2015年2月28日土曜日

『バベルの学校』

以前ヒットした、
『パリ20区、僕たちのクラス』
に近いんでしょうか?
作品を紹介する、テレビ・スポットです。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000043563.html

まいフラ(L.15)

スキット前は

Eva et sa mère échangent des mails
après le tremblement de terre du 11 mars.

エンディングは

Tomohiko, la semaine prochaine, i
l y a une petite soiree. Tu veux te joindre à nous ?
Bien sûr ! Avec plaisir !
Ok, je te tiens au courant.

最後のtenir 人 au courant は、
とてもよく使われます。

2015年2月27日金曜日

La vie d'Adèle

今日見たのは、『アデル、ブルーは熱い色』。
アブデラティフ・ケシシュ監督の、
長篇5作目に当たります。
(デビュー作は、
http://tomo-524.blogspot.jp/2013/01/la-faute-voltaire.html
でした。)

予告編はこれ。

https://www.youtube.com/watch?v=n2QB3FyBEWA

この映画は、原作はコミックで、
まあ、GLものってことになりますね。



ただ、映画においては、「百合性」に終始するのではなく、
生活とか、信条とか、階級、ないし階層とか、
そうしたものも、背景にどっしりあって、
監督は「大人」なんだということを感じさせませす。

パルム・ドールを取った女優さん二人は、
たしかに印象に残る存在感。
この作品についてうまく語ることはできませんが、
たしかに、いい映画なんだと思います。
3時間ですが、全然飽きませんでした。

監督のインタヴュー:

http://www.outsideintokyo.jp/j/interview/abdellatifkechiche/

そして、たまたまですが、
フィガロ紙が「GLキス」特集を組んでいました。

http://www.lefigaro.fr/cinema/2015/02/27/03002-20150227ARTFIG00147-catherine-deneuve-lea-seydoux-les-baisers-lesbiens-au-cinema.php

2015年2月26日木曜日

オマーラ・ポルトゥオンド

今年85歳になられるそうです。
歌、うま!

https://www.youtube.com/watch?v=BgPS58meyZA

市民救命士になる

今日は大学で、
「AED講習」を受けてきました。
なんでも、数年以内に、
教職員全員が受けなければならないそうです。
実際、学生が倒れるという事例もないわけではないので、
そのとき適切に処置できるように、
ということのようです。

消防署の方も、ヴォランティアの方も、
とても丁寧で、勘所を押さえた説明なので、
よく理解できました。
ただわたしのばあい、
どうも力が足りないのか、
体の使い方が下手なのか、
胸骨を押すのがうまいとはいえませんでした。
それでも、
3時間の講習はあっというまで、
なんとか川崎市の「市民救命士」になれました。

2015年2月24日火曜日

" Don't believe me, just watch ! "

イギリスはもちろん、日本でもヒット中の、

Uptown funk.

この曲、でもやっぱり「サイコー!」の1つですね。

https://www.youtube.com/watch?v=OPf0YbXqDm0

ライブも good !   https://www.youtube.com/watch?v=GbGX1Sx0gvo

You wanna dance ?    https://www.youtube.com/watch?v=UDG4wPKPR28

マーク・ロンソンたちが見せる、
「ファンキー・ロボット」的な踊り、
わたしは昔から好きです!
ちなみにフランスでも、大ヒット中。

そしてこの曲を聞いて、
久しぶりに思い出したのが、
これも学生時代好きだった、この曲。

https://www.youtube.com/watch?v=QcYDNGQOb5Q

わたしにとって「ファンク」といえば、
やっぱり、この曲かなあ。


2015年2月22日日曜日

『昭和残侠伝 死んで貰います』

高倉健の代表作の1つとされ、
また同時に、
『昭和残侠伝』シリーズ中最高傑作とも言われるこの作品、
随分昔に見た記憶がありますが、
今回、BSで放送されたものを、見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=O31EWmOa4_c

