2015年5月17日日曜日

『ベッカムに恋して』

この映画、
今調べてみると、日本公開は2003年となっていて、
DVD化されたのも同じ年の秋らしいので、
わたしが最初に見たのは、
やはり2003年か、
遅くともその翌年だと思います。
おもしろそう、と思って見たのですが、
イマイチ?
と思った記憶が(はっきり)あります。
で、
あれから10年、
今日もう一度見てみたところ、
Mmm、おもしろい。
なぜあのとき、この面白さがわからなかったんだろうと、
自分の不明さにがっかりです。
まあ、それはともかく。

https://www.youtube.com/watch?v=bj74HKB4UaA

よく知られた映画なので、
ちょっと検索しただけでも、
とてもよく調べられているようです。
たとえば

http://britannia.xii.jp/cinema/title/bend_beckham.html

ここには、試合中「パキ!」と侮辱されたヒロインの怒りについて、
説明されています。
イギリスにおけるインド系とパキスタン系って、
こんなに仲が悪いんですね。
(で、監督のグリンダ・チャーダは、
そのへんはそのまま描き、
フォローはナシです。
こんなに面白い映画ですが、
イギリスのパキスタン系の人にとってだけは、
ややノレナイかも。)

あとは、ヒロインの家も、
ヒロインの姉のフィアンセの家も、
ともに相当の金持ちなのが、
ほんの少し違和感を持ちました。
経済的な問題は、
この映画にはほぼ存在しません。

原題は『ベッカムみたいに(クロス・ボールを)曲げろ!』。
いいタイトルですね。