時も、
日比谷焼打ち事件の影響の大きさを感じていました。

そして!
この4月号の冒頭には、木坂さんの新作詩が。
じ~んと、感動しました。

これで950円。安い!

2011年3月8日火曜日

天国まで2文字


しばらく前に、ミョーに暖かい日があったので、
気分的には「春」なんですが、
なかなか春らしい陽気になってくれません。
東京は雪降ったしね。

そして昨日今日、家にいて地道に仕事をこなしていました。
はっきりした量は分からないけれど、
感覚的には「そこそこやってる」感があるので、
まあさぼってはいないのでしょう。

その中に、「フランスのことわざ」についての仕事があって、
1つおもしろいセリフを見つけました。

Ajoutez deux lettres à Paris : c'est le paradis. 

(パリに2文字つけ加えてみろ、ほら、天国だ。)

う~ん、なるほどね。Paris と paradis は2 文字違いです!

こういうのって、気づいちゃえばなんでもないんだけど、
実際はなかなか気づかないんですよねえ。

2011年3月3日木曜日

Restons calmes.

茂木さんは、NHKの喫茶部でPC に向かってらっしゃる所を、
お見かけしたことがあります。

「拝啓 京都大学の自由な学風にはいつも尊敬の念を抱いてきました。
今回の受験生に対する貴学の対応は、その伝統を踏みにじるものと考えます。
特定できた段階で、警察への被害届けをただちに取り下げるべきであると考えます。
これからも自由な学風を保ってくださいますよう。
脳科学者 茂木健一郎」

たとえば大学入試の試験中に、
カンニング・ペーパーを使っていた受験生がいたとして、
もちろんその受験生は不合格ですが、
大学は彼/彼女を、警察に引き渡すべきでしょうか?
そんなはずないですね。

それがなぜ、こうも大騒ぎになるのか。
その理由は、「ネット」が絡んでいるから、以外に見当たりません。
「ネット」、ないし進み続ける技術への、根本的な違和感、無自覚な嫌悪……
わたしには、19歳の子の、たわいない思いつきに見えるんですけどねえ。
カンニング・ペーパーだったら、ここまで大騒ぎにはならなかったでしょう。

また、多くの方が指摘しているように、
大新聞の1面トップ記事が、「1受験生のカンニング」ってどうでしょう?
これってリビア情勢より重要?

「人として許せない」なんて、テレビのインタビューに答えている受験生、
彼も、どこかで、そういう答えが期待されているのを感じているように思えます。
そんな、「人として」なんてほどのものだなんて、彼も思ってるはずないです。

まだ19歳、将来のある子です。

2011年3月2日水曜日

ささやきの詩想レジスタンス


3月、といえば……
桜! ですね?
まだ今日は寒かったけど、
桜の固い芽は、じっとその時を夢想しているのでしょう。

そして、待望のこれです。
とにかく、ご覧になってください!

http://www.youtube.com/watch?v=XszKCL613f4

なんともおもしろい試みですねえ。
これ、幸運にもわたしも参加させてもらっています。

http://www.kaze-net.org/sakura

企画もすごいけど、
実現させちゃう実行力もすごいですね。
日本中でやるわけなので、
そういう風に経験が重なっていくのも、
ちょっとしびれます。

カレンダーはこちら;

http://www.kaze-net.org/repertory_2011

そうです、『これからの人生』を上演する、あの「風」です!

2011年3月1日火曜日

Leïla Bekhti 賛


ついこの前、『きらきらしてる』Tout ce qui brille.
のことを書きましたが、
やりました、主演のLeïla Bekhti が、
 le César du Meilleur Espoir Féminin を受賞しました!
感動的な受賞シーンはこちらです;

http://www.paperblog.fr/4206215/video-leila-bekhti-cesar-2011-video-ceremonie-des-cesar-2011/

これで、日本公開の可能性も、
若干は高まったんでしょうか?
そう希望します!

ちなみに、彼女の着ているサン・ローランのドレスについては、
こんな記事があります;

http://fr.news.yahoo.com/45/20110227/ten-leila-beklti-elle-parle-de-son-decol-a4307fe_1.html

なんだか、ういういしいですね!

前回も書きましたが、『パリ・ジュテーム』の「セーヌ河岸」なら、
彼女の姿を日本版で見られます。
(ヘジャブ被ってますけど!)