公開は1970年ですが、
主な時間的舞台は1927年、
バリバリの戦前です。
場所は深川で、
長くそこをシマとする寺田組に対し、
新興やくざの駒井組が、
そのシマを乗っ取ろうと画策します。
健さん演じる秀次郎は、
もちろん前者の、古い、経済的な論理とは別の価値で動く、
その意味ではきわめて誠実な人間です。
一方後者は、つまるところ、グローバリスト。
金を儲けることが至上命題で、
その論理の前に、義理も人情も伝統も文化もあったものじゃありません。
つまりこの映画は、
こうした2つの論理のせめぎ合いの中で、
古い側に立つ健さんが、
観客の屈託をも、ぶったぎってくれるわけです。
封建的な世界なんてまっぴらですが、
その中にある良質な部分、
その後の世界で失われつつあった部分が、
観客の目の前に提示されるわけです。

それにしても、1970年と言えば、
オイルショックの3年前です。
この時点ですでに、人々は、
資本の論理の凶暴さに、
感づいていたのでしょう。
わたしは中1でしたが、
当時唐獅子牡丹の歌が歌われていたのは、
はっきり覚えています。
なかなかいい映画だと思いました。

(健さんのセリフは、タイトルとは違い、
「死んで貰うぜ」でした。
そして池辺良の名セリフ、
「ご一緒、ねがいます」
も、たしかによかった。)

2015年2月21日土曜日

ブルーなのはお好き?


レナさんと吹き込んだ CD の付いた、

『フラ語動詞、こんなにわかっていいかしら?』(改訂版)

絶賛予約受付中(希望)なんですが、
配本が、3月7日になりました。
当初の予定より少し遅くなり、
大変申し訳ありません!
どうぞ、あと少しだけお待ちくださいませ。

修士論文発表会

さて、昨日は、
ディジタル・コンテンツ系の修士論文発表会でした。
全部で8人。
それぞれに力のこもった論文でした。
中で、わたしがほんの少しだけ審査の手伝いをしたのは、2本。
ヴィデオ作家、というか、
最近は映画監督としても知られるミッシェル・ゴンドリーを中心に、
ミュージックヴィデオの歴史的分析を行った論文が1つ。
そして、ハワイのフラの中でも特異な位置を占める、
メレ・マイという舞踊を通して、
ハワイアンの身体観、ひいては世界観に迫ろうとした論文が1つです。

前者は、まさにディジタルなコンテンツに対して、
新しい批評性を打ち立てようという美しい野心に貫かれた、
若々しいものでした。
ミュージック・ヴィデオは、映画との共有物をたくさん抱え込んでいますが、
一方で、それならではの初期条件、
つまり、ある楽曲に奉仕するという使命を帯びているわけです。
ただ、出来上がった作品は、時にその使命を越え、
それ自体が評価される地平に達したわけですが。
そしてゴンドリーは、まさにそのトップを走っていたわけなんでしょう。
(わたしが好きなのは、パリで撮影されたコレ;
https://www.youtube.com/watch?v=6Fe1Scu5fdw
だんだん増えます!)
彼の、ある意味でローテクな作品と、
あのメリエスの作品の比較なんかも、
今後、おもしろいかもしれません。

後者は、舞踏という、論文の対象になりにくいものに対して、
果敢に、そして深い愛をもって取り組んだものでした。
フラというと、一般にそのハンド・モーションが注目されがちですが、
このメレ・マイの場合、
むしろ下肢の動きに大きな特徴があるそうです。
というのは、それが生命の、創造の、
つまり根源的なエロスにかかわる特別な踊りだからです。
今回の論文は、この舞踊の具体的な動きを丁寧に追いながら、
その背後の意味に、じっと目を凝らすものでした。
たとえば「ココナッツ」のような生の象徴が、
ハワイの創世神話の中で、
どのような役割を演じたことがあるのか、
さらには、
「オスなるもの」「メスなるもの」はどうか、
なども知りたくなりました。

これだけの論文を書くのは大変だったと思います。
お疲れ様でした。
(そして、さらなる精進を!)

告知ちらしです


まいフラ(L.14)

スキット前は

Dans cet épisode,
Eva et Dong fêtent la fin de leurs études dans un izakaya.

