2014年12月31日水曜日

今年の最後に

今年の最後に、
20万部突破という話題の経済書、
『資本主義の終焉と歴史の危機』
を読んでみました。
経済書というのは、
ふだん読む機会が少ないのですが、
この新書には、
値段をはるかに超えて教えられました。
内容は簡単ではありませんが、
文体がフレンドリーで、
段階を追って説明してくれるので、
ついていくことができました。
構成も、(吉本隆明的に)らせん状に組まれているので、
適度な復習もあります。
(ただ、素人のわたしには、
そこをもう少し、という部分も、
いくつかありましたが、
それはわたしの勉強不足のせいでしょう。)
年の終わりに、いい本を読みました。

というわけで、今年も暮れてゆきます。
ただ教員稼業としては、
年明けのレポートをネット上で指示したり、
年明けの試験問題を作ったり、
年明けの収録の準備をしたりと、
ここで切れている感じはほとんどないんですが、
まあ、それはそれとして。

どうぞ、よい年をお迎えください。

"La vraie générosité envers l'avenir consiste à tout donner au présent."
                                                                                          Albert Camus

2014年12月28日日曜日

『フラ語動詞』(CD付き・改訂版)

先日、春に改訂版を予定、
と書きましたが、
なんと、もうアマゾンで予約開始していました。
(はやくね?)

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%83%A9%E8%AA%9E%E5%8B%95%E8%A9%9E%E3%80%81%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AB%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%97%E3%82%89-CD%E4%BB%98%E3%83%BB%E6%94%B9%E8%A8%82%E7%89%88-%E6%B8%85%E5%B2%A1-%E6%99%BA%E6%AF%94%E5%8F%A4/dp/4560086869/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1419753296&sr=1-1&keywords=%E3%83%95%E3%83%A9%E8%AA%9E%E5%8B%95%E8%A9%9E

2 / 27 日、発売です。
今度はCD付きです。
われらがレナさんが、
声の出演をしてくれることになってます。
でも、まだできてません。
がんばります!!

2014年12月26日金曜日

『新・戦争論』

佐藤優と池上彰、
この二人の対談とくれば、
それはもうベストセラー間違いなし。
で、
実際ベストセラーのようですが、
これ、読んでみました。
やはり、というべきか、
もう一回では消化しきれないくらいの内容の濃さ。
正直言って、
「対談」として深まっているかといえば「?」ですが、
それを補って十二分にお釣りがくる内容でした。
特に、イスラム圏関連の物の見方には、
なんどか目を開かされました。
大学1年生にはややハードルが高いかもしれませんが、
それでも、
無理してでも読み切ってほしい本の1つだと言えるでしょう。

『寄り道ふらふら外国語』


今や日本を代表する語学の達人となった、
黒田龍之助先生。
(とはいえ、わたしの周囲では、みんな
「龍ちゃん」
と呼んでいますが。)
その龍ちゃん新刊が、これです。

『寄り道ふらふら外国語』(白水社)

おお、まずタイトルが素晴らしいですね。
そして中身は、
おお、ヨーロッパ4言語に寄り道だと。
しかもそこにはフランス語も混じっています。
これは読んでみないと!

というわけで、さっき、
待ちきれず第1章「ふらふらフランス語」を読んでみました。
Mmm、さすが、おもしろい。
知的に興味をそそるのはもちろん、
学習者には励ましにも、ヒントにもなり、
それになんだか、エッセイとしての技にも、
磨きがかかってきているような。
しかもそのうまさが、巧みに隠されていて……。

とにかく、
フランス語をはじめヨーロッパ言語をかじっているわたしたちには、
まちがいなくおもしろい一冊です。
もちろん、これからやってみようかな、という方にも。

わたしには、とてもいいクリスマス・プレゼントでした。

追記:その後すぐに全体を通読。
おもしろかった~!

