2012年7月31日火曜日

青森

Mmm... 暑過ぎるんじゃないでしょうか?
夏って、こんなに暑かった? という感じです。

去年、一昨年の今頃は、間近に控えたパリ旅行の準備で大わらわでした。
今年は、引っ越しもあり、飛行機に乗ることはなさそうなのですが、
実は来週、青森の学会&ワークショップに、お手伝いとして参加します。
ただ、せっかく行くならということで、
なぜか発表もすることになってしまい、
しかもそれが慣れない英語での発表なので、
今少しその原稿を用意しています。
ただ……
悲しいかな、中学生の英作文のような英語です。(涙)
しかもそれがわかっても、直せるわけもないし……
このまま発表して恥かくしかないのでしょうか!?

2012年7月28日土曜日

マドンナ答える


例の問題について、
マドンナがついにコメントしましたね。

http://fr.news.yahoo.com/lolympia-madonna-r%C3%A9pond-%C3%A0-pen-050558552.html

「マリーヌ・ル・ペンとかいう人を怒らせちゃったってことは知ってるの。
敵を作ろうと思ってやったわけじゃないんだけどね」

かつてフランスは、アーティストに優しかった。
アメリカが民権運動を始める前から、
アフリカ系のミュージシャンを受け入れてた。
ジョゼフィン・バケールとかチャーリー・パーカーとか。

「世界は今、恐怖の時代に入ろうとしてる。
経済は崩壊し、ギリシャには食べ物のない人たちがいる。
世界のいたるところで人々は苦しみ、彼らはおびえてる。
そして人々が恐怖を感じ入るとき、何が起きる?
彼らは不寛容になってしまうの」

マリーヌはなんと答えるのでしょう?

「堀江萌え」

堀江敏幸さんの新刊、
『燃焼のための習作』
は、ハードボイルドになりそうでならず、
ユーモアには影が差し、
薄闇には温かみが残るという、
まさに堀江さんにしか生み出せない世界が展開しています。

その堀江さんに、こんなファンがいるんですね。

http://ddnavi.com/news/73515/

わかります。
そして堀江さんの、ちょっと困ったような表情が思い浮かびます。

彼(女)と

昨日、うどんを食べました。
全国に600店舗以上あるという、丸亀製麺です。

食べたのは、すだち冷やしおろしうどん(並・330円)。
さすがにこのところやや食欲も落ち気味だったのですが、
これはさっぱりしていて、すだちの香りも爽やかで、
なかなかおいしかったです。
(ちなみにかき揚げは130円。)

この店、安いし、活気があるし、
もし外国人の友人をどこかの店に案内するとしたら、
これは受けるんじゃないでしょうか。
わたしが逆の立場だったら、こういう庶民的な、安くておいしくて元気な店は、
ぜひ連れて行って欲しいところです。
みんながどんなものを、どんな風に食べるのかも興味あるし。

外国の人を連れて行くなら、やっぱり寿司屋さんもいいでしょうね。
なんなら、回転してるところも、1度くらいはいいかも。
寿司自体は、どうしたって寿司屋さんのほうがおいしいですけど、
こういう文化もあるってことで。

となる蕎麦屋さんも、これは外せません。
できれば、肴の種類が豊富な、
そして締めにせいろを頼めるような店がいいですね。
(となると、これはいわゆる「いい蕎麦屋」ということになってしまいますが。)

あとは…… ラーメン屋さん?
わたしは「そば派」なので、ラーメンにはさほど思い入れがないのですが、
日本を紹介するという点では、これも必須でしょうか。

……まあこんなこと考えても仕方ないけど、
なんとなく、架空の彼(女)と一緒に、
ディスカバー・ジャパンな気分になりました!

もうすぐ開会式です。

2012年7月26日木曜日

Vous aimez chanter ?

今年で12回目なんですね。
「フランス語で歌うコンテスト」です。

http://www.pierre-gilles.net/jc2012.html

パリに行ける!?