エンディングは

Marine, tu aimes la cuisine japonaise ?
Bien sûr ! Mais je préfère la cuisine française.
Je ne pourrais pas résister à une bonne tranche de foie gras !
A qui le dis-tu ! J’en mangerais des kilos si je le pouvais !
 
une bonne tranche は、
分厚い、たっぷり感のある一切れ、
という感じです。
A qui le dis-tu ?
は、
ふつうの疑問文として「それを誰に言ってるの?」
となるわけですが、実際には、
反語的(というのとはちょっとちがうかな?)、
「誰に言ってんだよ!」
という感じになるわけです。
(まあ、日本語もそうですね。)


まいフラ(L.13)

スキット前は、

Dans cet épisode,
Wang et Eva sont au sanctuaire Meiji à Harajuku
pour le réveillon de la Saint-Sylvestre.
 
エンディングは、
 
Marine, tu aimes Shibuya ?
Euh...pas tellement.
Ça grouille de monde. Et toi, Tomohiko ?
Moi, j’adore les endroits noirs de monde !
Ah bon? Ça m’étonnerait !
 
Ça m’étonnerait !
は、「(もしそれが本当だとすれば)それはわたしを驚かせるだろう」
という感じで、
要は、本当だと思えないくらいだ、まさか、I doubt it !
ですね。
 
 
 
 
 

2015年2月19日木曜日

ピケティ&佐藤優

今出ているアエラに、
「ピケティ&佐藤優」
の対談が出ているというので、
さっそく買って読んでみました。が、
短いし、いまひとつ話がかみ合っていない印象。
(この対談においては、佐藤のほうが、
より根源的な問いを発しているように見えました。)

ついでに文藝春秋も買い、
「鹿島茂&森千香子」
の対談も読みました。
これには、
「池上彰&佐藤優」
対談も出ていて、
これは、以前ここでも触れた、『新・戦争論』の続きという体裁。
これはとてもおもしろかったです。
特に、イスラム国が「ソ連化」する可能性、
というあたり、
考え付きもしませんでした。

そして今日の朝日新聞には、
エマニュエル・トッドのインタヴューが。
これは、さすがにすごくおもしろい。
トッドも、ちゃんと読み直さないとなあ、
という気になりました。

そういえば、しばらく前ですが、
佐藤優の、
『今生きる「資本論」』
を読みました。
これは、『資本論』を(ゼミ形式で)読む講座の活字化で、
だからとても読みやすい。
(『資本論』の引用部分は、読みやすくないですが、
これは量的には少ないです。)
この本は、すごく勉強になりました。
覚えていたいことがらが多かったので、
もう少ししたら、もう一度読んで、
内容を頭に定着させたいと思っています。(希望!)

2015年2月18日水曜日

ドラマ

まあ、週に1本くらい、
おもしろいドラマを放送してくれるといいのになあ、
と思いつつ、
なかなかないのが現実ですが、
たしかに半沢は、
それなりに楽しむことができました。
忠臣蔵だ、と思ったことは、
以前書いた気がします。

で、
今は『流星ワゴン』。
これが……
初回あたりは、
家父長的な父子(ないし家族)のあり方と、
戦後民主主義的なフラットな父子のあり方との対比なのね、
と思いながら、
それぞれの功罪がうまく描かれるといのに、
と期待しましたが……
(特に家父長体制の、基本的には「×」にちがいないケースでも、
それが失われたことで一緒に失われたものもあるでしょうから、
そのへんを丁寧に掬い取るなら、
それは「いいね」と思ったわけでした。)

第5回が終わり、
もう見るのはやめようかと思っています。
まず、制作者の「手」があまりに見えすぎて、
それが興ざめ。
しかもそれが、そうとう俗な感情に訴えようとしていて、
カタルシスどころか逆にストレスが残る感じ。

ドラマ作りは、難しいですね。

2015年2月15日日曜日

Youssoupha

今ラジオ(RFI)を聞いていたら、
この曲がかかりました。

https://www.youtube.com/watch?v=Aq1PsFGssOg

こういう感じ、好きです。
ラップなので長いですが、リリックも。
(ラップも、歌詞を見ながら聞くと、
はるかに親しみが持てます。)

L'amour ça repart
Parfois ça nous quitte
J'assume tous mes pas
Car seul Dieu nous guide
Et quand on se parle, l'histoire est écrite
Ne me remercie pas, t'inquiètes on est quitte
La rue m'a fait vivre
Mais la rue m'a dégoûté
L'école m'a fait lire
Mais l'école m'a fait douté
Maman m'a appris que l'argent n'est pas une fin en soi
Que vieillir est obligatoire mais grandir est un choix
On m'a dit "ne te rate pas" y'a personne qui m'aide
J'aime pas le rap, moi
C'est le rap qui m'aime
Il m'a rendu au centuple tous ce que je lui donne
Et parfois quand je ne chante plus
C'est là que je m'isole
Et je n'ai pas d'idole
A part le plus grand
A part mon créateur
Plus j'en parle plus j'en tremble
Plus rien ne me tente a part quelques doutes que je promène
On se ressemble, appelle moi Youss' on se connait !

