2017年8月19日土曜日

Louvre

このところ毎日、
東京では考えられないくらい歩いているし、
午前中は雨の予報だしするので、
今日はちょっと楽するために、
ルーヴルに行ってきました。
まあ結局は、
たくさん歩いてしまいましたが。

行くたびに思いますが、
やっぱりルーヴルはすごいですね。
今日は、古代エジプトのコーナーに魅かれたのですが、
今から3000年、4000年前って、
いったいどれだけ昔なんでしょう……


そして、やっぱり一番混んでいたのは、
ここです。



実は昨日はオルセにも行って、
青いゴッホの自画像が、
やはりたくさんのレンズを向けれら、
恐ろしく孤独に見えたのですが、
こちらの彼女の場合もまた、同じような印象を受けました。

そして可愛かったのは、これ。


スタイルがあるって、いいですね。

夕方には太陽も出て、
気温は20度くらい。
雨の後なのに湿気もなくて、
街を歩くのに、
これ以上の快適さはないくらいです。

そして午後8時頃、
やっと空から明るさが失われてくると、
ビストロやカフェのテラス席から、
にぎやかなざわめきが聞こえてきます。
Ici, c'est Paris.

(もちろん、そうじゃないパリもあるわけですが。)

2017年8月18日金曜日

Ciao Italia !

今日は、
ポルト・ドレの移民歴史博物館で、

Ciao  Italia !

http://www.histoire-immigration.fr/agenda/2017-01/ciao-italia

という展示を見てきました。

この博物館に行くのは2回目ですが、
まず常設展から見てみると、
半分くらいは入れ替わっていて、
新鮮でした。



 ↑ は、
Bobigny Centre Ville
という、1961年の作品。
今だったら、またこれとは違う雰囲気でしょう。


この作品は、
とても単純化されていますが、
移民のルートを描いたものです。
チュニジアから、
一旦南下しているのが分かります。
おもしろいです。

で、Ciao Italia !

ですが、これは、イタリア系移民の歴史と貢献、
に焦点を合わせています。
そう言えば、
モディリアニも、
イヴ・モンタンも、
リノ・ヴァンチュラも、
イタリア系ですね。
『チャオ・パンタン』主演の、コリューシュもそう。



奥の絵は、
19世紀の終わり頃、
パレルモに集まる移民希望者を描いています。

映画について言えば、
予想通り『トニ』から始まり、
『甘い生活』などを経由し、
現代作品に至っていましたが、
これは、網羅的なものを目指しているわけではないので、
昨日モンマルトル博物館で見たBoulevard(『並木道』)なども、
抜けています。

会場には、イタリア語を話しているカップルなどもいて、
彼らの気持ちも想像してしまうのでした。
移民歴史博物館らしい、
意欲的な展覧会だと思いました。

シャルトル通り

2017年8月17日木曜日

モンマルトル博物館

今日は、サクレ・クールから徒歩数分、
モンマルトル博物館に行ってきました。
お目当は、

Montmartre, décor de cinéma

です。

http://museedemontmartre.fr/exposition/montmartre-decor-cinema/

映画の背景となったモンマルトル、というわけですから、
これは、わたしにとっては見逃せません。

モンマルトルと映画について、
集中的に検討したことはありませんが、
ほぼ、想像していた映画が取り上げられていました。
展示の方法もなかなかで、
会場のそこここにいくつものスクリーンが配置されていて、
渡された棒状の機械をそれぞれのスクリーンに向けると、
上映中の映画の音声が、
やはり渡されていたヘッドセットから聞こえてくる、
という仕掛けです。
映画はもちろん、モンマルトルが出てくるシークエンスが切り取られています。
で、ポスターもあります。


ほぼ予想通り、とは言いましたが、見てない映画もやっぱりあって、
たとえば、ジュリアン・デュヴィヴィエの

Boulevard(『並木道』)

などは、
東京に帰ったらすぐ見なければ、
という作品でした。



こんな風に、土地と映画の関係をテーマにした展覧会って、
東京では行ったことがありません。
こういう試みが、東京でもあっていいと思いました。

ちなみに、博物館の内部はこんな感じ。


窓からの、モンマルトルの眺めは、これ。



中庭はこんな感じ。



帰り際、この近所に住んでいるというマダムとお話ししました。
2年前に、夢だった日本旅行を果たし、
その時の桜の見事さが忘れられない、と言ってました。
彼女自身はストラスブールの生まれで、
英語教員になるべく大学で勉強し、
その後オハイオに4年いて、
それからはパリにいるとのことでした。
とても感じのいい、話し好きのマダムでした。
こういうすれ違いの、
ほんとの一期一会っていうのも、悪くないですね。

2017年8月16日水曜日

comptoir de la gastronomie

レ・アールのすぐ近くにある、
comptoir de la gastronomieは、
観光ガイドなどにも紹介されているようですが、
たしかにいい店だと思います。
この店は、レストランと惣菜店を併設しているのですが、
パリに来た時は、
必ずどちらかを利用します。
で、今日は惣菜店に。

ごく小さな山型ホイルに入ったテリーヌを、
調子に乗って3種類。
(ピスタチオ&volaille(家禽)、ローリエ&豚、
そしてこの店自慢のウサギです。)
またサラダも2種類。
(サーモンのパスタ、モッツァレラ&ミニトマト、ともに香草風味)
バゲットは今回愛用している店で買い、
通りがかりの店でさらにきゅうりのサラダも買い、
これに、冷蔵庫のチーズや、
これも調子に乗ったバター2種類があれば、
かなりぜいたくなディナーです。
そうそう、モノプリ・ブランドのシードルも冷えてます。





すごくおいしかったです!
店で食べるのに比べたら、
これでもずっと安いし。
しかもこれで、あしたの晩御飯もOKです!

2017年8月15日火曜日

サン・ジャック塔

オテル・ドゥ・ヴィルのすぐ近くにあって、
高さだって50m ほどもあるのに、
いまいち地味な存在であるのが、サン・ジャック塔でしょう。
この塔はかつて、
サンチアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の起点であり、
また、パスカルが実験を行い、
ニコラ・フラメルがスポンサーとなり、
ナポレオンⅢ&オスマンが改築に関わったことが知られています。
で、
宮本常一の都市観察についての教え、
高いところに登ってみよ、に従い、
300段の階段を、今日、せっせと登ってみました。
(要予約)

これは1867年ごろ。
明らかに陰鬱です。


そして今日。


サクレ・クール、凱旋門、モンパルナス・タワーなどの眺望との違いは、
なんといっても、
この塔がパリの中心に立っているため、
四方に「パリ」が開いている点です。
頂上(?)は、柵も低く、
かなり怖いのですが、
こんな感じです。





ブルトンは、このフランボワイヤン(火焔)様式の塔について、
こんな詩を書いています。
燃え上がる自分の体、
それがサン・ジャック塔なのだと。


VIGILANCE   ANDRÉ BRETON

À Paris la tour Saint-Jacques chancelante
Pareille à un tournesol
Du front vient quelquefois heurter la Seine et son ombre glisse imperceptiblement parmi les  remorqueurs
À ce moment sur la pointe des pieds dans mon sommeil
Je me dirige vers la chambre où je suis étendu
Et j’y mets le feu
Pour que rien ne subsiste de ce consentement qu’on m’a arraché
Les meubles font alors place à des animaux de même taille qui me regardent fraternellement
Lions dans les crinières desquels achèvent de se consumer les chaises
Squales dont le ventre blanc s’incorpore le dernier frisson des draps
À l’heure de l’amour et des paupières bleues
Je me vois brûler à mon tour je vois cette cachette solennelle de riens
Qui fut mon corps
Fouillé par les becs patients des ibis du feu
Lorsque tout est fini j’entre invisible dans l’arche
Sans prendre garde aux passants de la vie qui font sonner très loin leurs pas traînants
Je vois les arêtes du soleil
À travers l’aubépine de la pluie
J’entends se déchirer le linge humain comme une grande feuille
Sous l’ongle de l’absence et de la présence qui sont de connivence
Tous les métiers se fanent il ne reste d’eux qu’une dentelle parfumée
Une coquille de dentelle qui a la forme parfaite d’un sein
Je ne touche plus que le cœur des choses je tiens le fil