2014年12月25日木曜日

揉み手

プーチンの記者会見。

http://www.cagle.com/2014/12/putin-press-conference/

揉み手するメディアって……。

2014年12月24日水曜日

『サンバ』

明後日26日から、
『サンバ』が公開されます。

http://samba.gaga.ne.jp/cast/

まあ、オマール・シーだし、
オリヴィエ・ナカシュ
(『きらきらしてる』のジェラルディン・ナカシュの兄。
彼らはユダヤ人の兄妹です。)
だし、
きっと面白いんだろうと期待しています!
見に行くつもりです。
そして……

この映画には、タハール・ラヒムも出ています。
印象に残る俳優だと思います。
ここで触れた映画の中では、
これとこれで、主役を演じていました。

http://tomo-524.blogspot.jp/2013/09/les-hommes-libres.html

http://tomo-524.blogspot.jp/2013/10/blog-post_5304.html

どちらも、彼の印象は鮮やかでした。
今回は実は、
むしろラヒム青年に注目しています。

彼が、あのロウ・イエ監督と組んだ
『パリ、ただよう花』
のDVDも、3月に日本版が出るようです。





2014年12月23日火曜日

レポート

毎週月曜日は、
25~50本のレポートを読みます。
そしてそれらに、短くコメントを付けるのですが、
この課題を出した授業については、
このレポート読みの時間が、
実質的なじゅぎょうという感じ。
というのも、それらの授業は映画関係なので、
ほんとの授業中の大半は、
映画を見てコメントしているだけだからです。

ただ今週は、授業がないので、
レポート読みは2日に分けてやりました。
半期の間に、
ずいぶんよくなった学生もいれば、
デキにむらがある学生も、
なかなかレポートの意図が伝わらない学生もいます。
逆に、理工学部の学生ですが、
文学部の平均的学生よりはるかに文系的センスのある学生もいます。
でもまあ、とにかく、
(彼らがどう答えるかはわかりませんが)
この15回の授業を受けるのと受けないのとでは、
チガイがあるはずだと(わたしは)思っています。
できれば半期15回ではなく、
通年30回あれば、もっともっと濃くなるのはたしかなんですが、
現実的にはそれは難しいでしょう。
(学生数と教員数を考えると、
少人数で1 年間、では、
授業を受けられない学生が多くなりすぎるわけです。)

でも、
大学という場所は、
やっぱり好きです。

今日は、
昨日の不調が嘘のように、
まったく好調で、
のんびりしていました。
ただ今日から本格的に始めた仕事も1つ。
実は春に、ある本の改訂版を出す予定があり、
そのチェックをし始めたわけです。
読んでいると、
不満もあるのですが、
さらに読み進めると、
書いた当時の意図が徐々に思い出されてきて、
そうなると、
びみょーに直しにくくなります。
本当に直したら、
別のものになりそうで。
そして今回は、
そういう仕事ではないので。
もともとの本の意図をこわさないように、
でも、
やっぱり鉋をかけるところはかけないと。
明日もかけます!

2014年12月21日日曜日

渋谷へ

今日は応用編の収録で、
渋谷に行く予定だったのですが、
朝目覚めた瞬間、
またしても頭痛が!
クソ~、と思いつつ起き上がり、
でも、昨日の偏頭痛とはちがって、
今日は頭全体が締め付けられる系の、
わたしの中では「孫悟空の頭の輪」
(「緊箍児(きんこじ)」というらしいですが)
と呼んでいるタイプです。
偏頭痛もイヤですが、
こっちはもっとイヤ。
しかも悪いことに、
昨日3回も頭痛薬を飲んだせいでしょう、
まさかの吐き気も!

でもなんとか、
リンゴとパンを胃に押し込んで、
なるべくなにも考えないようにして駅へ向かいます。
そして、
井の頭線に乗っていたとき、
車内が暑くて、ほんとに気分が悪くなって……。
でも吐かないというのは感じていましたから、
なんとかこらえて渋谷到着。

(このとき隣には、
小さな女の子を連れた若い夫婦が。
子供が
「次、キディランド?」
と繰り返し聞いています。
そうか、プレゼントを買ってもらうんだね。
いいね!)

