2011年5月31日火曜日

業務連絡(東京詩)


「東京詩」ゼミでは定番の宿題にしました。
まずはこの詩を読んでみてください。

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感情的な唄        岩田宏

学生がきらいだ
糊やポリエチレンや酒やバックル
かれらの為替や現金封筒がきらいだ
備えつけのペンや
大理石に埋ったインクは好きだ
ポスターが好きだ好きだ

極端な曲線
三輪車にまたがった頬の赤い子供はきらいだ
痔の特効薬が
こたつやぐらが
井戸が旗が会議がきらいだ
邦文タイプとワニスと鉛筆
ホチキスとホステスとホールダー
楷書と会社と掃除と草書みんなきらいだ
脱糞と脱税と駝鳥と駄菓子と打楽器
背の低い煙草屋の主人とその妻みんな好きだ
バス停留所が好きだ好きだ好きだ
元特高の
古本屋が好きだ着流しの批評家はきらいだ
かれらの鼻
あるいはホクロ
あるいは赤い疣あるいは白い瘤
または絆創膏や人面疽がきらいだ
今にも泣き出しそうな教授先生が好きだ
今にも笑い出しそうな将軍閣下はきらいだ
適当な鼓笛隊
正真正銘の提燈行列がきらいだきらいだ
午前十一時にぼくの詩集をぱらぱらめくり
買わずに本屋を出て与太を書きとばす新聞社の主筆がきらいだ
やきめしは好きだ泣き虫も好きだ建増しはきらいだ
猿や豚は好きだ
指も。

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岩田宏の代表作、「感情的な唄」です。
今回の宿題は、「わたしの感情的な唄」を書くこと。
これ、けっこう楽しいです。
この形式をそのまま踏襲するのが条件なので、
かえって書きやすいでしょう。

そういえば今日の授業で、「映像」「音」「意味」の話をしましたね。
そんなことも意識しながら、just try !
(ただし今回に限り、提出は次回の授業時にしましょう。)

2011年5月30日月曜日

398円

昨日食べ物のことを書いたので、
こうなったらついでにもう1丁!

カレーといえば、
新宿のサムラートがお気に入りだと、以前ここで書きました。
サムラートって、チェーン展開してるんですが、
なぜか渋谷、六本木、上野、
どこも新宿店ほどではなかったのでした。
それはともかく。

下北沢には、スープカレーのマジックスパイスがあります。
白水社のカレー部の人とここに行き、
喉が焼けついた記憶があります。

そしてこのマジックスパイス、レトルト・カレーも出ています。
レトルトは、おいしいものが少ないけれど、
このマジックスパスのものだけは、
おいしいです。
レトルトとしては高い398円。(近所のスーパーで。)
それに、どこでも売ってるわけじゃないのがちょっと不便ですが、
いったん見つけてしまえばこっちのものです。

今日は、昼に雨が降ってたので、
このマジックスパイス・レトルトを食べました。
やっぱりおいしかったです。
辛さの調節もできて、
1番ホットにするとこれはかなり来ます。

(でもね、わたしは決してグルメではないので、
あんまり信じないほうがいいかも!?)

2011年5月29日日曜日

メレンゲと枝豆


メレンゲというお菓子があって、
ケーキなどに比べると軽い存在ではあるものの、
ときにはおいしいものに出会うこともあります。

渋谷の東急本店前に、VIRON というパティスリがあります。
(もちろん渋谷だけではありませんが。)
その店のフランボワーズのメレンゲは、
なかなかおいしい❤色もかわいいし。
どうも有名店のようなのですが、
わたしは、先日NHKのスタッフに教えてもらうまで知りませんでした。
1袋500円ちょっとだし、小さなお土産にはグッドですね。

そして今日は、今年初めて、枝豆を買って茹でてみました。
ああ、すっきりしてて、さわやかで、ほんのり甘い……
枝豆は、いいですねえ。

最近、茶豆というものも見かけますが、
わたしとしては、枝豆のほうが好きです。
これからしばらくは、枝豆の季節ですね。
ちょっと嬉しいです!