2017年8月14日月曜日

ホックニー&ウォーカー・エヴァンス

楽しみにしていた、
ポンピドゥー・センターのホックニー展、
行ってきました。
これが、期待以上によかったです。

ホックニーは、今年80歳。
おそらく多作な方なんじゃないかと思うのですが、
今回の展覧会では、かなりたくさんの作品が並んでいました。
いろいろ面白かったのですが、たとえば有名なプール・シリーズからだと、



で、たくさんのポラロイドを貼り合わせたシリーズでは、



すごいです。
しかも、一見うまく辻褄が合っているようで、
よくみるとずれずれ。
で、このずれが、なんとも異様な感覚を呼び起こします。
そして、この方向を動画にしたのが、「四季」なんですが、
ここでは冬を。


9個の画面に、同時に動画が流されて、
やはりずれながら、調和しながら、進ん行きます。
「四季」なので、これが同じ場所で、季節ごとに4パターン撮影されていて、
展示では、それが内向きに4つ並んでいました。
この体験型作品も、やっぱりすごい。
ホックニー、なかなかやります!

そしてウォーカー・エヴァンス。
最初、絵画的な写真から出発した彼は、
あのアジェなどの影響を受けて、
ストレート写真に目覚めたとありました。
これは、有名な農民の写真ではなく、
「壁のポスター」シリーズです。


ポスターを撮る人は多いと思いますが、
プロもやってました。

入場料は、14ユーロと高いのですが、
その分、内容の充実度は目を見張るものがありました。
ホックニー、好きになりました。

2017年8月13日日曜日

ガレットまで

アパルトの最寄駅であるアールゼメティエ駅は、
同名の博物館の名前からきています。
工芸博物館、です。
まあ何かの縁なので、
ちょっと覗いてみたのですが、
これがなかなか充実の展示品で、
驚きました。


これはパスカルの作った時計。
工芸、というのは、「測る」が一つの出発点のようです。
重さを、長さを、湿度を、時間を。



これはウエッジウッド。
右端は、大革命直後の製作。
青い2つも19世紀初めの作。
でも、ジャスパー・ブルーって、
こんなに深い色でしたっけ?


製作中の「自由の女神」、の模型。
おもしろいです。

ここでは、つい身近なものをあげてしまいましたが、
本当は、見慣れない美しい機械群がこの博物館の本領です。
できれば、理系の先生と行きたかった!

で、ランチは温州通りで餃子。
白人とアジア人が相席上等でひしめきます。
うまいです。

それから午後は、サン・マルたん運河をボートで下りました。
この運河は、あちこちで馴染んできましたが、
今回みっちりたどるとこで、
そうした点と点がみんなうまくつながりました。


船上では、比較的多い高齢のお客さんに合わせてなのでしょう、
往年のシャンソンが流れます。
1曲めはマ・モーム。そしてジョリ・モーム。
さらにピアフの、わたしは何も後悔しない……。
おじさまおばさまたちは、いっしょに歌っておられましたが、
わたしは、たとえばピアフのその歌は、
『憎しみ』の中でDJがリミックスし、
郊外のワカモノが生きる文脈に変奏されたことを思い出したりしました。

そしてさらに、
到着したスターリングラードから、
はりきってバルベスまで歩くと、
今日は土曜のマルシェの日ですから、
あのシャトー・ルージュはすごいことになっていて、
これは『エキゾチック・パリ案内』にも書いた通り、
めまいそのもの! というにぎわいかたでした。
ほんとに、クラクラします。
(ここは i-phone の画像です。)






(カメラに戻って)


これは、マルシェのとなりで開かれていたプチ・コンサート。
楽しそうです。

で最後は、たまにはこういうのもと思って、


これもアパルトの近くの店。
当然シードルと一緒に。
ガレットの生地そのものが香ばしくて、
やっぱりパリはおいしいのでした。

2017年8月12日土曜日

Thaï Nam


今回使っているアパルトは、
メトロのアール・ゼ・メティエの駅から、
200m ほど南下した シャポン通りにあり、
ということは、
そのままさらに200mも行けばポンピドゥーで、
さらにまっすぐ行けば、やがて、
ノートルダム寺院のファサードに接する道に繋がっています。
さすが3区、
というところでしょうか?

アール・ゼ・メティエ駅からすぐのau Maire通りは、
通称「温州通り」と呼ばれることもあるほど、
温州人が多いとされてきています。
で今日は、
そのau Maire通りからさらに路地を一本は入った、
裏通りそのもののような des Vertus通りにある、
タイ&ヴェトナム料理の店、
Thaï Nam に行ってみました。
これが! おそろしくうまかったです。

ちょうどヴァカンス前で、
今日は5品しかできないの、
とのことだったのですが、
トム・ヤン・クンも、
パパイヤのサラダも、
鶏カレーも、
タイ風ラヴィオリも、
みんなおいしかったのでした。
特にトム・ヤン・クンは、
今まで食べた中でベストでした。
すっきりした酸味と、複雑な後味……。
またサラダも、か〜な〜り辛いのですが、
噛んでいると、様々な味が染み出してくるような感じで。

聞けば、お店の人たちは全員ヴェトナム人だそうですが、
陽気で気さくで、いうことなしでした。
こんな店が、こんな路地裏にあるところが、
やっぱりパリの魅力の一つですね。

Thaï NamThaï NamThaï Na

2017年8月11日金曜日

近代美術館


さて初日、晴れ雨曇りが頻繁に入れ替わる不穏な天候の中、
身体慣らしに近代美術館に行ってきました。
イエナが最寄りですが、
トロカデロで降り、
とりあえずあの塔を拝んでから、
坂を下って行きました。

近美では、
「ドラン、ジャコメッティ、バルチュス」
という、仲良し3人展が開催されています。
なかなかおもしろくて、
たとえばイザベルというイギリスから来た画学生を巡っては、
3人それが絵画や彫刻を残しており、
それが一箇所に並べられていたり。



ジャコメッティは、「歩く人」もありましたが、
風景画や肖像画などもあり、
だいぶ昔に池袋(だったかな?)で見た、
ジャコメッティ展を思い出しました。



バルチュスは、いつ見てもスキャンダラスで、
それはもう当然今回もそうです。
彼の作品も割とたくさんありました。

ちょっと変わったところでは、
ドランが「バルチュスの肖像」(後方)を書いた時、
バルチュスはガウンを着ていたのですが、
その実際のガウンで作り直した椅子(手前)、
なんてのがありました。





でパリは、午前10時の気温が17度で、
それ以降、あまり上がりませんでした。
手が、かじかむ時間帯がありました!

2017年8月10日木曜日

Paris 到着



東京都心は37度になる、
という天気予報を耳にしながら、
羽田を発って12時間。
着いたパリは、19度(!)でした。
すずし!

到着時には、
アパルトマン屋さんに電話する約束で、
でも空港では公衆電話が近くに見当たらず、
しょうがないから「機内モード」やめようかと思っていたら、
INFORMATIONを発見。
このあたりに公衆電話がないか尋ねたところ、
ないけど、これ使って、
とデスクにあった固定電話を使わせてくれました。
ラッキー!

とは思ったものの、
なんと事務所の電話が誰も出ず留守電に。
そんなのあり?
仕方ないので伝言を残し、
もうアパルトに向かいます。
すると、雨が降ってきました。

タクシーの運転手さんはアフリカ系で、
自分もイギリス人の奥さんも、専攻は社会学だったそう。
イヴリーヌという幼い娘さんもいるそうです。
でも彼、19区で生まれ育ったと言いながら、
好きな場所はと訊くと、
まっさきに挙げたのはシャン・ゼリゼ。
いや、買い物には高いんだけど、
ぶらぶらするのはいいよね、だそうです。
で、
日本の自殺率が高いのはなぜ?
日本と中国って、ほんとはどんな関係?
などと、ぼやけた頭では答えにくい質問が続きます……(汗)

そしてアパルトが近くなったところで、
さっきの留守電の話をすると、
なんだよじゃあ俺が今かけてやるよ、とのお言葉。
それはありがたい!
で、電話してもらうと、
担当者は10分遅れで着くので待っててくれと。
まあ、仕方ない、ですね。

で、やっと、部屋に入りました。
これで落ち着けます。
そして、空も明るくなってきました。
さ、とりさん(とりあえず散歩)へ!