寒風の中歩き始めると、
少しすっきりしてきます。
で、自販機であったかい飲み物を買って飲んで、
するとだんだん落ち着いてきて……

で結局、なんとか無事収録は終えることができました。
ほんと、よかった!

みなさんも、風邪にはご用心!

2014年12月20日土曜日

風邪の終わりに

昨日は、
わたしにとっての今年最後の授業があり、
リバティアカデミー講座もまた、
年内最終授業でした。
こちらの講座は、
生徒さんが10数人ほどなので、
もう名前も覚えてしまって、
けっこう仲良しです。
みんな、勉強するのが好きなもの同士だし。
このリバティーアカデミーは、
お茶の水が本拠地なのですが、
去年から、わが生田でも開講することになり、
生田常駐の教員であるわたしたちが動員されているわけですが、
楽しい講座なので、
担当させてもらってよかったです。
お茶の水だと、
ただ授業をやって終わりなんですが、
生田だと、多少とも自由になるスペースがあり、
融通が利くのもいいです。

風邪は、
おかげさまでほぼ終わりなんですが、
今日は、風邪終わり恒例の頭痛が、
朝から今まで断続的に続いています。
(さっき、3回目のタイレノールを飲みましたが……)
明日は収録があるので、
なんとか治ってくれますように!
(でもまあ、治らなくても、収録は決行します。)

「知性と想像力を欠いた政権」

「選挙の総括」

http://blog.tatsuru.com/

2014年12月18日木曜日

『ミック・マック』

風邪で、
文字を読み続けるのが厳しいので、
なるべく軽そうな映画でも、と思って、
『アメリ』を撮ったジャン=ピエール・ジュネ監督の、
『ミック・マック』を見てみました。
でも見始めたら、
以前見た気がしてきましたが、
ほとんど覚えていないので、
そのまま見ることに。

Mmm、わたしはピンときませんでした。
いわゆる「死の商人」を懲らしめる話なんですが、
手法の(いい意味での)歪さと、
テーマの正義が、
かみ合っていない気がしました。
まあ『アメリ』も、
そうとう歪でしたが。

明日は今年最後の授業です。
一年て、ほんとうに早いです。

2014年12月17日水曜日

retweet 選挙後

retweet します。

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共同通信調査。改憲賛成35.6%、反対50.6%、
アベノミクスで景気よくなる27.3%、よくなると思わない62.8%、
安保政策支持33.6%、不支持55.1%
と、
争点はいずれも反安倍だが、
内閣支持率は46.9%、不支持が45.3で拮抗。
あらためて国民は何を選択したのかとおもう。


各論は自公の政策を支持しないが、
変化は望まないというあたりが妥当な分析になる。
不景気な年末のこの時期、
激変は望まないというのは人情としてはよくわかる。


有権者は、消費者として政治的混乱を避けた。
ただ、争点の背後隠された改憲や、
安全保障の危険性、
安倍首相の政治手法そのものの危険性に対して、
低く見積もりすぎていると私は思う。
海外メディアの敏感な反応と比べても、
それは際立っている。


平川克美

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『裏切りの闇で眠れ』

この押し迫った12月半ば過ぎ、
風邪をひいてしまったようです。
今日の授業は、なんとか(コンタック600で)乗り切りましたが。
週末の収録までには直さないと。

今日は、『裏切りの闇で眠れ』を見てみました。
(それにしても、これら一連(?)のフレンチ・フィルム・ノワールの邦題、
紛らわしいにもホドがある! 気がします。
わざとなんでしょうが、
これでは、作品の印象がぼやけるだけだと思います。)

主役は、一応、ブノワ・マジメルなんでしょう。
彼は、たぶん多くの人が感じるように、
往年のアラン・ドロンにも、
往年のロバート・デ・ニーロにも似ていて、
なかなか美しいのですが、
今回の役どころは、
いまいち影の深さが足りないようでした。
(これは彼のせいじゃなく、
監督や脚本のせいですが。)
といっても、十分見てはいられるんですが。

