2015年1月11日日曜日

『セブン・デイズ・イン・ハバナ』

この映画は、
(今過去ログを確認したところ)
去年の7月に見たようです。
そうそう、
『ゾンビ革命』関連の「ハバナ・ミニ特集」で見たのでした。
で、今日、もう一度見てみました。
明後日の「ワールド映画」ゼミで、
このオムニバスの中から、
1~2本見せるつもりだからです。
キューバとアメリカの国交回復は、
学生も、
その歴史的経緯をおさらいしておいたほうがいいと思ったからです。

https://www.youtube.com/watch?v=vvdmPFNVeiY

最初に見たとき同様、
個人的には、
「セシリアの誘惑」に惹かれました。
若い二人の、
脱出への希望、そして同時に恐れが、
とても凝縮した形で描かれていて、感動的です。

でも、若い日本の学生たちには、
ある程度説明しないと、
ピンと来ないだろうと思います。
それは能力の問題ではなくて、
彼らが育った環境と、
ハバナの若者たちのそれが、
根本的に違っているからです。
(社会主義国ですから。)
ハバナのふたりが交わす会話には、
「マイアミ」や「マドリード」が、
未来の似姿として登場します。
そして前者は野球と、
後者は歌と結びついています。
どういう反応になるでしょうか?