UP


先日、ジュンク堂池袋店で開催された
「鹿島茂さん&堀江敏幸さんトークイベント」
白水社(宣伝部)が太っ腹で見せてくれています、タダで!

http://www.hakusuisha.co.jp/news/2011/05/post_326.html

これはいいですね!

そういえば堀江さんの新刊『なずな』、
週刊文春の今週号にも書評がありますが、
これは愛らしい赤ちゃん、なずなちゃんをめぐる、やさしく静かな物語です。
イクメン、なんていうと軽くなってしまいますが、
それが構図となっています。
今、3.11の後に読んで、ああ、と思う小説です。

2011年5月27日金曜日

「脱原発への道」


なんとなんと、東京も梅雨入りだそうですね。
今年はまだ、ちゃんと「五月晴れ」を味わってないような……

今週の月曜日に行われた
「参議院・脱原発への道」の中継録画が、ここにあります;

http://www.ustream.tv/recorded/14906087

これ、なかなかの長尺ですが、いったん見始めると引き込まれます。
(最初の16分だけでも、なかなかです。)

明日は土曜日ですね。
この週末は、いくつか仕事を片付ける予定です。(あくまで予定ですけど。)
がんばります!

2011年5月26日木曜日

le latin


今日は、大学内の書籍部(丸善)の人とダベルうち、
彼が大学&大学院でラテン語をやっていたこと、
また第2外国語でフランス語もかなりやったことが判明し、
色々盛り上がりました。

実はわたしも学生時代、ラテン語の授業を取りはしたのですが、
まったくだらしないことに、たしか7月くらいに脱落してしまったのでした。
卒業とは関係ない単位だったので、
やはり「どうしても」というところがなくて……

「忘れもしない、未来形の受動態の活用形が出てきた時でしたよ。
ああ、これも活用形覚えるのか、と思ったら、なんか切れちゃって」
「わかります。あのへんが、1つの山なんです」
「あ、やっぱり山だったの?」
「そうなんです。脱落ポイントです。ただ、そこを乗り越えると」
「乗り越えると?」
「第2の山がくるんです。接続法です」
「あら。ということは……」
「接続法の活用形が、また1通りあるんです」

ああ、やっぱりわたしにはムリだったのかも(涙)

それから、彼が好きだというクセジュ文庫の話、
プルターク(プルタルコス・画像)の『英雄伝』は面白いという話、
それから……

「なんでラテン語なんかって、よく言われるんですけどね、
すっごく遠い人と話してる感じがいいんですよ。
すっごく遠い人が、すっごく近く感じる時が」

ああ、古典が好きな人って、こういう感じなんでしょうか。
それからクセジュつながりで新書の話になり、

「先週本屋さんで、なんだか目立つ新刊があって、
ついジャケ買いしちゃったんですけど、
あとから著者名見て、ああ、なんだ管先生だったって」
「『野生哲学』?」
「それです」

おお、プロが見ても目立つんですね!

楽しい午後のひと時でした。

1936


第8回目の放送、いかがでしたか?
aimer はねえ、慣れるまで発音したおさないと、
頭で理解してもなかなか口から出ませんね。

それからaimer は、否定形も重要。
関連項目が、そのうち番組でも出てきますが、
勉強中のあなたは、どうぞ紙に書いて、それから声に出してみてください。
ちなみに ne は、すべてエリジオンします!

ところで、
1936年…… とジャニックさんが言ってましたね、
フランスで有給休暇が認められた年として。
その時期、大きな社会の変化があった、とも。

1936年というのは、大きく言えば、
まず「大戦間」に含まれると考えるべきなんでしょう。
フランスは、第1次大戦のあと、失われた男性労働力を補うために、
ヨーロッパ諸国から移民を迎え入れました。
ただそれでも足りず、
フランスの女性たちが、社会に出ることになったのも、この時期です。
(これはまあ20年代が中心でしょうけれど。)

フランスにおける女性の社会進出については、
『なぜフランスでは子どもが増えるのか』という新書が、
リアルな「現場報告」をしてくれています。
副題には、「フランス女性のライフスタイル」とあり、
看板に偽りはありません。
ただこの本、現状報告だけでなく、「ここまでの経緯」もうまく整理されていて、
勉強になります。

……そして明日は1限から授業です。
では、Bonne nuit !

