2013年9月3日火曜日

満州国の切手

今日は久しぶりに大学に行き、
午前と午後に会議を1つずつ、でした。
合計4時間ほど会議をしていたことになりますが、
もっともっとしている先生たちもいるので、
ぜいたくは言えません。

で、大学ではがきを受け取りました。
今年の1月、B&Bで港さんとトークイヴェントをしたときに、
こう書きました。

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ところで、
去年の3月11日のこのブログで、
短い詩を挙げたのですが、
昨日来てくださったHさんは、
それがちょうどお子さんが生まれる時期と重なり、
繰り返し読んでくださったと話してくださいました。
嬉しかったです。
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はがきを下さったのはこのH さん。
中央公論の「アジア号の食堂車から」の感想を送ってくれたのでした。
そしておもしろいエピソードも。
この記事の中でわたしは、かつて実家で使っていた、
特急アジア号の食堂車のスプーンのことを書いたのですが、

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(その)スプーンのような何かがなかったか記憶を探っていて思い出したのが、
小学生時分の切手ブームです。
私が切手を集めているのを知った祖父のくれた「中国の切手」、
今思えばそれはまぎれもなく満州国の切手なのでした!
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満州国の切手……。
満州を生きた人たちは少なくなりましたが、
記憶の断片は、まだあちらこちらに散らばっているのですね。

H さん、merci beaucoup !