2012年7月25日水曜日

SAYONARA ICHIRO

朝起きて飛び込んできたニュースが、
イチロー、ヤンキースへ、
でした。驚きました。

しかもメジャーらしく、
もう今日の試合からヤンキースのメンバーとして登場。
今日は大学に行ったので、
きっちり録画しておきました。そして

イチローの第1打席、
総立ちのマリナーズ・ファンからの声援。
打席に向かいかけたイチローはいったん戻ると、
帽子をとって、観客に向かって深く礼。
スタンドのプラカードの中には、
THANKS ICHIRO
と書かれたものも。

ちょっといい場面でした。

2012年7月23日月曜日

ドーナツ

今日の午後、
ちょうどおやつの時間頃、
たまたま通りかかった「リトル・マーメイド」というチェーン展開しているパン屋さんで、
「タマゴ・ドーナツ」(80円)を買って、
そのまますぐ目の前の公園の柵に座って、
遊んでいる子供たちを眺めながら食べてみると、
これが懐かしい素朴な味で、
食感もまた、
ホットケーキミックスで作ったドーナツのような、
外側のカリッとした感じが立っていて、
ゆっくり味わって食べていると、
今が「いつ」なのかわからなくなって、
この後の引っ越し準備や、
8月の学会が控える日常に戻るまで、
しばらく、「いつ」でもない時間を食べていたのでした。
(そして日常から地続きの様々な場所では、
その間にも、
目隠しされた拳銃の引き金が、
ぎりぎりと引き絞られている……)

2012年7月21日土曜日

Monsieur Lazhar

銀座では上映が始まっているこの映画、
日本では珍しい、モントリオールが舞台となっている作品です。

http://www.lazhar-movie.com/

いつものことながら、
「いちばん大事なことは……」というような、
よく言えば「普遍的」な紹介のされ方です。が、
おそらくこの映画の大事な点の1つは、
このやってくる「ムッシュ・ラザール」が、
アルジェリア系移民である点なのでしょう。
これは見たいですね。

2012年7月19日木曜日

Ibrahimovic !

Paris Saint-Germain に、大物が来ましたね。

http://www.psg.fr/fr/Actus/003001/Article/58562/Ibrahimovic-un-palmares-hors-du-commun

陣野俊史さんの指摘によれば、
パリはフランスの首都ですから、
このPSGには、あらかじめフランスを代表するという宿命(?)が
ついて回っていると。
それはマルセイユのチームが、
いきなりフランスを超えてヨーロッパ制覇を目指すのとは、
やや趣がちがう……ということのようです。

ドログバは中国のチームに移ったし、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120715-00000002-jij_afp-spo.view-000

サッカー界における「移動」は、なかなか激しいですね。

2012年7月18日水曜日

ハプニング

今週は試験週間で、
思わぬハプニングが起こります。
そして今日起こったことで思い出したのは……

サン・テグジュペリの専門家として知られる山崎庸一郎先生。
わたしが学生時代、非常勤講師として出講されていて、
もちろんわたしも授業に出ていました。
で、
前期試験の日、どういうわけか、
授業開始時間を勘違いしてしまったんです。
もう半期授業に出ていたのに、です。
だから教室に着いてみると、
もう次の科目の学生たちが……

その後の細かいことは思えていないのですが、
結局その授業の単位はとることができました。
というのは、

まずその「試験」は、前の週に問題が発表されていたのです。
といっても、それは小論文のテーマという感じのもので、
調べておいて、その場で一気に書く、ということになっていました。
もちろんわたしも、準備はしていましたし、
前期の授業も欠席なし(かほとんどなし)でしたから、
その同じテーマのままで、レポートに替えてもらえたのでした。

試験を欠席したのですから、
当然「アウト」でも仕方なかったわけですが、
山崎先生の温情に救われた格好でした……

さあ、なぜこんな昔のことをおもいだしたんでしょう!?

2012年7月16日月曜日

「私らは侮辱の中に生きている」

Article de RFI
16 juillet

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20120716-fronde-anti-nucleaire-grossit-tokyo#comments
"La fronde anti-nucléaire grossit à Tokyo"



Article en japonais d'ASAHI
16 juillet

http://www.asahi.com/national/update/0716/TKY201207160202.html

坂本龍一さん「電気のため、なぜ命を」都心で脱原発デモ

MDNA その後

6月初め、マドンナがこんなことをやってましたね。

http://tomo-524.blogspot.jp/2012/06/mdna-tour.html

http://tomo-524.blogspot.jp/2012/06/marine.html

そして予想通り、こうなりました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120715-00000087-jij-int

http://fr.news.yahoo.com/marine-pen-porte-plainte-contre-madonna-143600956.html
さて……






2012年7月15日日曜日

今日は日曜日、ということは、
夕方にテレビをつけると、「笑点」や「サザエさん」と出会ってしまいます。
で、
今日テレビをつけた瞬間、番組途中の磯野家の茶の間が映し出されました。
1つ、驚いたことがあります。
なんとあの部屋の壁紙って、やや紫がかった青なんですね!