2011年5月23日月曜日

『野生哲学』登場


最近、自宅のわりと近くにけっこう大きな丸善ができ、
やれ嬉しや、という感じで覗きに行きます。

今日も、散歩がてらちょっと寄り、
新書新刊コーナーの前に立った時、
なんだかやけに目を引く装幀の本が1冊。

全然新書らしくなくて、激しい熱を発散してる感じです。
そう、多くのファンが長く待っていたという、
管啓次郎×小池桂一の<奇跡のコラボ>、
『野生哲学』です。
帯には、「人間がこの地球で生きるということ」とあります。

序文から引用してみます。なぜか、泣けてきます;

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アメリカスの大地に立って
 かれらアメリカスの先住民に対する関心は、ぼくにとって、ごく素朴なかたちではじまった。そのもとにあったのは、自分の実感としてのアメリカスの「大地の美しさ」だ。広大な大陸の深い森林、どこまでも続く草原と岩だらけの砂漠、長い海岸線とゆたかな河川、おびただしい湖。土地を作り上げるすべての植物たち。そしてそこに棲む野生動物たち。人の移動は点と点をむすぶかたちでしか果たされない以上、ぼくはこうしたすべての雄大な風景を、いつになってもほんのわずかに瞥見(べっけん)したにとどまっている。よく知っているといえることは何もないし、この短い生涯では、じゅうぶんよく知るようにはなれないだろう。
 それなのに、こうしていま、アメリカ・インディアンの邦(くに)への旅をはじめようとしている。そしてきみにも、その旅につきあってもらおうとしている。
 その動機としてあるのは、大地がいまも途方もなく美しく、その美しさによってのみ人は本当に生きる力を与えられるにちがいないという気持ちだ。そして大地の多様性に見合ったかたちで、各地で発明され実践されてきたライフ・スタイルの多様性はこのうえなく貴重であり、人は(地球上での自分の位置がどこであれ)そんな多様性そのものを忘れないように努力してゆかなくてはならないという考えだ。
(……)
 (……)この旅の予想される収穫は、ぼくらの現実の生活には、あまり役に立ちそうにない。でもこうして想像を運命づけられた旅を、じゅうぶんに果たしたとき、「世界」が、少しはちがって見えるはずだ。
 いうまでもないことだ。世界がちがって見えるようになるということ、世界が別のかたちで想像できるようになるということが、「旅」の唯一の定義であり、約束なのだから。そして世界がちがった姿で見えてくるとき、純粋に肉体的な、避けがたい反応として、きみの暮らしがむかう方向も、それまでの決まった道から、はじめはかすかに、しだいに大きく、それてゆくことになる。それは放浪のはじまり。それは荒れはてた、未知の地帯への転落。世界の地球化がそのまま生き方、考え方、感じ方の均一化につながらないよう、それぞれの土地で築き上げられたいた多様性を、いまのうちによく思いだすこと。忘れられないうちに。

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小池桂一さんの「太陽の男と大地の女」、
これも圧巻です。

新書だから、800円です。
お買い得、なんて言葉は、ほんとは似合わないんですけどね。
今年の収穫に数えられる本だと思います。

2011年5月22日日曜日

6 月号


「テレビでフランス語」6月号、発売されています。
今回の表紙の友香さん、特にキレイ❤です。
Ah, qu'est-ce qu'elle est belle !

そして動詞は、「ちょこっと変則 er動詞」&不規則動詞 aller (go )。

「パリは燃えているか?」も、絶賛連載中!(希望)
今回は「カデ地区」です。
あの映画とあの映画を見ておくと、ぐっと味わい深くなります(これも希望!)

どうぞ1冊と言わず何冊でも!