2017年8月8日火曜日

『子どもたちの階級闘争』

先日も、ブレイディみかこの本がおもしろいと書きましたが、
あの後、さらに2冊読んで、
やっぱりおもしろかったです。
特に、この『子どもたちの階級闘争』は、
すごくよかった。
もっともっと書いて欲しいです。

     ◆

さて、Imaginasia は明日が最終日なのですが、
わたしは一足先に部隊を離れ、
明日の午前中、パリに向かいます。
なんだか、ヨーロッパの空港が大混雑、
というニュースもあるので、
出入国に時間がかかりそうですが。

では、行ってきます!

2017年8月6日日曜日

バロック用イヤホン

最近、イヤホンを買いました。
もちろん、
「バロック用」なんていうイヤホンは存在しませんが、
試聴した時、
わたしの耳には、
とてもバロックに向いているイヤホンだと感じられ、
それがこれに決めた最大の理由でした。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00NG57ISS/ref=oh_aui_detailpage_o07_s00?ie=UTF8&psc=1

値段のことを言うなら、
イヤホンは1000円でも買えるので、
「高い」とも言えるし、
3万、5万の商品も珍しくないので、
「そこまで高くない」とも言えるのでしょう。
でも、
少なくともバロックを聞くときには、
これと1000円イヤホンでは、
雲泥の違いです。
(SONYの回し者ではありません!)

もともとわたしはモニター系の音が好きで、
ドンシャリは苦手なので、
「バランスド・アーマチュア型」が合うだけなのかもしれませんが。

愛用のバロック局については、
以前も上げましたが、一応。

http://stream.psychomed.gr/webstream%20baroque.html

今日の帰り道も、
本を読み疲れた後は、
このイヤホン&放送局を聞いていたのでした。

開幕

というわけで、
国際ワークショップ・Imaginaisia が開幕しました。
台湾、タイ、イギリス、シンガポールなどの学生・院生が、
明治大学の学生・院生と一緒に作品作りに取り組みます。
共通言語は英語。
そして今回の作品の舞台は「東京」です。
さて、どんな作品ができあがるのでしょう?

2017年8月5日土曜日

"J'ai fait ce que mon cœur m'a dit de faire"

しつこく訳せば、
「僕は、僕の心が、僕にするように言ったことをした」
ですね、Neymar が言ったのは。
(まあ、フランス語に訳せば、ということでしょうけど。)

で、
これは彼の雄姿を見なきゃ!
と思って、
19日のPSGの試合を予約しようとしたのですが、
PSGのHPが、
どうしてもカードを受け付けてくれません!
カード3枚、試したんですけど……(涙)
フランス関係って、
どうもカードの不調が起こりやすい気がします。

それはともかく。

ニュースをつらつら見ていると、
ネイマール自身に関わること、
金額の大きさに関わること、
双方のチーム事情に関わること、
過去の移籍との比較など、
いくつかのパターンに分かれているようですが、
印象に残ったのは、
カタールの事情に注目したコメントでした。

カタールは、先日来、
サウジなどから国交断絶を宣言されています。
ISなどに資金提供したというのが、サウジなどの主張です。
これによって、
カタールの国際的評価は揺さぶられているといえるでしょう。
そこでです、
はっきり言えば、今のPSGはカタールの「持ち物」状態なわけですが、
カタールはこの「持ち物」を利用して、
「カタールここにあり!」
を示そうとしているというのです。
ベンゲル監督も、
「国がクラブを所有するっているのはどうよ」
的な発言をしていましたし。

でもまあ、それはそれとして、
カードが受け付けてもらえないのはなあ……(また涙)

2017年8月2日水曜日

La Vie de Château

シャトー・ドー、と言えば、
アフリカ系女性御用達の理容店が並ぶ、
かなり濃い目の移民街です。
ここを舞台にした歌が、
(以前にも紹介した)これです。

https://www.youtube.com/watch?v=yq6aY-B6YUY

で、ここを舞台にした、やっぱりかなり濃そうな映画が、
今週末にフランスで封切られます。
La Vie de Château
です。

https://www.youtube.com/watch?v=wtFyWPVNqeE

Mon nom est Charles, comme le prince !
これはおもしろそう!

ドジャースへ

今、世界最高のピッチャーの一人であるダルビッシュ。
ついにドジャースへの移籍が決定し、
初登板は、日本時間5日(午前8時~)のメッツ戦、
と発表されました。
楽しみです。
(明日の朝は、マー君ですね。)

で、次の移籍発表は……、ネイマール!?

2017年8月1日火曜日

前期終了

今日は、大学院の Ⅰ 期入試があり、
夕方からは会議が2つ。
で、
これでめでたく、前期のもろもろが終了しました。
(パチパチパチ!)
でも一方では、
同僚や先輩たちにしばらく会わないのは、
ちょっと寂しい気もしないでもありません。
まあ、大学が好きなんでしょう。

ただ、終了、とは言ったものの、
4日からは、
Imaginasia という国際ワークショップが東京で始まります。
つまり、わたしたちがホストです。
5日の夜には、
総勢50人ほどでウエルカム・パーティーがあるのですが、
一応幹事のわたしとしては、少しだけ緊張しています。
(院生たちが手伝ってくれているので、
実際には、特に何かをしているわけでもないんですが。)
こういう時にお願いするケータリングは、
「わたりがらす」さんなんですが、
ここの料理は、おいしいです。

そしてそのあとは…… Paris へ。

2017年7月31日月曜日

「お金ないから大学行けない」

「(……)7000億円の予算で、
大学生の奨学金完全無利子化や、
大学・専門学校の授業料の
公立高校並みへの引き下げができる」

じゃあ、やりましょうよ!

http://mainichi.jp/articles/20160204/dde/012/100/005000c

1週間ほど前に、
朝日新聞にデイヴィッド・ブルックスが書いていましたが、
アメリカでは、
あの手この手で、
格差の固定化が図られているそうです。
日本が、
教育の無償化に取り組まないのも、
いわゆる上位層が、
自分たちの層の人間を増やしたくないからじゃないのかと、
思ってしまいますね。
少なくとも、
結果的にはそうなっているわけです。

2017年7月30日日曜日

Ma première fois

1週間ほど前に、
マリー=カスティーユ・マンシオン=シャールの
le ciel attendra
について書きました。
で、この監督の以前の作品を見てみました。

Ma première fois  (2012)

副題は、
On n'oublie jamais son premier amour.
(初恋は忘れない)
で、当然、そんな話です。
(監督がマンシオン=シャールじゃなければ、
おそらく見なかったでしょう。)

https://www.youtube.com/watch?v=3MSHFiSM-os

初々しい恋愛ものとしては、
悪くないのでしょう。
主役の二人はたしかにヨーロッパ系白人の美男次女で、
ただしその分、
「よろしいんじゃないでしょうか」という、
やや疎外された(?)気分にもなります。

わたしから見て一番のネックは、
この二人のワカモノが、
ともに金持ちの子供であること。
ミドルクラスの上のほう、
ないしブルジョワなのでしょう。

なぜ、マンシオン=シャール監督はこれを撮ったか?
ふつうに考えれば、
彼女がこの階層の出身だからなのでしょう。

*以下ネタバレ

この映画、まず冒頭に「現在」があり、
最後にそこに戻るという、
ベタな時間の扱いをしています。
ただその「現在」において、
主人公の一人ザックが連れているのは、
アフリカ系の子供です。
はっきりした説明はありませんが、
おそらく、養子をとったのでしょう。
それは、相手の女性、サラが望んでいたことでした。

そしてそのサラは、
最後の最後、
乗馬の事故で命を落とします。
この展開、必然性はゼロです。
(タイトルを忘れてしまったのですが、
高見順の小説に、
最後の最後、
ヒロインが交通事故に合うというのがありました。
その場合も、必然性はゼロでした。)
たしかに事故は起こることがありますが、
ドラマツルギーとしてどうなんでしょう?