そして床は黄緑で、カーテンは緑。
よく、知っているはずの映像について尋ねる遊びなどもありますが、
この壁紙の色は、なかなか言い当てられないんじゃないでしょうか?

ちなみにキッチンの床も……


黄緑です。
こちらはまだ、思い出す可能性があるかもしれませんが。

それにしても、磯野家の人たちがこれらの色を選んだとは、
ちょっと意外でした!









2012年7月14日土曜日

Moonage Daydream

ものすご~くどうでもいい話です。

昨日の夜、久しぶりにカラオケに行きました。
以前はDAMを使うことが多かったのですが、
昨日の店はJoysound。
で、DAMには入っていなかった(気がする)古い歌を発見。
はじめて歌ってみました。この曲です。

http://www.youtube.com/watch?v=5g6--QoPsDM

武道館でのライブでも、これを聞きました。
(73年よりはずっとあとですが。)

いわゆるポップスもわりと聞くわけですが、
フランス語の新しい歌はカラオケには皆無だし、
リアーナやマドンナも歌わないではないけれど、
いかんせん女性歌手はキーが違いすぎて……

で、ほとんどカラオケでは新しい曲を歌えませんが、
昨日は、ふる~い新曲、というわけでした。

息遣い

なんだか、ものすごくジメジメしますが、
みなさん体調はいかがでしょうか?
九州では、ほんとに大変そうですが……

今日、NHKのテレビとラジオのテキスト(8月号)の見本が届きました。
「パリ燃え」もあと2回。
今回は「パリ」のビミョーに外側であるデファンス地区を取り上げました。
ここは意外に、訪れていない方がおおいようです。
(シャンゼリゼから10分なんですけどね。)
わたしにとってこの場所は、なんといっても、
もう何度も触れた『きらきらしてる』の舞台として意識されています。

http://tomo-524.blogspot.jp/2011/02/blog-post_21.html

リラとエリが楽しそうに歩いていた街角を歩くのは、
なかなかいいものです。

この8月号の表4 には、
久しぶりに「フラ語シリーズ」勢揃いの広告がありました。
(白水社に感謝……)
そしてその宣伝文には、
今は亡き編集者の息遣いが残っています。

2012年7月12日木曜日

『红高粱』

「ワールド映画」ゼミでは、
わりと『初恋のきた道』を見せることが多くあります。
張芸謀の作品を1本見ておくのはいいことだろうし、
この作品の時代設定が1958年、
大躍進政策開始の年に当たっているのも、
学生に調べてもらうのにちょうどいいからです。
(映画の中に、この政策の影はまだまったくありませんが。)

この『初恋~』、英語版は The Road Home 。
でオリジナルは『我的父親母親』(「わたしの父と母)。
どうなんでしょうねえ。

そして今回は、この『初恋』に続いて、
張芸謀のデビュー作である『紅いコーリャン』も見てみました。
こちらは、物語の終盤、日中戦争がその流れを蹂躙します。
これもまた、「日本軍」がどう描かれているかを知るのは、
いいことだろうと思いました。
概して日本では、戦争被害について語ることに比べて、
戦争加害については多くの言葉が使われてはいない印象もありますし。



2012年7月10日火曜日

このサイト

最近、アマゾン・フランスで、
「移民映画」や「パリ映画」(というジャンルがあるかどうかは別として)
に関係する本を何冊か買ったのですが、
その内の1冊に紹介されていた「まとめサイト」が、これです。

http://www.thecinetourist.net/paris.html

なかなか手間がかかっていますね。

それにしても、この手の本は、
フランス語より英語の本のほうが多いです。
いわゆる「ポスト・コロニアル」研究は、
フランスではイマイチ低調な様子。

まあこの分野は、「フランス」が、
自らの栄光を語る場にはなりにくいでしょうね。



Moving

このところどうも落ち着かない日々なのですが、
それというのも引っ越しを計画しているからです。
といっても、もちろん仕事もあるし、
近場で移るだけなんですが。

今日は引越し屋さんの見積もりもしてもらったし、
こうなったら早く引っ越しちゃいたい感じです。
どうなるでしょう!?