*明日の「はなまるカフェ」に、友香さんが出演されるそうです。

CM

時々見かけるフランス語のCM。
これですね;

http://www.tel.co.jp/beyond/tvcm/

これ、ヴァンサンさんですね。
(スキットのナレーターをやってくれています。)

溌剌


この土日は、おめでたいイベントで元気をもらい、
別の集まりでは静寂を感じました。(あいまいですみません!)

元気なほうでは、踊りあり、歌あり、
また参加している人たちも「元気溌剌!」なので、
ほんとに眩しかったです。
若いっていいな!(とオジサンの感想)

2011年5月19日木曜日

Le Festival de Cannes


カンヌ映画祭出品作品の、予告編一覧!

http://www.festival-cannes.fr/fr/trailers.html

そしてこんなスライドショーも。

http://jp.reuters.com/news/pictures/rpSlideshows?articleId=JPRTR2M94R#a=1

世界のスターに混じって、
フランスの俳優率、やや高いですね。

ail


大学が始まって、
明日で3週間が経とうとしています。
まだ3週目で、たとえばフランス語の授業では、
今日やっと être やavoir の否定形が出てきたところなのに、
もう明日は5月20日。
いまだにこのズレた感じに戸惑っています。
とはいえ、新しい学生たちと授業をしたり、
同僚たちとしゃべったりするのは、
なかなか楽しいです。

唐突ですが、みなさん、ニンニク( ail )好きですか?
餃子でもラーメンでも豚シャブのたれでもカツオのたたきでも、
それはニンニクなしでは、ちょっとねえ、物足りません。
しかも健康にもいいって言うし。

そのニンニクが、美容にもいいって話、聞いたことありますか?
いや、これは食べるんじゃなく、たとえば傷んだ爪に直接塗るんだそうです;

http://fr.pourelles.yahoo.com/bien-etre/les-surprenants-secrets-beaut%C3%A9-de-lail-blog-392-yahoo-pour-elles.html

試すことはできるけど、問題は、
やっぱりニオイですねえ……

2011年5月17日火曜日

東京新聞 ×2

電力は足りている! という記事。



「国策」は永遠なり?


2011年5月15日日曜日

「英語教育」6 月号


昨日発売になった「英語教育」6月号に、
短い文章を書かせてもらいました。
リレー・エッセイ、「世界を歩けばことわざにあたる」のフランス篇です。
パリにまつわるものを、少し集めてみました。
よろしければご覧ください。

2011年5月14日土曜日

『迷子の警察音楽隊』


昨日今日と、ここに書きこむことができなかったのですが、
なおったようです。

4月に、Prendre femme という映画のことを書いたとき、
主演のロニ・エルカベッツが出ている他の作品にちらっと触れました。
『迷子の警察音楽隊』、でしたね。
これは日本でも公開されたし、DVDも出ているので、
ご覧になった方も少なくないと思います。
面白い映画ですよね。
とりあえず予告篇を;

http://www.youtube.com/watch?v=bz_FB4B763Q

イスラエルに到着したエジプトの警察音楽隊。
つまり、ユダヤ国家に到着した、イスラム国家の警察官、ということになります。
もちろん彼らはまず「音楽家」なんですが、
大枠では、やはり警察組織の人たちです。

このビミョーさ。
これを映画からつかむのはなかなか難しい仕事です。
作品は、政治的問題を背後に押しやり、
人間的な交流に重点を置いているからです。
とはいえ、やはりこのビミョーさ抜きでは、
味わいは淡くなってしまうようです。

たとえば酒。
酒に対する反応も、ユダヤ側とイスラム側、
そしてそれぞれの世代間の差が表れています。
また、北アフリカ系のユダヤ人が、
ヨーロッパ系のユダヤ人とは異なる立場にいることも、
伝わってきます。
イスラエル人ロニは、エジプト映画が好きだと言っていますが、
これは、北アフリカへの親愛と言ってもいいのでしょう。