期待が高すぎた?

2017年7月29日土曜日

2 ou 3 choses

今週見た L'ascention は、
La Courneuve の4000というシテを舞台にしていました。
で、
この4000を舞台にした大先輩、ゴダールの

2 ou 3 choses que je sais d'elle (1967)
(『彼女について私が知っている二、三の事柄』)

を見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=UKm0hZU16x8

この映画を見るのは、30年ぶりくらいなんですが、
やっぱりこれは、「映画」ではない印象でした。
それが、新しいものの創出であり、
素晴らしいことであるのか、
ナルシスティックな夢であるのかは、
意見の分かれるところでしょう。

「青春について」

昨日の金曜日は、
午前中に会議があり、
午後からは、
N君と二人で、前期最後のゼミでした。
見たのは、増村保造の『氾濫』という映画です。
佐分利信演じる成功した化学者と、
川崎敬三演じる駆け出しの化学者とが、
対比的に描かれます。

この映画は、伊藤整の同名小説が原作なのですが、
伊藤と言えば、わたしは、
高校の教科書に載っていた「青春について」が思い出されます。
そこでは、ボードレールの「敵」が引用されていました。

  Ma jeunesse ne fut qu'un ténébreux orage,
  Traversé çà et là par de brillants soleils;
  Le tonnerre et la pluie ont fait un tel ravage,
  Qu'il reste en mon jardin bien peu de fruits vermeils.
                   L'Ennemi (第一連)

わたしの青春は闇にとざされた嵐でしかなかった、
輝かしい太陽が、そこここに顔をのぞかせはしたが……
(traversé が男性単数なので、orage にかかるわけですね。)

高校生にとっては、
「青春」とは、
たしかにそうしたものだったので、
印象に残っています。

今読むと、どんな気がするんでしょうねえ?
(で調べたけれど、全集を見るしかなさそう……)

2017年7月27日木曜日

Hope


その名も、

Hope (2014)

という映画を見ました。
ちょっと前にDVD を買って、
「積読」になっていたのですが、
今日、なんとなく手に取って見てみたら、
とても引き込まれました。

https://www.youtube.com/watch?v=kZy9XibvFj0 

↑ 全編版。フランス語字幕あり。お勧めします。
 (この字幕、DVDのそれよりみっちり付いてる!)

主人公は、ナイジェリアから、
一人ヨーロッパを目指す若い女性、Hope。
そして彼女の(いろんな意味で)パートナーになるのが、
カメルーンから来たLéonardです。

ヨーロッパを目指す移民のグループに加わっていたHopeは、
ある時、彼女が女性であることがばれて、
男たちにちょっかいを出され始めます。
またある時は、どこぞの兵士たちに止められ、
彼女だけ暗がりに連れ込まれ……
しかもそのあと、
彼女が路上(といっても土ですが)に放り出されたとき、
男たちは彼女を置いて先を急ごうとするのです。
その時、ただレオナールだけが道を引き返し、
Hope を助けます。
そして二人はやがて、
アルジェリア北部の、砂漠の町に到着します。

その町は、けれども、
密航しようとするものたちにとっては危険で、
彼らは町はずれの「ゲットー」に身を隠します。
そしてこの「ゲットー」が、
なんというか、国別になってるんです。
カメルーン人、ナイジェリア人、コートディヴォワール人……

ナイジェリア人であるHopeは、
レオナールについてカメルーンの「ゲットー」に入りますが、
やがて事情が発覚し、
Hope に懇願されたレオナールは、
彼女を助けるべく、お金を支払います。
でも彼は、そのお金を、
体を使って金を稼いで返せ、とHopeに迫り、
Hope はそれを受け入れるどころか、
自ら(危険を冒して)町に出て娼婦となり、
金を稼ぎ、
レオナールと二人さらにヨーロッパへの旅を続けようとします。
彼らが目指しているのは、
あのメリリャです……

http://www.huffingtonpost.jp/2016/02/17/north-africa-refugee_n_9250156.html

話しは、この後も続き、
さて二人はヨーロッパへ渡れるのか、
というサスペンスもあり、
ロードムーヴィー的な要素もあり、
アフリカ文化と資本主義の混成状況の描写もあります。
ただ、もちろん一番の肝は、
ヨーロッパを目指す移民たちを待ち受ける過酷な状況です。
これは以前、
映画『サンバ』の原作小説の中でも、
かなりみっちり書き込まれていたことです。
このHope という映画と合わせて、
イメージが濃くなりました。

ただ、このHopeは、
英語版のDVDさえありません。
こんなにいい作品、
(日本語版は無理だとしても)
英語版はあってしかるべきだとわたしは思いました。

*上の画像は、パスポート用の写真を撮ったアルジェリアの店で、
しつこく勧められ、
エッフェル塔を背景に(疑似)記念写真を撮ったところ。

Arthur Harari の

つい2週間前、
Diamant noir という映画について書きました。

http://tomo-524.blogspot.jp/2017/07/diamant-noir.html

で、たまたまですが、
この映画の監督であるArthur Harariが、
日本人俳優を募集しているのが目に留まりました。

**********************************************
【映画キャスティング】
Arthur Harariの次の映画のメイン俳優の一人を探してます。
24歳から30歳日本人男性、ヨーロッパの在住権ビザを持っている方、
カンボジアでの撮影で2017年12月末から10から12週間撮影予定のため
その期カンボジアに行ける方。
ご興味のある方はsoone.cast@gmail.comに
英語またはフランス語で写真と年齢、連絡先を記入の上ご連絡ください。
*********************************************

どなたか!?

2017年7月26日水曜日

「現代社会と宗教」

おもしろそうです。

http://www.titech.ac.jp/event/pdf/event_16359.pdf

中島さんと初めて会ったのは、
たしか高円寺あたりのライブハウスだったような。

日本の公務員

ここまで少ないとは知りませんでした。

https://twitter.com/otsujikanako/status/889085715350409216

もっと増やさないと。

La fille inconnue

日本でも、この3月に公開された映画、

La fille inconnue  (『午後8時の訪問者』)

を見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=3Bo_1jpF4y0

日本語の公式サイトがあります。

http://www.bitters.co.jp/pm8/intro.html

もろもろの情報は、このサイトにありますが、
中では、小野正嗣さんのこのコメントがさすがです。

*************************************************

ダルデンヌ兄弟の作品が、
いつどんなときでも「いまこそ見るべき」と感じられるのは、
僕たちの「いま」が、
見過ごされ忘却された無数の痛みに貫かれていることを
思い出させるからだ。

*************************************************

おっしゃる通り。

舞台はベルギーのリエージュ。
そしてタイトルでもある「身元不明の少女」は、
やがて、ガボン系だと判明します。
わたしが記憶している限りでは(とエライ人たち風)、
ガボン系移民がクローズアップされるのは、
初めてである気がします。

主演のアデル・エネル。
わたしにとって印象的だったのは、これ。


そして、これでしょうか。

http://tomo-524.blogspot.jp/2015/05/suzanne.html

あと、実はこの映画のフロリアンヌ役も彼女でした。

http://tomo-524.blogspot.jp/2015/06/blog-post_89.html

こうして並べると、
3本とも、もう一度見たくなりますねえ……

2017年7月25日火曜日

Débarquement immédiat

日本でもスマッシュ・ヒットになった、『最高の花嫁』。
この映画を撮った フィリップ・ドゥ・ショーヴロンのその次の作品、

Débarquement immédiat (2016)

を見てみました。
これもコメディーです。

https://www.youtube.com/watch?v=GtJfIbpqQGk

主人公ジョゼは、スペイン系フランス人。
彼は、不法滞在者を本国に送還する仕事をしています。
そして今回の送還者は、
アフガニスタン人のカザウイ。
(ただし彼は、本当はアルジェリア系のサン・パピエ(不法滞在者)で、
たまたま酔っ払いから盗んで持っていた身分証が、
指名手配中のカザウイのものだったのでした。)