2012年7月8日日曜日

77

昨日は7月7日、新暦の七夕でした。
そして75年前の昨日、日中戦争が始まりました。
盧溝橋事件です。

そしてこの盧溝橋事件、wiki で開いて、言語を「中文」に変えると……

http://zh.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E4%B8%83%E4%BA%8B%E5%8F%98

日付通り、こう呼ばれているのですね。
(これは中国語の林先生に教わりました。)

           ◆

さて来週、授業は最終週を迎えます。
きっちりまとめて終わります!


2012年7月6日金曜日

喜びの

いいなあ、この「喜びの歌」。
一緒に歌いたい!

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=GBaHPND2QJg

2012年7月5日木曜日

Paris vu par ...

『パリところどころ』というオムニバス映画、
この1965年の作品は、鮮烈な、という記憶はなかったのですが、
今日久しぶりに見て、やっぱりわたしはピンときませんでした。
そもそも、
Paris vu par ...   (Parsi seen by ... )
というタイトルも、「... 」の部分が逆に強調されていて、
好みじゃないです。

ゴダールのものがありました。

http://www.youtube.com/watch?v=x06lb8OsBmk

わたしの周りにも、
ヌーヴェル・ヴァーグが好きな人はいますが……


2012年7月4日水曜日

彼もスター


昨日今日とやや咳っぽくって、
でもほぼフツーに生活はできていたのですが、
今日1年生の授業を2つした結果、
ほぼ声がでなくなりました!
これ、久しぶりではありますけれど、
今までに何度も経験してきました。
つまり、ちょっと喉が不調な時に授業をして、
まったく声が出なくなる、という経験です。

幸い明日は授業がないので、なるべく黙って過ごしましょう。
でももし授業があったなら、
ガラガラ声で授業をして、
完全にこじらせるというパターンに入るところです。
こうなってみると、しゃべるのが仕事なのね~、という気がします。

しゃべると言えば、
先日だいぶ奮発して、志ん朝のCD30枚組(!)を買いました。
これです。

http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%A4%E4%BB%8A%E4%BA%AD%E5%BF%97%E3%82%93%E6%9C%9D-%E5%A4%A7%E9%A0%88%E6%BC%94%E8%8A%B8%E5%A0%B4-CD%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E6%B2%B3%E5%87%BA%E6%9B%B8%E6%88%BF%E6%96%B0%E7%A4%BE/dp/4309273092/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1341404698&sr=8-2

わたしのヒーローは六代目円生なのですが、
志ん朝も好きです。安心して聞いていられます。
聞いていると、すごい芸だなあと思います。

アマゾンのレヴューには、音質が悪いという意見もあります。
たしかに、発売などは考えていなかった音源なので、
あまり状態のよくないものもあります。でも、
志ん生や文楽や円生を聞いてきた身としては、
「全然OK!」という感じです。

2012年7月2日月曜日

「知られざる大英博物館」


昨日NHKで放送された
「知られざる大英博物館」(古代ギリシャ)、
とても面白かったです。

「白い文明」として知られるギリシャ文明が、
どれほどアフリカ(エジプト)やアジア(ペルシャ)の影響を受けていたか、
そしてヨーロッパは、
ギリシャ文明を自らのルーツとして措定するために、
いかに詐欺的な手段を用いていたか、
そのあたりを生々しく伝えてくれます。

見ていると、多少博物館側への遠慮が感じられますが、
それを差し引いても、
十分見る価値があると思います。
再放送は、8日です。

http://www.nhk.or.jp/britishmuseum/lineup/

上の画像の像、実は「まがいもの」なのですね。

「無形文化」祭

もうすぐです。

http://mukeibunka.com/

面白そうなのが、目白押しですね。

2012年7月1日日曜日

M. Klein


梅雨らしくない過ごしやすい天気が続いていると思ったら、
風邪をひいてしまいました。
といっても大したことはないのですが、
イマイチ集中力がないというか。
(まあもともとそんなにないんですけど。)
というわけで、今日は1日、ほとんど寝転んで過ごしました。

そういえば数日前、『パリの灯は遠く』を見ました。
若いアラン・ドロン主演。
舞台は1942年のパリ。
同姓同名のユダヤ人と間違われた主人公が、
警察の追手を逃れるサスペンスです。

と書くとなんでもないようですが、
問題はフランスの「警察」が彼を追ってくることです、
ゲシュタポではなく、ゲシュタポの手先として。

背景にあるのはあのヴェル・ディヴ事件。
『黄色い星の子供たち』で、正面から描かれたあの事件です。
国家の犯罪、というのは、いつの時代もあるわけですね。