2015年4月15日水曜日

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『パリ移民映画』を書きたとき、
この人に見てもらえたら嬉しいなあ、
と思っていた人たちのひとり、
昼間賢さんが呟いてくださっています。
コピペします。

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『パリ移民映画 都市空間を読む 1970年代から現在』白水社新刊。
本来は「パリ/移民/映画」のように、
複数の歴史が、文化が、芸術のアプローチが交錯する難しい&魅力的なテーマに、『エキゾチック・パリ案内』(平凡社新書)の著者が取り組んだ本格的な著作。

特に読みどころと見受けられるのは、
「移民映画」というときに、
おそらく他の芸術ジャンルの場合以上に、
アラブ・イスラエル問題が重要な背景として浮かび上がる、
そうした見解にもとづく考察です。
書誌とフィルモグラフィーも充実。
この分野での基本文献に。

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もうこれで、
本にした甲斐が十分ありました。

(実は、『エキゾチック・パリ案内』を、
平凡社から出してもらえた背景には、
昼間さんのちょっとした心遣いがあったんです。)

二重の意味で、
Merci beaucoup !