Tant d'années, tant d'années, Youss' on se connait
Tant d'année, tant d'années, Youss' on se connait
J'peux pas t'oublier
J'peux pas t'oublier
A tant vouloir m'exiler ailleurs
Et prier pour le meilleur
Je réalise que les mêmes rêves
Nous font et nous rassemblent
Il y a de l'amour dans mes paroles
Tu chantes avec moi et je m'envole
Tu te retrouves en moi
Je sais qu'on se ressemble
Tu bouges la tête sur la musique
Le temps s'arrête et c'est magique !
C'est là toute l'histoire de ma vie
Et tu l'a connais, on se connaît...
Un autre pas vers l'avenir
Je t'invite encore à me suivre
On se connaît
Et je sais qu'on se ressemble...
 
Tant d'années, tant d'années, Youss' on se connait
Tant d'année, tant d'années, Youss' on se connait
J'peux pas t'oublier
J'peux pas t'oublier
 
Les stars ça décline
Un jour on les remplace
Les foules sont anonymes
Et un jour on les embrasse
La pression domine
Personne n'est à ma place
J'ai pas de pseudonyme
Youssoupha c'est mon vrai blaze
J'ai un label qui monte
Tant pis pour la critique
Et puis plaire à tout le monde
C'est plaire à n'importe qui
Le but de ma musique
Du rap que j'expose
C'était de rester authentique
Pas de rester pauvre
Prouves que tu luttes, prouves que t'exultes
Prouves que le but c'est briser les coeurs brut
Ils veulent qu'on se buttent
Attendent les erreurs que l'on commet
On se ressemble, appelle moi Youss' on se connait !

Tant d'années, tant d'années, Youss' on se connait
Tant d'année, tant d'années, Youss' on se connait
J'peux pas t'oublier
J'peux pas t'oublier

Tant d'années, tant d'années, Youss' on se connait
Tant d'année, tant d'années, Youss' on se connait
J'peux pas t'oublier
J'peux pas t'oublier
 
そういえば、このYoussoupha(ユッスーファ、だと思います)は、
去年の5月に、
<feat. インディラ>のこの曲をここで紹介したました。

https://www.youtube.com/watch?v=DwtAg1V_kQk

これも、ドラマチックな仕立てがうまくいった場合だと思います。
で、
今ちょっと調べたところ、
このYoussoupha、
まだ「日本語」ではほとんど(というかまったく?)
話題になっていないようなので、
ここでもう一度貼ることにしました。

社会学部

数日前、雑誌「ふらんす」の臨時増刊号、
「シャルリー・エブド事件を考える」
をご紹介しましたが、
その時点で、
つまりまだ予約段階で、
早くもアマゾンの順位が3000位ほどで、
あまりの注目度に驚いたんですが、
その後も何度かチェックしてみたところ、
1時間ほど前に、
なんと「958位」となっていて、
これはほんとに驚きました。
はっきりいって、
ふだんはそんなに大量に売れる雑誌ではないと思うんですが、
(もちろんいい雑誌で、
応援したい雑誌で、
ず~っとあって欲しい雑誌ですが)
今回は特別ですね。
編集担当の「あ」さんも仲良しなんですが、
とても喜んで&張り切っています。
(まあ、いつも張り切っているんですが!)
こういうテーマの増刊号が注目されるのは、
ピケティー本が売れるのに似て、
なんとなく励まされます。

     ◆

先日、大学の業務中に、
ある女性から話しかけられたんですが、
聞いてみると、
彼女は以前、ある大学の社会学部にいて、
そのとき、わたしのフランス語の授業に出ていたんだそうです。
「『おいしいフランス語』っていう教科書を使っていて、
その本が、ほんとにおいしそうで好きでした!」
と言ってくれて、
とてもうれしかったです。
「ナミちゃん(=教科書の主人公)のイラストは、
持田香織風にしたんでしたよね」
おお、そんなことまで覚えていてくれるとは!
そうなんです、
イラストレーターの方に、
持田風でお願いしたので、
そのことを、学生にも伝えた記憶があります。

長くやっていると、
こんなこともあるんですね。
S さん、ありがとうございました!