さて、カザウイを連れたジョゼは、
相棒のギーとともに、
アフガンのカブールに向けて飛び立つのですが、
途中で飛行機が故障。
やむなくマルタ島に着陸し、
そこに2日間足止めされます。
で、
当然カザウイは脱走。
ジョゼはそれを追い、
やがて、
カザウイがアルジェリアに向かおうとしていた漁船を発見。
船は出ますが、
なんとか捕まえたと思ったのも束の間、
船長も含めたいざこざから船は炎上し、
3人は海へ……
そして気づくと、
そこはランペドゥーザ島。
そうです、マルタ島とチュニジアの中間位に位置し、
アフリカから最も近いヨーロッパ領と言われるあの島です。
ジョゼとカザウイは、
アラブ系の密入国者として、
その収容所に入れられていたのです……

前半の、ジョゼの相棒ギーを中心とするナンパ物語は、
特に意外性もなく、
ただ風景が美しいという感じなのですが、
ランペドゥーザ島が出て来るあたりから、
がぜんアクチュアルな雰囲気が立ち昇り、
新しいコメディの肌合いに変わりました。
コメディだからこそ可能なアクチュアリテ(時事性)、
という印象を受けました。

で俳優たちですが、
ジョージ・クルーニーに似たジョゼ役は、
『最高の花婿』でユダヤ人を演じたアリ・アビタン。
(彼はリアルにも、北アフリカ系ユダヤ人だったわけですが。)
彼は、Tout ce qui brille では、
レイラ・ベクティの、モロッコに帰った父親として、
写真だけで登場し、
また Tellement proches では、
足の臭いユダヤ人として登場していました。
そしてカザウイ役は、
やはり『最高の花婿』でアラブ人を演じたメディ・サドゥーン。
彼は、なんといっても Les Kaïra  です。

http://tomo-524.blogspot.jp/2013/04/les-kaira.html

あの怪作、
また見たくなりました。

2017年7月24日月曜日

L'ascension

今年の初めに公開されたヒット作、

L'ascension

が、早くもDVDになったので、
見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=5dGyDzZIbXI 全編版

https://www.youtube.com/watch?v=uJ0RxrQjrqE  予告編

これはとても単純な話です。
舞台は、パリの北東 La Courneuve にある有名なシテ、4000。
そこで、今は失業中のセネガル系青年サミーと、
スーパーで働いているアラブ系のナディアは、
実際は「両想い」です。
でも、サミーを失うのが怖くて素直になれないナディアは、
サミーが一所懸命に誘っても、
なかなかいい返事をしてあげません。

「君のためなら、エヴェレストでも昇るよ!」
「ほんとに? じゃあ、昇ってから言ってよ!」

で、サミーは昇ることにします(!)
お金のないサミーは、
なんとか地元でスポンサーを見つけ、
また地元FM局にも大注目されながら、
世界の屋根に挑みます……

あまりに単純な話なので、
半ば気を抜いて見ていたら、
あれよあれよという間に、
サミーが頂上に近づいてゆき……

これ、実話なんですね。
ただリアルには、主人公はセネガレではなく、
アルジェリア系だったようです。

1つ、よくわからないままに面白かったのは、
ネパール人の気のいいシェルパの一人が、
口癖のように、
On va s'arranger.   なんとかなりますよ。
と言うのですが、
それに対してサミーは、
もしかしてモロッコ系の親戚いない?
と(何度か)尋ねるのです。
きっと、モロッコ系の人のお気に入りのセリフなんでしょうね。

*4000 を舞台にした映画と言えば、

http://tomo-524.blogspot.jp/2016/07/papa-was-not-rolling-stone.html

2017年7月23日日曜日

国境なき医師団、医療施設再開

RFI の今日のニュースでは、
これがトップでした。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072300127&g=soc

こうした活動が、
日本でももっと認知されるといいと思います。

2017年7月22日土曜日

le ciel attendra

Les Héritiers(『奇跡の教室』)を撮った、
マリー=カスティーユ・マンシオン=シャールの新作、

le ciel attendra (2016)

を見てみました。
この作品は、去年の東京国際映画祭で、
『ヘヴン・ウィル・ウェイト』というタイトルで公開されたようです。

https://www.youtube.com/watch?v=cxr0pAi3gIw

17歳のソニアと、16歳のメラニー。
二人の、「ふつう」の、可愛らしい少女たち。
彼女らは、それぞれに、
IS の「勧誘係」に篭絡され、
両親を、友達を、フランスを嫌い、
ついには、シリアに向かう決心をします。
ただしソニアは、アクシデントから出発が遅れ、
その後、「勧誘係」がテロ容疑で捕まったのを契機に、
彼女もまた監視下におかれます。
そしてメラニー。
よりナイーヴで、心優しく繊細なメラニーは、
ネットで出会った「プリンス」に洗脳され……

この映画は、とてもこわい。
「ふつう」の少女が洗脳される過程を、
そして、その洗脳から復帰する難しさを、
またその復帰しようとする本人の、
強い不安を描いているからです。

洗脳されたソニアを前にして苦悩する父親を演じるのは、
おなじみのZinedine Soualem。
つまり、ソニアの父親はアラブ系だということになります。
つまり、IS と「アラブ」は、決して「同じ」ではないのですね。

途中、「脱洗脳センター」を取り仕切る女性が出てきますが、
これは、Dounia Bouzarが「本人」を演じています。
イスラムが専門の宗教人類学者として知られる彼女は、
まさにこの映画に描かれているような、
少年少女へのISの勧誘などの専門家でもあります。

今探したら、Dounia Bouzar のこんな記事がありました。
シュピーゲルに載った記事の英語版です。

http://www.spiegel.de/international/europe/france-struggles-to-deal-with-young-jihadist-exodus-to-syria-a-1001254.html

彼女は実際、子どもが「過激化」した時の、
親たちのためのホットラインを開設した、とあります。
そしてそこには、
毎週約5件の相談があり、
友だちがおかしい、という子供たちからの相談もあると。

以前触れたこの映画も、
これに近いテーマでした。

http://tomo-524.blogspot.jp/2016/05/ne-mabandonne-pas.html

どちらの映画も、
これを描かなければ、という、
強い思いが伝わってきます。

   ◆

個人的には、舞台がクレテイユであることも、
とても気になりました。
市役所や、クレテイユ湖や、
「カリフラワー」と呼ばれるクレテイユ名物の建物も映っています。
監督のマンシオン=シャールは、クレテイユの祖母の家に、
よく遊びに来たのだと語っています。
で、
なんと迂闊でさっき気づいたのですが、
やはりクレテイユを舞台にした映画、

La Première étoile

http://tomo-524.blogspot.jp/2015/07/la-premiere-etoile.html

の脚本は、彼女が書いているのでした!
彼女はかなり、
クレテイユな人のようですね。

最後になりましたが、
この映画の「時間」の扱い方は独特で、
おもしろい試みだと思いました。
二人の少女が交差する感じを、
うまく形にしていると言えるでしょう。

2017年7月21日金曜日

廃止賛成

EUでは、すでに廃止。

https://this.kiji.is/258416532590937591

https://twitter.com/ambafrancejp_jp/status/885461659430526976

アメリカの製薬会社の中には、
「死刑執行に用いる薬品は販売しない」
と宣言するところも。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7440.php


2冊

気になっていたブレイディみかこの本を、
2冊読んでみました。

『ヨーロッパ・コーリング』
『ザ・レフト ~UK左翼セレブ列伝』

おもしろい!
「地べた」からみたイギリスの(政治)状況が、
とてもリアルに伝わってきます。
前者は、時評集であり、
ネットで読めるものも多いようですが、
やっぱりこうして本で読むほうがずっといいです。
分節化、というか、切り分けるその視点が鋭利で、
勉強になります。
また後者は、
Mr.ビーンを演じたローワン・アトキンソンや、
『ハリーポッター』のJ・K・ローリングなどが、
どんな点で「左翼」であり、
彼らはイギリスでどんなポジションにいるのか、
が書かれています。
初めて知ることも多く、
どんどん読めました。
『パレードへようこそ』なんかも出てきて、
授業で使えそうなネタでした。

次は、『子どもたちの階級闘争』を読んでみます。

ところで日本には、
「左翼セレブ」は……いない?


