2011年12月4日日曜日

マンガと城壁本


今のパリ、
21世紀の今のパリのことを知ろうとして、
映画を見たり、音楽を聞いたり、
(もちろん楽しみながら)するわけですが、
やっぱりどうしても、過去のパリを知らないと分からないこと、
本当には感じられないことも多いわけですね。

で、どこまでさかのぼるか。
人気があるのは、やっぱり19世紀でしょう。
特にオスマンが出てくるあたりは、
今のパリに直接影響しているので、
たしかにおもしろいとわたしも思います。

でその前が革命のパリ。
絶対王朝のパリ、
フランク王国のパリ、
ローマ人のパリ、
パリジイ人のパリ、
先住民のパリ、
とさかのぼれるわけですが……

唐突ですが、みなさん、
カエサルの『ガリア戦記』、お読みになったことがあるでしょうか?
残念ながらわたしはなくて、
読む気ではいるんですけど、
ちょっと急いで知りたかったので、
こうなったらまずマンガで!
というわけで、読んでみました、
『まんがで読破 ガリア戦記』(イースト・プレス)

これ、本体552円。
結論からいえば、十分モトはとります。
(もし『ガリア戦記』未読なら、
このマンガ版だけでも読まないよりはずっとイイ感じ。)
残念ながら、単純な変換ミスや、
地図と言葉が合っていないところなど、いくつか目立ちますが、
まあ初版なので許容範囲だと思います。
登場人物を、時々ネットで確認しながら進めば、
状況はよく分かります。
わたしはパリジイ人&パリとローマ人の関係が気になっていたので、
そういう方向で肉付けしながら読みました。
クセジュ文庫の『パリの歴史』の、
最初の30ページほども照らし合わせながら。

そうそう、このところずっと、パリの城壁のことは気にしてるんですが、
そして色々本を買ってみたんですが、
今のところの「城壁本」ナンバー1を発表いたしましょう!
その名もズバリ、

http://www.amazon.fr/Sur-traces-enceintes-Paris-Promenades/dp/2840963221/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1323006724&sr=8-1

しかもこの本、27€なんですよね。約3000円。
いい紙で、300ページ近くて、新しい写真がまさに満載。
安いです。
(送料がかかりますが。)

この本の特徴は、
城壁の位置を示す地図に、今の地図を使っていること。
これが多くの本は、当時の地図を使っているわけです。
こちらももちろん必要ですが、
これは意外にも、ネットでかなり見つかります。
これに対して、現在の地図を堂々と使ったものは少数なんです。
だから、ありがたいです。
(通りの名前自体も変わりますし。)

     ◆

さて、もう12月ですね。
なんとかあと3週(とちょっと)、乗り切りましょう!

*ベルヴィル公園のてっぺんから。