2015年2月14日土曜日

おめでとう、コート・ディヴワール!

遅ればせながら、
アフリカ・ネーションズカップ優勝、
おめでとう!

http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20150209/279251.html

それにしてもこのPK戦、
よく勝ちましたねえ。

https://www.youtube.com/watch?v=MADAJX4X1I4#t=133

2015年2月13日金曜日

まいフラ(L.12)

スキット前は、

Dans cet épisode,
à l’approche de Noël,
Eva et sa mère s’échangent des mails.

エンディングは、

Marine, tu as des frères et sœurs?
Oui, j’ai un petit frère. Je l’adore, mon petit frérot. Et toi?
Moi aussi, j’en ai deux.

ちなみに、弟の作品(作曲・演奏・映像)はこちらです。

https://www.youtube.com/watch?v=dizlqEyEfsI

まいフラ(L.11)

スキット前は、

Dans l’épisode précédent,
Wang et Eva étaient au parc d’attractions.
Dans cet épisode,
on les retrouve en train de se promener
dans le quartier d’Ikebukuro.

エンディングは、

Et Marine, quelle heure est-il ?
C’est l’heure de se dire au revoir.
Déjà ?
Oui, déjà.
 
2行目は、
「(おたがいに)サヨナラを言い合う時刻だ」
ですね。
ここでの<se dire>は「相互用法」です。

2015年2月11日水曜日

シャルリ・エブド事件を考える: 『ふらんす』臨時増刊号


雑誌「ふらんす」の臨時増刊号です。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%96%E3%83%89%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B-%E3%80%8E%E3%81%B5%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%99%E3%80%8F%E8%87%A8%E6%99%82%E5%A2%97%E5%88%8A%E5%8F%B7-%E9%B9%BF%E5%B3%B6-%E8%8C%82/dp/4560084300

臨時増刊って、いつ以来なんでしょう?
でも、(わたしは別として)
これだけのメンバーが1つの問題について語るというのは、
ものすごく楽しみです。
シャルリ・エブド事件そのものについて考えるのも楽しみだし、
「考える」ということ、つまり、
1つのことがらを、
いくつもの層、いくつもの角度から見ることの、
めちゃめちゃ具体的な例となってくれそうなことも楽しみです。
編集の方も、
「かなり充実した特集になりそう」と言っていたし。
これは、ほんとに読むのが楽しみです。

3月7日発売です。
(2/15日、18:05現在、
アマゾンで、なんと 958 位!
まだ予約段階なのにこれって、
ものすご~~い注目度なんじゃ?)

*監修者のお一人である堀茂樹先生も、こんなふうに。

https://twitter.com/hori_shigeki/status/565818376887345152

ぜひ拝読したいです!

2015年2月9日月曜日

Money

昨日、英語の先生たちとだべっていて、
まあいろいろ話題は出たのですが、
お金がない、みたいな話になった時、
わたしはふと、ある歌の歌詞を思い出しました。

「お金で何でも買えるわけじゃない、それは本当さ。
でも、お金で買えないものなんて、おれはいらない」

本気なのか裏返しなのか……それはともかく。
ただそのときわたしは、たしかモータウンだった、
としか思い出せず、
みんなも、たしかに聞いた記憶が……、
というあたりで終わったんですが、
今朝会った時、
その時いた先生の一人が、紙を示して、
「これでしょ?」
そう! これ、Barrett Strong !

https://www.youtube.com/watch?v=ijEgfnJuirA

さすが、音楽好きの英語の先生。
あっという間に見つけてくれました!