2017年7月20日木曜日

授業終了

というわけで、
前期(正式には春学期)の授業が終了しました。
あとは、テストの採点と、レポート読み。
それが終わって、
大学院の(夏の)入試が終われば、
やっと少しほっとできそうです。
(あ、でも今年は入試の後に、
海外の大学を招いてやるワークショップがあるんでした。
これはただ、わたしは途中までの参加です。
出張の出発日が来てしまうので。)

そういえば先日、クルマがちょっと故障したのですが、
それを直したのもつかの間、
またもや同じような不具合が発生!
まあ二度目なので、今度は、
「また!?」
という感じです。
明日、クルマ屋さんに再度持ち込みです。

ずいぶん前、
ある作家同士の対談を読んでいたら、
先輩作家が後輩に、
「クルマを運転すると、世界の見え方が変わるよ」
とアドヴァイスしていました。
今はもうそんなことはしなくなりましたが、
夜中にちょっと思い立ってラーメン食べに行ったり、
カラオケに行ったりするには、
クルマはたしかに便利ですから、
小説を書く人にとってみれば、
それは、作品「世界」が「変わる」ことに繋がるのかもしれません。

前回クルマ屋さんと話していたときのこと。
「今はもう、ほとんど2000cc以下のクルマが中心で、
3000cc以上となると、
スポーツ選手とか、芸能関係とか、
そんな感じですね」
ああ、やっぱりそうなんですね。

2017年7月17日月曜日

「安倍首相よ、即刻辞任しなさい」(白井聡)

https://mainichi.jp/sunday/articles/20170710/org/00m/010/004000d

「自発的隷従」という言葉も、
かなり広がってきましたね。

美貌と最高殊勲

先週と今週の総合芸術系のゼミでは、
『美貌に罪あり』と
『最高殊勲婦人』
という、
増村保三の2本の初期作品を見ました。
前者はなかなか興味深く、
後者は、やや浅いかな? という印象でした。

そして両者に共通しているのは、
(監督や脚本もそうなんですが)
なんといっても主演の、若尾文子です。
今見ても魅力があります。

https://www.youtube.com/watch?v=RKmyh5584hw

↑ でもそうですが、
やっぱり、『青空娘』は外せませんね。

2017年7月15日土曜日

「今夜もごちそう様!」

こんなツイートが。

https://twitter.com/today_gochisou

Diamant Noir

Arthur Harari という若い監督の、

Diamont Noir (2016

という映画を見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=k8u9SlPuqWY

アントウェルペン(アントワープ)でダイヤモンド業を営むユダヤ人一家。
そこに、長く音信不通だったピエールが戻ってくる。
彼は、ユダヤ一家の主人ジョゼフの甥にあたるのだが、
実はピエールは、
かつてこの家を追われた父の復讐を目論んでいた。
しかし、ダイヤモンド業に親しみ、
一家と親密になるにつけて、
彼の心は揺らいでゆく……
というお話。

ダイヤモンド業界の内実、
活躍するユダヤ人、インド人(ジャイナ教徒)。
そしてアントウェルペンの街。
ほとんど知らなかった世界で、
興味深かったです。
展開自体はゆっくりですが、
画面には(ハードボイルド的な)緊張感があって、
地味ですが、よくできた映画だと思いました。

29.9%

Enfin, 30%を切りました。
これもまた、「レッドライン」なのでしょう。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071400769&g=pol

Le 14 juillet

Get Lucky !

http://www.programme-tv.net/news/buzz/121607-defile-du-14-juillet-la-fanfare-joue-du-daft-punk-emmanuel-macron-et-le-public-ravis-video/


https://www.youtube.com/watch?v=h5EofwRzit0

2017年7月13日木曜日

Pour Walou

これはそれほど気に入っているわけじゃないんですが、
歌詞の途中に

japonais

が、しかも目立つところに入っているので、
一応挙げておくことにします。

https://www.youtube.com/watch?v=qUvj_Dgl_5M

On s'envoie des Snapchat depuis des mois
Arrête tes manières, il serait temps qu'on se voit
Tu me trouves des excuses à chaque fois
Tu me dis que ton genre de boug, non c'est pas les renois
Pourtant t'as liké toutes mes photos
Tu dis que j'suis beau gosse à ta poto
Et, pourquoi tu rages quand j'suis avec mes pine-co?
Tu sais pas c'que tu veux j'en deviens loco, eh

Mais à chaque fois, tu m'dis t'es pas libre
J'regarde ta story et j'vois que tu galères
Arrête de mentir, tu sais, j't'ai cramé
Mes amis me disent qu'tu m'prends pour un taré
Elle parle japonais et thaïlandais, même coréen
C'est une chinoiserie
Japonais et thaïlandais, même coréen
C'est une chinoiserie

Elle sort en club, pour walou
T'as un gros boule, pour walou 

何か月の前から Snapchat を交換する女の子がいるのだけれど、
しかもオレの写真にはどれも like を押してくれたのに
どうしても彼女がデートしてくれない。
で、オレのダチたちは言うのさ、
彼女はおまえをアホだと思ってる、
彼女は日本語もタイ語も、韓国語だって話すんだぜ、
わけわかんない女さ……

Mask off / Future

もう、何十回もラジオで聞いた曲、Future の

Mask off

まあ、単純と言えば単純ですが、
耳に残るメロディーではあります。
そして今日、近所のサブウェイでも流れていて、
やっぱりヒット曲はちがうな!
と思いつつも、
歌詞の内容を思うと、
東京郊外のサラリーマンたちも来てる店の雰囲気と、
あまりにかけ離れているのでちょっとクラクラ……

https://www.youtube.com/watch?v=xvZqHgFz51I

サビの部分の歌詞は、

Percocets, molly, Percocets
Percocets, molly, Percocets
Rep the set, gotta rep the set
Chase a check, never chase a bitch
Mask on, fuck it, mask off
Mask on, fuck it, mask off
Percocets, molly, Percocets
Chase a check, never chase a bitch
Don't chase no bitches 

で、わたしは調べるまで知らなかったのですが、
Percocets も molly も麻薬(としても使われる薬)の名前で、
要は、Future がかつてはそういった世界にいたのだけれど、
その後歌手として自立し、
そういった世界からは足を洗った、
という物語を歌っているようです。
だからタイトルの Mask off とは、
その時代の仮面を脱いで、
というニュアンスもあるのでしょう。

『日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち』

こんな映画が公開されるんですね。

https://www.youtube.com/watch?v=LSfaEf8qgBA


今朝のニュースから

今朝、France2 のニュースを見ていたら、
フランスで減税が提案されていると伝えていました。
ただしこの減税、
所得が多い人ほど恩恵を受ける度合いが強く、
「不服従のフランス」などは、
もちろんその点を批判しています。
当然ですね。

またドイツでは、保護主義的な法案が議論されています。
つまり、
外国企業が、ドイツ企業を買収するのを制限しようというのです。
これは、明らかにネオリベ的価値観とは逆行しています。

そういえばボルドーでも、
ワインを造っている企業が、
中国系企業に買収され、
その結果ブドウ栽培業におけるフランス人就労率が下がっている、
という話を聞いたことがあります。
ドイツは、
こうしたことが起きるのを危惧しているのでしょう。

土地と人との結びつきを無視することなど、
ネオリベにとっては何でもないこと。
これがグローバリズムだとしたら……

2017年7月9日日曜日

18%

各種世論調査で、
現政権の支持率が急激に下がっています。
たとえば、NNNの調査だと、

支持する :31.9%
支持しない:49.2%

となっていて、
ふつうに考えれば「末期的」な数字です。
しかも、もう少しだけ詳しく見てみると、

*********************************************

[ 問2] [問1で「(1)支持する」と答えた方へ]安倍内閣を支持する理由は何ですか?
  (1)安倍総理の人柄が信頼できるから14.4%
  (2)閣僚の顔ぶれに期待がもてるから2.2%
  (3)支持する政党の内閣だから17.4%
 (4)政策に期待がもてるから12.6%
 (5)他に代わる人がいないから42.2%
 (6)特に理由はない7.0%
 (7)その他2.6%
 (8)わからない、答えない1.7%