ロニ演じるディナは、
投げやりな印象を与える物腰の陰に、
深い寂しさ、そして人恋しさを隠しています。
ここではないどこかへの夢想も、
そうした感情の生んだものなのでしょう。
ロニは、いい演技をしていると思います。

そしてフランス語版の予告;

http://www.youtube.com/watch?v=fzpJf8Eonyw&feature=related

「文化のまったくない場所」に、La zone. という訳が当てられているのが、
ちょっと驚きでした。
zone は、「郊外」の意味で使われることもあるからです。

では最後に、ロニのインタビューを;

http://www.youtube.com/watch?v=HKZubXs3OtQ&feature=related

2011年5月11日水曜日

2 ヶ月

今日で2 ヶ月。

ふだん、週刊誌は週刊文春派なのですが、
先週は休刊だったため、珍しく週刊現代を買ってみました。
「原発マネーに群がった政治家・学者・マスコミ」
「福島の海を水俣にするな」
などの記事に混じり、伊集院静さんのコラムには、

(……)もういい加減、テレビでおかしなメッセージを何度も流すのをやめないか?
 ガンバロウ、ガンバロウって、何をガンバルンダ? 

という言葉がありました。
もちろん彼は、この上なくガンバッテいるに違いないのです。

そして今日買った文藝春秋には、NHK仙台のキャスターによる、
「『頑張れ』とは言わないで」
という記事と並び、
「被災地で子供たちが書いた作文」
「救けられた犬はぐっすり眠る」
がありました。

当然ながら、救済・復興は、まだほんの1歩踏み出したばかりです。
これからです。

名簿作り

まあほんとにどうでもいいことなんですが、
この時期、わたしたちは名簿を作ります。
作る、というのは、事務からメールされてくる学生名簿を、
自分用の、これも学校に用意されている手帳に張り付ける、という意味です。
で、今年も今日それをやったんですが――

エクセルでメールされてきた名簿をそのまま印刷したら、
手帳の幅より細くて、張り付けられないのです。
で、セルの高さを調節してみる気になりました。

もとが「14」だったので、試しに倍の「28」にしたら少し大きすぎる。
で「27」にしたらほぼいいのだけれど、
なにしろ名簿は1列20人分あるので、
それを「一気貼り」しようよすると、誤差も20倍になり、
1人分の高さの半分くらいはみ出てしまう。で計算して……
「26.3」! 素晴らしい、ぴったりです!

……とこんなことに、うつつを抜かしていた午後でした(それじゃダメじゃん!)

2011年5月8日日曜日

『眠るパリ』など


「シュルレアリスム展」では、4 本の映画も上映されていました。

まずは『眠るパリ』。
これは全編版がありました;

http://www.youtube.com/watch?v=z4fixEE0HDQ

それからマン・レイの『ひとで』も;

http://www.youtube.com/watch?v=z4fixEE0HDQ

ご存知『アンダルシアの犬』は;

http://www.youtube.com/watch?v=VSCeSJ0oRN0&feature=fvst

そして『黄金時代』は;

http://www.youtube.com/watch?v=NHZyIx3oNZk

です。

この中では、やはり『アンダルシア』が傑出していると思うのですが、
みなさんはいかがでしょうか?

池袋へ


(承前)
そして夜、
あっという間に満員になったという
「鹿島茂さん&堀江敏幸さんトークショー@池袋ジュンク」
に参加してきました。

まあねえ、このお二人なら、面白くないはずはないのですが、
やっぱりおもしろかったです!
おもしろい、というのは、
ヒントというか、種というか、
そうしたものが含まれている、という意味です。
きっと参加した方それぞれが、それぞれの種を持ち帰ったのだと思います。
逆に(?)言えば、それを結論ではなく、
種にしてしまう、というのが、お得な聴き方というか。

内容については……
これは嬉しいことに、
白水社HPで動画配信されるようです!
楽しみですね~
ぜひぜひご覧になるといいと思います。

ごくごく個人的なことで恐縮ですが、
会場には、白水社の精鋭も陣取っていらして、
久しぶりお目にかかる方もあり、嬉しかったです。
(その場では、ほぼ1年前のことには触れませんでしたが、
口に出す必要もないのです。)