The best things in life are free
But you can give then to the birds and bees
I need money (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
Your love give me such a thrill
But your love don't pay my bills
I need money (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
Money don't get everything, it's true
But what it don't get, I can't use

I need money (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
Money (that's what I want)
Lots of money (that's what I want)
Whole lot of money (that's what I want)
Aha (that's what I want)
Aha ha ha ha ha(that's what I want)
Whoa yeah (that's what I want)
Give me money (that's what I want)
Lots of money (that's what I want)
Always need greens (that's what I want)
That's right baby that's what I need(that's what I want)
Aha ha ha ha ha (that's what I want)
Whoa yeah (that's what I want)
Give me money
Lots of money

2015年2月8日日曜日

ボブ、70歳

これはちょっと自慢なんですが、
あれは学生の頃、中野サンプラザで、
ボブ・マーレーのコンサートに行ったことがあります。
アンコールは Is this love ?
名曲ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=SiP4I2aFQ-c

1979年、大学2年の頃でした。
そしてその2年後、
彼は亡くなってしまいました。
ショックでした……

そのボブ・マーレー、
もし生きていれば、昨日は、
70歳の誕生日。

というわけで、この放送でした。

http://www.rfi.fr/emission/20150207-musique-reggae-marley-nesta-bob-jamaique-abdelouahab/

2015年2月7日土曜日

Benzema...

Benzema...

https://fr.sports.yahoo.com/news/vine-benzema-blesse-gravement-beto-133600823--sow.html

キーパーBetoは担架で退場。
でもBenzema はおとがめなし。
Mmm...

2015年2月6日金曜日

まいフラ(L.10)

スキット前は、

Dans l’épisode précédent,
Eva racontait à Kaori ce qu’il s’était passé entre elle et Wang.
Eh oui, Wang et Eva sont enfin ensemble !
Dans cet épisode,
nous les retrouvons dans un parc d’attraction.

エンディングは、

Marine, tu as étudié le japonais pendant combien de temps?
Pendant un an et demi.
Ah bon? Et pourquoi est-ce que tu as étudié le japonais?
Parce que j’aime beaucoup la culture japonaise !

マリーヌは、実は英語もできます。
英語は、テレビドラマを見て覚えた、と言ってました。
それができればねえ~。

2015年2月5日木曜日

さもありなん

先日、他学部のフランス語の先生と会ったとき、
Charlie Hebdo の最新号、
ナマで見せてもらいました。
なんでも、フランスにいる友だちが、
誕生日プレゼント(!)に、送ってくれたのだとか。
日本では、
基本的に表紙について語られていますが、
まあもちろん、中もあるわけです。
ずいぶん御下品なのもありました。
さもありなん、というところでしょうか。

          ◆

これもまた、さもありなん、です。

 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150203-00042911-playboyz-pol

まいフラ(L.9)

さて、スキット前は、

Dans l’épisode précédent,
Eva et Wang étaient au téléphone
quand la sonnette de la porte a retenti.
Dans cet épisode,
Eva raconte à Kaori ce qu’il s’est passé par la suite.
 
で、エンディングは
Marine, tu étais où hier soir ?
J’étais dans un bar.
Où ça ?
Ikebukuro.
Ah, tu adores Ikebukuro.
Toi, non ?
 
ですね。


『愛について、ある土曜日の面会室』

まだ20代だったというレア・フェネール監督のデビュー作、

『愛について、ある土曜日の面会室』

を見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=g_jrRoHc5E8

そう、ここで紹介されている通り、
映画では、3つの別々の物語が、
「面会室」という場所で交差します。
その3つの流れは、
(ミステリー小説のように)1つになるわけではありません。
でも、
その場所で交差することには、
ある種の必然めいたものがあるようにも感じられます。

だめな男(彼はよかった)も、だめな女も、
若い女も、若い男も、
年配の女性も、ゲイの青年も、
ステレオタイプではなく、
描けていると思いました。
恐るべき20代です。