**********************************************

つまり、
支持している 31.9%のうちの42.2%が、
消極的な支持だということになります。
ということは、
ちゃんと支持しているのは、
全体の18%程度だということになりますね。

2017年7月8日土曜日

2040までに

2040年までに、ガソリン&ディーゼル車の販売終了へ、
というニュースをフランス2のニュースで見たときには、
おお! でもそんなことができるの?
と思いましたが、
やっぱりこのニュースは、
日本やアメリカなどでも大きめの扱いのようです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170707-00000005-jij_afp-env

実は今、主に通勤に使っているクルマが故障中で、
用意してもらった代車(2400cc)を使っているのですが、
これがなんと、自分のクルマ(1600ccのコンパクトカー)より運転しやすい!
やっぱり、排気量って正直です。

(でもまあ、一人で移動することが多くて、
そのたびに大きなクルマごと移動するのもムダなので、
サイズを変えようとは思わないんですけどね。)


2017年7月7日金曜日

盧溝橋事件

80年前の今日、
盧溝橋事件が起きました。

印象的な記事が二つ。

https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201707/0010347640.shtml

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170707-00000100-jij-cn

実は来週の「ワールド映画ゼミ」では、
『覇王別姫』を見る予定です。

https://www.youtube.com/watch?v=wDm8UIOox6s

この映画を見るには、
いろんな背景を知っていることが必須なのですが、
盧溝橋事件もその一つです。

80年、ですね……

2017年7月6日木曜日

Happy

というわけで、
リバティー・アカデミーの春の講座、
今日で最終回を迎えました。
で、
恒例のポトラックですが、
これはいつも通り、かなり豪華版💛
みなさんの手作りのラタトゥイユやサラダやケーキを頂いていると、
やっぱり、
料理というものがどれほどクリエイティヴで、
人間の生活の根っこの部分に繋がっているのかを、再認識させられます。
料理というのは、素晴らしいです。
もちろん、こうした素晴らしい料理を持ち寄ってくださる生徒さんたちも。
Merci beaucoup !

また、秋からの講座でお目にかかりましょう!

2017年7月2日日曜日

Enfin, il a perdu.

藤井四段、
ついに負けてしまいました。
今日は休みだったので、
昼食の時にちょっと中継を見たばっかりに、
結局、ついさっき終わるまで、
とりあえず i-pad ではAmeba に合わせていました。
将棋ですから、
長考の局面も当然あり、
そのときは、違うことをしながら、
時々確認するという感じで。

そう遠くない将来、
彼がタイトル戦に臨む時を、
楽しみにしたいと思います。
特に、将棋ファンならだれでもそうでしょうが、
羽生三冠との対決は、
ぜひ実現してほしいです。
その時は、朝から見ます!

2017年7月1日土曜日

A moi seule

レダ・カテブ主演という一点で見てみたのは、

A moi seule  (2012)

です。
これは「風変りな」映画で、
ふだんなら、わたしはまず見ないタイプのストーリーです。
10歳の時に誘拐され、8年間監禁されていた少女が、
ある日、なぜか、解放されます。
彼女は当然保護され、母親も駆けつけます。
でも、彼女がこの新しい現実と折り合うのは、
簡単ではなく……

https://www.youtube.com/watch?v=_-R3TFR6uqY

映画は、この重苦しいストーリーのわりには、
見ていてすごくつらい、というほどではありません。
というのも、物語の冒頭に少女は解放され、
監禁されていた時間は、
回想としてしか描かれないからです。
しかも、犯人は、暴力的な面を抱えながらも、
自分をヴァンサンと呼ばせ、
tu で話しかけさせ、
レイプしたりはしないのです。

ラスト、
解放された少女は、新しい「現実」とも、
8年間の「現実」ともうまくやっていくことができず、
ついに、入院していた刑務所のような病院を逃げ出し、
(今度は逃げるのです、(受動的に)解放されるのではなく)
彼女にとってのほんとうの「現実」を探しにゆきます。

レダ・カテブは、いつも通り、よかったです。
(ただファンなだけ!?)
また、少女の母親として、
ノエミ・ルヴォヴスキ Noémie Lvovsky が出ていて、
こちらの演技も素晴らしかったです。

Demain tout commence

去年公開された、オマール・シーの新作、

Demain tout commence

を見てみました。
(日本でも、『あしたは最高のはじまり』というタイトルで、
9月9日から公開のようです。)

https://www.youtube.com/watch?v=Rg3ZfTtDzT4

この予告編を見れば、
だいたいのストーリーはわかります。
(が、伏せられている大事なこともあります。)

フランスではヒットしたし、
ALLOCINEでの観客の評価も高いです。
オマール・シーは、今やフランスを代表する俳優だから、
彼が主演で、そこそこ楽しめる映画なら、
ヒットはするのでしょう。
ただ、映画として見たら、『最強のふたり』には遠く及ばないかな?
これはオマール・シー自身のせいではないですが。

舞台のほとんどはロンドンなのですが、
この魅惑の都市を、
もっともっとチャーミングに見せられた気もします。
また、『ハリ・ポタ』シリーズでブレイクしたクレマンス・ポエジーも、
今回は華がないような。

細かいところで面白かったのは、
オマール・シーが、Lowell という英語圏の男性を紹介された場面。
彼の返事は

Je préfère l'OM. Désolé.

であり、Lowell さんは「?」となるのですが、
これは、発音上、
Lowell ≒ L'OL(=L'Olympique Lionnais)
を踏まえて、
オレはL'Olympique Marseille のほうが好きだ、
という意味なのでした。
(字幕はどうなっているのでしょうか!?)

2017年6月30日金曜日

Il a déjà tes yeux

監督が リュシアン・ジャン=バテイスト、
共演がアイサ・マイガ、
ヴァンサン・エルバーズ、
とくれば、見ないわけにはいきません。

Il a déjà tes yeux

https://www.youtube.com/watch?v=7mNuKbk01ZA

これは、黒人夫婦が、白人の赤ちゃんを養子にするというお話です。
楽しかったです。

セネガル系のサリと、
マルチニック系のポールには、
子供ができませんでした。
で、養子を申請して、待つこと数年、
ついにASEから連絡が。
でも、紹介された赤ちゃんは、
かわいい白人のバンジャマンでした。
二人は大喜びで赤ちゃんを受け入れますが、
サリの両親、
またASEの担当者も、
この縁組に不満を持っています。
(ただしASEには、多くの賛成者もいます。)
この縁組は、うまくいくのか? という物語です。

コメディですから、結末はハッピーで、
そこに至るまでの紆余曲折こそが映画なわけです。
もちろん小ネタもちょいちょい出てきて、
たとえばサリの母親は、バンジャマンという名前を、
かってにベンヤミンと発音し、
「これってちょっとユダヤ的じゃない?」
(あのベンヤミンはリアルにユダヤ人でしたね)
と言ってみたり、
リアル・ユダヤ人であるヴァンサン・エルバーズに、
「こどもを連れてスーパーで買い物してる姿っていうのは、
ユダヤ-キリスト教的世界観じゃない?」
なんて言わせてみたり。

そして個人的に印象的だったのは、
サリが出身地を聞かれる場面。

T’es de quelle origine ?   
Créteil. Val-de Marne. 

やっぱり、リュシアン・ジャン=バティスト監督は、
クレテイユが好きなんですね。
(ただし今回は、クレテイユのメルクマールは見つかりませんでした。)

そういえば、アラブ系のNaidra Ayadi が、
ASEの係員として登場していました。

une autre

と思ったら、
もう一人(?)、今日発見しました。
別の寄せ植えです。


こちらはまだ体調1センチちょっとくらいで、
昨日の子よりもっとチビちゃんです。

寄せ植え、カマキリたちに人気です!

