2012年1月9日月曜日

2 冊



というわけで、明日からは授業が再開します。
今年は 7~9 日が連休だったので、
まあ気分は今日まで「お正月」、だった気もします。

もちろん大学以外の仕事はもう始まっていて、
昨日はゲラを(宅急便で)送ったし、今日は原稿を1つ(メールで)送りました。
でもまあ、仕事があるのはありがたいことです。

本当は、見るべきDVD もたくさんあって、
この冬休みに少し山を減らせるかと思っていたんですが、
まったく減りませんでした!
言い訳するようですが(誰に!?)、何度もここで書いている通り、
パリの城壁にハマってしまったからです。

それに関して何冊か取り上げましたが、
また2 冊ご紹介しちゃいましょう。
『パリ歴史地図』です。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%AA%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E5%9C%B0%E5%9B%B3-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3-%E3%83%AD%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%88/dp/4487791588/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1326113923&sr=8-1

ちょっと高いんですが……。
(そもそも定価が12000円です。)
この大型本は、実は翻訳もので、フランス語なら、

http://www.amazon.fr/Paris-Histoire-ville-Jean-Robert-Pitte/dp/2010171217/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1326114047&sr=8-2

というわけで、ほぼ半額です。
(ということは、送料を入れてもずっと安いことになります。)

翻訳本の例にもれず、この本の場合もまた、
日本ではあまりお目にかからない切り口がいくつもあります。
たとえば、
「パリ初の街路設備」
「18世紀パリの食料事情」
「テュルゴーの地図」
などです。
やや翻訳が固い個所もありますが、歴史がお好きなら、
拾い読みも楽しいに違いありません。

そういえば去年、『パリ歴史事典』の普及版も出ましたね。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%AA%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E4%BA%8B%E5%85%B8%EF%BC%88%E6%99%AE%E5%8F%8A%E7%89%88%EF%BC%89-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A8%E3%83%AD/dp/4560081573/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1326115357&sr=1-1

旧版(わたしはこっちなんですが)は9500円しましたから、
今回は約半額です。
この本もまた、拾い読みという贅沢な楽しみが堪能できます。

パリに興味がおありなら、この2 冊は、
いずれ必ず役に立つでしょう。
お年玉に!?