2011年12月26日月曜日

ワールド・ニュースから


ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区、ベツレヘム。
クリスマスには、世界中から観光客が訪れるこの街では、
当然お土産屋さんも書き入れ時です。
ロザリオ、キリスト像、マリア像……

ただ今年は、パレスチナの職人たちが作ったものを押しのけ、
中国からの工場製品が売り上げを伸ばしているそうです。
価格が10分の1で、素人にはなかなか見分けがつかないとか。
で仕方なく、手作り製品は価格を下げざるをえず……
ま小売店の中にも、中国製商品を置かない店が出てきているようです。

中国が、ほとんどクリスマスと無縁なのを考えると、
なんともいえない感じのするニュースでした。

(でも考えてみれば、日本で売られている「神道関連グッズ」も、
実は中国製が多いのかもしれませんねえ。)

*「ベツレヘムの戸籍調査」