堀江さんの『郊外へ』、
またまた読んでみようと思います。

アーティスト・ファイル2011


時折小雨の降る東京、
でも今日はちょっと張り切って、
六本木と池袋をハシゴしてきました。つまり、
新国立美術館での「アーティスト・ファイル」と「シュルレアリスム展」、
ジュンク堂でのトーク・イベントです。

まずは「アーティスト・ファイル」のことを言うなら……
さてみなさん、ここで問題です。
上に貼り付けた作品は、一体何でできているのでしょうか?
(部屋は、数十畳あります。)

ちょっと遠いですか? それなら


そうです、ストロー(!)なんです。
ウケます!
しかもストローは中が空洞なので、
こちらが見る位置を変えると、影のでき方も変わります。
オモシロ! そして第2問!
同じく、材料は?

近寄ると

これは、マイラーテープと呼ばれる、
ポリエステルの一種だそうです。
これが、美しいんです!
展示室にいた係の女性によると、
掌サイズの、さまざまな形のものを組み合わせて制作していたそうです。

この2作を作ったのは、Tara DONOVAN というNY在住の女性作家だそうです。
これはA voir ! 見る価値あり! だと思います。

それから、やはりとても美しいと思った作品は、松江泰治の写真群です。
たとえば、


実物ははるかに素晴らしいです。
また彼の出品作品の中には、こんなのもありました。


このタイプの作品は、最初スティルなものなのかと思うのです、が、
しばらく見ていると、お! クルマが!
なんてことになり、これが動画だったことに気づかされます。
そしてすぐに、この画面には「時間」が注入されているのね!
と思うわけです。
これもオモシロ!

これら以外にも、現代的に「シュールな」作品があります。
やっぱり「アーティスト・ファイル」は、毎年オモシロ!

http://www.nact.jp/exhibition_special/2011/af2011/index.html

そして「シュール」の本家「シュルレアリスム展」、
こちらは力のこもった展示で、
マッソン、ピカビア、マッタ、ブローネルら、
いい意味で「マイナー」の画家の作品が多く見られました。


こうした画家たちの絵を1枚でも見ようと、
学生時代、色んなギャラリーに出かけていったのが思い出されます。
今の若い人たちは、こんなに簡単に1度に見られて、羨ましい!

ただこちらは「アーティスト・ファイル」と違い、
ほぼ、30年前わたしたちが見て回った作品マンマなんです。
個人的には、なにか不思議な感じ。
印象派はいつ見てもあの印象派です。
「シュール」も、今やクラシックの仲間入りを果たしたんでしょうか?
これからの時代の若者は、こんな時代もあったんだね、
なんて言いながら、優雅な死体を眺めたりするんでしょうか?
いやむしろ30年前にでも、そう思って見ていた人がいたのでしょうか?

現在進行形の「シュルレアリスト」もいるんだと、
鈴木雅之先生はおっしゃっていました。
そういう作品が見てみたいと思いました。
ただ若い人は、こんな貴重な機会です、ぜひ見るといいと思います。
会期はあと1週間です!

http://www.nact.jp/exhibition_special/2011/surrealisme/index.html

(続く)

2011年5月5日木曜日

CHINESE BOOKS


同僚の林先生(ペンネームは新井一二三)が、
中国語でお書きになった新著、
シンガポールを席巻中です!

http://www.kinokuniya.com.sg/bestsellers/chinese/

ほら、第3位のところ。
すごいですね~~~!

ちなみに林先生は、バリバリの日本人です。
外国語で書いてるんですねえ。

Visitors


今週は、わりと研究室に訪ねてきてくれる学生が多いです。

勉強家の院生S君は論文の途中で、
優秀な院生K君は来月ある資格試験を控えていて、
やはり優秀な物理学科3 年のK君は、
この春休みに face book を始めて友だちが増え、
またまた優秀な建築学科3 年のTさん(とその友達)は、
そろそろ気になりだした就職問題で迷い……

でもこう書いてみて初めて、
来てくれるのは優秀な学生ばかりなのに気づきました。
偶然? よくわかりません。

そして今日のフランス語の授業、
たっぷり90分、ぶちかましてみました。
新入生は、授業が始まって4 日目で、
そろそろ気づかれが始まる頃でしょうが、
ちゃんと聞いてくれた学生が多いと思います。
来週からも、ガンガン行きましょうね!