彼の相棒を演じているのは、
オリヴィエ・マルシャル。
彼は監督をすることもあるわけですが、
中で好きだったのは、この Les Lyonnais。

http://tomo-524.blogspot.jp/2013/06/les-lyonnais.html

あんまり好きじゃないのもありましたが。

この二人組が、
いわば、暴力の二面を象っているわけです。
冷酷で醒めた暴力と、
残酷で熱い暴力。

ちなみに、ブノワ・マジメル演じるフランクの部屋からは、
デファンスらしい眺めが広がっていました。

2014年12月14日日曜日

ロミオたち、ジュリエットたち

Abd al Malik が、グレコをフィーチャーした Roméo et Juliette は
大好きな曲の1つです。

https://www.youtube.com/watch?v=c_d-JdXrKuE

そして、Grand Corps Malade の、
Roméo kiffe Juliette
もいい曲だなあ、と思っていたんですが、
ふと気づくと、
YouTube では、すぐ近くに並んでいました。

https://www.youtube.com/watch?v=RcxRMikZrbY

調べていないんですが、
この2曲、関連があるということなんでしょうか。
調べてみる価値がありそうです。

*kiffer=aimer です。

2014年12月11日木曜日

「現代詩手帖・年鑑号」


さてこうして一年も押し詰まってくると、
毎年恒例のお楽しみといえば、
「現代詩手帖・年鑑号」
です。
税込3000円するんですが、
今年の代表作が150篇、
アンケート、
そして多くの論考が掲載されているので、
むしろお安いとも言える気がします。
たしかこの年鑑号については、
去年も、一昨年も、
ここで取り上げた記憶があります。

そして!
わたしにとって予期せぬ喜びだったのは、
詩人にして細胞生物学者という田中庸介さんが、
その年間展望、
「旅と自由とファクチュアルな詩のゆくえ」
という興味深い文章の中で、
『きみのスライダーがすべり落ちる その先へ』にも触れてくださったことです。
紙媒体で言及されたのは、これが初めてです。

実は今日、風呂でこの年鑑号を読んでいて、
突然「スライダー」が目に入ったときは、
思わず本をお湯に落としそうになったのですが、
考えてみれば、
去年年鑑号を読んできたときは、
自分で詩集を出すことなどほとんど考えていなかったので、
不思議と言えばほんとに不思議な感じです。
田中さん、ありがとうございました!

*田中さんが発行人をつとめる詩誌、「妃」です。
http://www.amazon.co.jp/%E8%A9%A9%E8%AA%8C%E3%80%8C%E5%A6%83%E3%80%8D16%E5%8F%B7-%E9%95%B7%E8%B0%B7%E9%83%A8-%E8%A3%95%E5%97%A3/dp/B00OBGQY90/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1418309074&sr=8-1&keywords=%E5%A6%83%E3%80%80%E5%BA%B8%E4%BB%8B

2014年12月8日月曜日

retweet

それにしてもどうしてこれだけ国民の安寧を脅かしている政権に
有権者たちは「圧勝」という結果をプレゼントするつもりなんでしょう。
何を期待しているのか、
それがわかりません。
株で大儲けした人は自民党に感謝しているでしょうけれど、
それ以外の人はなんで・・・

 
 
          ◆

(……)未来を捨て値で叩き売っても、
目先の「いいもの」が欲しいという人たち(……)が
日本の政治を決めている。


内田樹さんの tweet から

『もうひとりの息子』

先日、若きマハディ・ザハビが出演している
『もうひとりの息子』
について触れましたが、
今日、見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=mh4TS06P3SM

二つの家族、
一方は、テルアヴィブに住む、
フランス出身の夫婦。
妻は医師、夫は軍人。
子供は二人。
家庭内はフランス語。
もう一方は、パレスチナ西岸地区に住む、アラブ人家族。
夫はエンジニアだが、
今は「占領区」から出られず、自動車修理工をしている。
子供は二人。
もちろんアラビア語。
この二つの家庭の息子が、
湾岸戦争開戦間もないハイファで、
取り違えられる。
それが、前者の家庭の息子が徴兵検査を受けたことがきっかけで、
明らかになってゆく……

