2013年4月24日水曜日

スウェットショップ(sweatshop)

スウェットショップ(sweatshop)という英単語は、
「労働搾取工場」とか、「タコ部屋」とか訳されるようです。

http://www009.upp.so-net.ne.jp/juka/Sweatshop.pdf#search='%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97+%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%81+%E6%90%BE%E5%8F%96'

なぜこんな単語を思い出したのかというと、
ブラックであると言われているユニクロが、
世界同一賃金、と言い出したニュースを読んだからです。
(もちろん、ユニクロがスウェットショップだということではありませんが。
そしてユニクロの社長は、この評判を否定しています。)

この辺りの事情、
そしてスウェットショップについても、
今日の授業の雑談に挟んだのですが、
意外だったのは、1年生の半分以上が、
ユニクロ=ブラック、という評判を知らなかったことです。
ユニクロの新卒の離職率は、
3年で5割、5年で8割強、
だそうです。
平均的、ではないですね。

それにしても日本では、
スウェットショップに関わるニュースって、
わたしは見たことがありませんが、
メディアは、こうしたことを取り上げる気があるのでしょうか?
就活の「現場報告」みたいな切り口だけではなく、
もっと全体の枠組みについての報道が読みたいところです。

*今wiki を見たら、
なんと「ブラック企業」=「スウェットショップ」という記載がありましたが、
後者は日本におけるブラックなど比較にならないくらい劣悪な条件だと、
わたしには想像されます。
日本は、「それ」以外にも仕事はあり、
たとえば半ば監禁された移民が、
不法滞在ゆえどこにも訴えることができず、奴隷に近い状態で働かされる、
という事情ではありませんから。