2011年5月4日水曜日

「雑談」


授業開始が今週月曜にずれ込んだ今年、
GW返上で授業は続いています。
初めての学生と初めての授業なので、
感覚としては完全に4 月。
でももちろん実際は5 月なわけで、
「なんだかヘンな感じですよね~」と、
同僚の先生たちと言い合っています。

わたしにとっては、明日が初めてのフランス語の授業。
いわゆる「雑談」系で、伝えたいことは山ほどあるけれど、
今学期は授業数が少ないので、そうそうだべってもいられません。
でもねえ……
理系の専門科目では、
たとえばイスラム革命の話にまではなかなかつなげにくいでしょうから、
数少ない文系科目である語学の授業で、
文化論的な話まで(簡単にですが)したほうがいい気もするし。
特にフランス語なら、マグレブとは切っても切れない事情があるわけで。

まあ、その時の学生の様子を見て、その場で決めます!

2011年5月2日月曜日

コートディヴワール

ドベ・ニャオレの歌声は、
ときどき聞きたくなって、i-pod を合わせます。

http://tomo-524.blogspot.com/2010/03/dobet-gnahore-en-concert.html

彼女の故郷、コートディヴワール、
混乱はこんなにひどいんですね;

http://www.msf.or.jp/news/2011/04/5191.php

心が痛みます。

初日


というわけで初日、
まあつつがなく終わったと言っていいと思います。
このところ懸案となっていた事項も、
手際のいい事務のカレのおかげで形が付き、
うまくいきそうです。
よがったよがった(と谷岡ヤスジ風)。

そういえば今日、
久しぶりにレナさんと会いました。
いつも通り、元気でしたよ!

それにしても、
(なんだかおじいさんみたいですが)
新入生の元気な声の響く大学は、
なかなかいいものです。
桜の花こそないけれど、
やっぱり「春だなあ」という気持ちになりました。

ただ新入生自身は、
いつもよりちょっとテンション上げ気味でドライブ中でしょうから、
家に帰るとぐったり、ということもあるかもしれないけど。
そして彼らには、

大学なんて、おもしろいとこじゃないよ、
でも、おもしろくしようと思えば、ほんとにおもしろくなる、
君次第!
勉強して、しっかり勉強して、
世界の役に立ってね!

と言ってきたのでした。
ガンバレ、ワカゾー!!

2011年5月1日日曜日

元旦


明治大学では、いよいよ明日から、2011年度の授業が始まります。
こんなに変則的な日程は、勤めてから初めて。
(今は日程以外に、もっと大きな「未知」の中にいるわけですが。)
学生たち、特に新入生たちにとっては、
すでにガイダンスなどがあったとはいえ、
初授業、緊張しているでしょう。

そうなんです、初授業の時は、ほんとにみなさん静かです。
残念ながら、早くも睡眠学習を開始する学生も皆無とは言えませんが、
それでもほとんどの学生は、おとな~しくしています。

でもこれが2週目になると、もうそれなりに慣れて、
それなりにフツーの感じ。
そして1か月も経つと、ほんとにフツーになるわけです。

2 年生のみなさんには、1年前のことを思い出して欲しい気がします。
♪ あの頃の未来に 僕らは立っているのかな……?

でもそれは、わたしたち教員も同じこと。
あの頃の未来は、ほんとにこれ?

とにかく、細々したものは補充したし、
地震で転落したPC の修理も終わっているし、
こちらの準備は万端です。

明日は、わたしの本来の担当日ではないのですが、
ちょっと手伝いに行く予定です。

わたしにとって、今年の元旦は、明日です!