2011年8月14日日曜日

場所


フランス語版のwiki に、
こんな項目があるのをご存知でしょうか?

http://fr.wikipedia.org/wiki/Liste_des_films_tourn%C3%A9s_dans_les_Hauts-de-Seine
(Les Hauts-de-Seineで撮影された映画リスト)

先日、Tout ce qui brille の舞台の話をしましたが、
これはPuteaux だろうと思って探してみるとそこにはなく、
すぐ下のLa Défence にその名がありました。
そうですね、これも正解でしょう。

そしてたとえば
Il reste du jambon.
は……

http://tomo-524.blogspot.com/2011/04/il-reste-du-jambon.html

Puteaux とNanterre に名前が挙がっています。
Nanterre と言えば、そうです、メディ君が生まれ育ったあの「シテ」です。

映画を見る時、
「場所」は重要です。
そしてその場所を、あるいは時間的舞台を、あるいはテーマを形作る、
「歴史」も重要でしょう。
その場所や時間やテーマが、
他の作品でどう扱われているか、まで含めて。
(そしてさらに言うなら、
その作品がどの部分が、別のどの作品のどの部分と呼応しているのか、
も大事でしょう。)

ただわたしの場合の問題は、
ストリート・ヴューを見始めると、延々と散歩して時間が過ぎていく……
ということです。
(でもやめられない!)