彼を含め、
俳優たちはいい演技をしていると思いました。
出演者は

http://www.moviola.jp/son/cast.html

パスカル・エルベは、
Mauvaise Foi で、
(HPの説明は誤りで、彼は主役なのではなく)
主役であるロシュディー・ゼムの(ユダヤ人の)友人役でしたし、

http://tomo-524.blogspot.jp/2013/10/mauvaise-foi.html

また、彼の初監督作品も見ました。

http://tomo-524.blogspot.jp/2013/09/tete-de-turc.html

彼が出ている作品、もう少し見たいです。
また、ハリファ・ナトゥールは、
これに出ていましたね。

http://tomo-524.blogspot.jp/2013/10/mauvaise-foi.html

というわけで、
見ている間は、
緊迫感が持続して、
いい場面もいくつかあり、
まったく飽きなかったのですが、
着地地点が、
ちょっとあいまいな気がしました。
むろん、これは着地させなくてもいいタイプの作品かもしれませんが、
そこが惜しかった気がします。
でも、見るに値する映画だと思います。

2014年12月6日土曜日

追悼ミサ

 
今日は、四ツ谷のイグナチオ教会で、
先日帰天されたフロモン先生の追悼ミサが行われ、
わたしも参加してきました。
司式はガラルダ神父だったのですが、
彼も、わたしたちには、
「大好きなガラルダ先生」です。

ガラルダ先生は、
大学1年生のとき、
「倫理学」(?)か何かの授業に出ていたのですが、
1番面白かった。
その授業で、
フロムの『愛からの逃走』を読んだのが、
強く記憶に残っています。

でも、このガラルダ先生と、
フロモン先生が友だちだったなんて、
はじめて知りました。
(でも考えてみたら、お二人とも神父であり、
同じ大学内の宿舎で暮らしていらっしゃったわけなので、
知り合いでないはずもないんですが、
全然考えませんでした。)

かつての同級生たちも、
フロモン先生のために集まってきていました。
彼らと一緒に、フロモン先生にお別れできて、
よかったです。
もちろん、さびしさはありますが。

ガラルダ先生がおっしゃっていた通り、
「不在」になってはじめて、
ああ、もっと話しておけばよかった、
なんて思うんですよね。
わたしも、フロモン先生のお話を、
もっと聞いておけばよかったと思います。

フロモン先生、ありがとうございました。

2014年12月5日金曜日

『サバイビング・モロッコ』

予告編を見て、
楽しみにしていた映画、
『サバイビング・モロッコ』、
見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=HUHM-fnGpAw

一言で言うと、ちょっと長い、かな。
一つ一つのショットが、
わたしには長すぎる気がしました。
もちろん、
ワル仲間の一人が、
リンチされているところをあるイスラム・グループに救われ、
その過激な教義に入れ込んでいくあたり、
狂信というものの危うさをうまく表現していたと思いますし、
細々したことにも、
初めて見る習慣などが現れていたので、
それはそれでおもしろかったのですが。
編集を変えれば、
ずっと良くなると思いました。

2014年12月4日木曜日

日本語風英字フォント

おもしろい、というか、
これはたしかに「思いつかない」、というか、
そもそも発想がないというか。

http://www.webcreatorbox.com/inspiration/japanese-ish-fonts/

しかも無料なんですね。

Miss Musulmanes

2011年から始まった、「ミス・ムスリマ」。
今年はインドネシアで開催させたようです。

http://madame.lefigaro.fr/societe/jugee-sur-sa-piete-une-tunisienne-est-sacree-miss-monde-musulmane-241114-82752

もちろん水着審査などはなく、
全員ヘジャブ着用。
(応募書類には、あなたがヘジャブをつける理由、
を書く欄があるようです。)
そして賞品は、金の時計とメッカへの巡礼の旅。
今回優勝したチュニジアの女性(25歳)は、
優勝の挨拶として、こう語ったそうです。

« Puisse Allah tout-puissant m'aider dans cette mission
et libérer la Palestine, s'il vous plaît, s'il vous plaît,
libérez la Palestine et le peuple syrien »