タイトルですが、オリジナルは、

Qu'un seul tienne et les autres suivront

これ、なかなか訳しにくいですが、
「たった一人でもいいから、持ちこたえられますように。
そうすれば、ほかの者たちはついてゆくでしょう」
くらいでしょうか。
動詞 tenir は「保つ」ですが、
ここでは目的語のない、いわゆる絶対用法で、
「(なんらかの問題に対して)持ちこたえる」ことなのでしょう。
これは、「あるラップの歌詞からとった」のだと、
監督がインタヴューで言っていたので、
探してみたら、ありました。これです。

http://www.rap2france.com/paroles/kery-james-post-scriptum.html

YouTube : https://www.youtube.com/watch?v=L-OR7UGkCb0

ケリー・ジェイムズ(でいいんでしょうか?)は、
ハイチ人の両親の元、
グアドループで生まれています。

で、やっぱりこのタイトルはフランス語話者にも気になるらしく、
監督は、よくそれについての質問をされていました。
監督自身も、
このタイトルには思い入れがあるようで、
冒頭のシークエンスは、
「ほかの者たち」がついてこない例なのだ、
とコメントしています。
となると、この邦題、
ちょっとポエティックで、好きですが、
まあもう少し、
オリジナルのニュアンスを残してもよかったかなと感じました。
でもとにかく、
映画は◎でした。

2015年2月4日水曜日

『ザ・フォース』

日本では、劇場未公開で、
DVDだけ発売された、
『ザ・フォース』
という映画を見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=otCxunmoyz4

まず、この邦題、わかりづらいですね。
原題は De forece で、
これは「無理やりに、強引に」を表すイディオム。
主人公はセリフの中で、何度か、
「おれは無理やり脱獄させられた」
と言っていて、
タイトルはそこから。
この邦題でも、かすってはいるのでしょうけど、
邦題だけでは、喚起力が弱いですね。

この映画は、
模範囚だったマニュ(エリック・カントナ)を、
検察と警察が利用して、
別の犯人を逮捕しようとする、
というお話です。
刑事は、イザベル・アジャーニ。
彼女の息子は、チンピラの卵で、
麻薬に絡んで重傷を負い、
この2つの流れが絡んでいくわけです。

マニュの昔のワル仲間が3人いるんですが、
これが、
インド系、コルシカ系、マグレブ系、
です。
こういう、<ワル=全員移民系>というタイプは、
以前は多かったですが、
この頃はむしろ少数派かも。
そういえばエンディングも、
(伝統的な)フランス映画っぽいかも。

作品としては、
まあ、フツウ、でしょうか。

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「イスラム国によるこの
『ハリウッド風殺人映像リアルタイムグローバルシェア状況』
の出現は、
ITによるネットユーザーのエンパワーメントと情報のシェアが世界をよくする
という楽観主義に対して、
痛烈な反論になってしまっていると思う。」

https://twitter.com/hazuma/status/562838448307204096

2015年2月3日火曜日

<映画における女性の歴史>

今日ラジオ(RFI)を聞いていたら、

Histoire(s) de femmes au cinéma

という番組がありました。

http://www.rfi.fr/emission/20150203-histoires-femmes-cinema/

ゲストは、
ジャッキー・ビュエ、
モロッコ系の女性監督、レイラ・キラーニ、
レバノン系女性監督、アンリ・スルール。

このテーマなら、出るかな? と思っていたら、
やっぱり出ました、この映画の話題。

http://tomo-524.blogspot.jp/2013/07/blog-post_26.html

でも……
このテーマでラジオ番組が作られ、
女性の描かれ方、が話題になっている、
つまり、専門書だけに閉じこもっていないということ自体、
ちょっと日本より意識が高い印象は否めません。

「商業映画」とは何か、という話の途中で、
「女性版ジェームズ・ボンド」はまだいない、
tお言っていたのだ、印象的でした。
(そしてリュック・ベッソンの名がその後出てきますが、
これは、『ニキータ』や『5th エレメント』などをふまえているのでしょう。

ミステリー小説の世界には、
かっこいいヒロインたちがいますが、
映画では、
(いくつも試みは思い出せますが)
たしかに、ジェームズ・ボンドほどに認知されたヒロインは、
まだこれからかも。
でひ出てきてほしいです。

永続的だとしても

つらい、残念な、悔しい事件でした……。

でも、
人類が行ってきた戦争においては、
ありとあらゆる残虐な行為が繰り返されてきたわけで、
彼らは、「人間じゃない」わけではなくて、
まさに人間なのだと思えます。
だから、
(テロとの戦いは、
もう永続的であると覚悟を決めるしかないとしても)
彼らの主張、心情、メンタリティーを、
思いやる必要があるのでしょう。
あの国境を引いたのは誰なのか、を含めて。
譲歩というのではなく、
厳しいけれど、
それが、お互いの利益になると思います。