2017年6月29日木曜日

une petite mante religieuse


これは、一週間くらい前の写真。
寄せ植えが、
なかなかきれいに咲いていました。

で、この写真の向かって左端の、
実はガーデニングのプロに作ってもらった一番きれいな寄せ植えに、
このごろ、
ひとり(?)住人がいます。
わかるかな?


ちょうど写真の真ん中に、
ちいさなカマキリの赤ちゃんが、
頭を下にしてぶら下がっています。
かわいいです💛

Marie et les Naufragés

パメラ・ポンズ見たさだけで見始めたのは、

Marie et les Naufragés (2016)

です。

https://www.youtube.com/watch?v=uzclWC7teX8

(この bande-annonce は面白そう、なんですけど。)

この監督は、以前日本でも公開された、
『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』
を撮った人です。
このとき同様、
登場人物が唐突に自分史を語ったりするのですが、
わたしはうまく波に乗れませんでした。

Bienvenue à Marly-Gomont

フランス映画で活躍するアフリカ系俳優と言えば、
やはり真っ先にオマール・シーが思い出されますが、
じゃあ女優では?
と考えると、わたしなら、
アイサ・マイガのことを考えます。
たとえば、

http://tomo-524.blogspot.jp/2015/04/pret-tout.html

http://tomo-524.blogspot.jp/2015/05/aujourd-hui.html

http://tomo-524.blogspot.jp/2015/04/blog-post_29.html

で、彼女が出ている去年公開の映画、

Bienvenue à Marly-Gomont

を見てみました。


舞台は、ベルギー国境に近い小さな村、マルリー=ゴモン。
1975年のある日、
キンシャサ出身の夫婦と子供二人が到着します。
この父親は、つい最近、
フランスで医師免状を取得したばかり。
そして何とかフランス国籍も得ようと、
この医師不在に悩まされていたこの村に赴任することを選んだのでした。
(で、家族はキンシャサから呼び寄せて。)
でも、
村人たちは、初めて見る黒人に恐怖を覚え、
無論誰一人診療になど行きません。
どうすれば彼らはこの村に「同化」できるのか……?
というお話です。

この映画は実話に基づいていて、
主人公の医師の幼い息子が、
今はラッパーとして活躍しており、
しかも、「マルリー=ゴモン」という、
おもしろい歌も発表しています。
(村の描写自体は、
♪ オラ、こんな村やだ~、
に近いかな?
もちろん状況は全然違うのですが。)

https://www.youtube.com/watch?v=GGPXjiwlWZc

アイサ・マイガは、
堂々としていて、よかったです。

2017年6月27日火曜日

『フランツ・ファノンと戦後日本』

明後日です。

*******************

講演会
『フランツ・ファノンと戦後日本  
        ~非西洋は西洋とどのように対話するのか』

セルア・リュスト・ブルビナ パリ第7(ドニ・ディドロ)大学

06/29/2017|木|15:20–17:00
明治大学駿河台キャンパス 12号館2054教室
使用言語|フランス語(日本語通訳付)
入場無料|予約不要|来聴歓迎

Seloua Luste Boulbina 氏プロフィール
 
 哲学アグレジェ。コレージュ・アンテルナシオナル・ド・フィロゾフィ(国際哲学コレージュ)における「知の脱植民地化」プログラム主任。パリ・ディドロ大学社会政治変化研究所共同研究代表研究者。政治・文化面における植民地問題及びポストコロニアルを研究。
 
 氏は、脱植民地化を考察するにあたり、歴史的な出来事や政治的現象だけに頼らず、人々の経験、内に抱えているもの、互いのコミュニケーションにも目を向ける。ポストコロニアルを「二つの世界の間」とみなし、外からの客観的な関係だけではなく、内的で主観的な関係だとする。

**********************



2017年6月26日月曜日

29連勝

今日の藤井四段の相手は、
こちらも「天才」と呼ばれていた増田四段でした。
14歳と19歳の、「天才」同士の対決です。
ちょっと前には、
東大生の学生王者との対局が話題になりましたが、
おそらく、ちょっと将棋を知っている人は、
学生(つまりアマチュア)では敵うはずがない、
と思ったはずで、実際そうなったわけですが、
今回は、ちがいます。
増田四段は、プロの世界でも指折りの若手です。

で、4時過ぎから、
対局終了の9時過ぎまで、
ずっと ameba の中継を追ってしまいました。
序盤、増田四段が押していたように思ったのですが、
いつのまにか、
逆転されて、そのままねじ伏せられました。
この「いつのまにか」感が、
藤井マジックと言われるところなのでしょう。

今日の一局はいわゆる「力戦」(=定石から外れた対戦)でしたが、
藤井四段の勝ちっぷりは、いわば「寄り切り」。
危なげなく、危険を冒さず、着実に勝ちに近づいていきました。
増田四段にも勝ったとなると、
連勝はともかく、
八段クラスとの対戦が始まるまでは、
もうあまり負けないのかもしれません。
これは「天才」ですね。

2017年6月25日日曜日

Papa ou Maman

2015年のヒット・コメディ、

Papa ou Maman

を見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=CXIzQmPps48

大雑把に言えば、
『ローズ家の戦争』
的な、つまり夫婦間の「戦争」を描いた映画です。
その夫婦とは、
マリナ・フォイスとローラン・ラフィットが演じる、
フロランスとヴァンサン。
二人は離婚を決意し、
それを3人の子供たちに話そうとするのですが、
なかなかそれができない。
でも、やっとのことで話し、
子供たちの行き先は、
子供たち自身に選ばせることにしたのですが、
というのも、
実は夫は(国境なき医師団に参加し)ハイチへ、
妻は昇進してデンマークへ、
旅立ちたがっていて、
なんとか子供たちを元配偶者に押し付けたい、
つまり自分では引き取りたくないと思っているからなのです。
そしてここから、
この母と父の、
「子供たちに嫌われるための大作戦」が始まるのです……。

まあ、エンタメですから、
どうということもないのですが、
ブラック・コメディとしては、たしかになかなかおもしろくて、
楽しめました。
「2」があるので、こちらも見てみるつもりです。

*離婚手続きをする公務員として、
Anne Le Ny が出演しています。

2017年6月24日土曜日

「はてなの中高年は今井絵理子の発言を理解できない」

ああ、これ、
ちょっと思い当たるところがあります。

https://anond.hatelabo.jp/20170624022831

AEDと巨人と玩具

今日は朝9:00 から、大学で、
AED講習を受けてきました。
3年ぶり、2回目です。
説明を受けた後、胸骨圧迫も、人工呼吸も、
AED使用の模擬練習もして、
たっぷり3時間、
中身のある講習でした。
胸骨圧迫は、最近では、
1分間に100~120回が良いとされているそうです。
で、100回未満は良くなくて、
100回以上なら、
効果に差はないとのことでした。
これでわたしも、
「市民救命士」です。
(まあ、2度目なんですけどね。)

そして午後は、
わたしの研究室の院生N君と、
こちらもみっちり4時間かけて、
『巨人と玩具』を見ました。
にぎやかで躍動感のある映画なのですが、
提示されているのは、
「明るいニヒリズム」だと思われました。

http://tomo-524.blogspot.jp/2016/09/blog-post_13.html


2017年6月23日金曜日

Fureur

Fureur (2003)という映画を見ました。
これは……、もっと早く知っていなければならない映画でした。
見落としていたことを反省しています。

https://www.youtube.com/watch?v=sBnUCPWDQ5w

映画のストーリーも、人物造形も、その他もろもろも、
特筆すべきことはないんです。
ただ一点、ヒロイン(ユー・ナン)の背景と、
パリ13区のアジア街という舞台の出会いが、
映画史的には完全に要チェックだと思います。
オランピアッド広場も、オスロ商店街も、ユーロパズィも出てきます。

話しは込み入っていますが、
縦糸は、やはり「恋愛映画」の側面に現れる物語でしょう。
男はラファエル・ラミレス。
スペイン系フランス人で、
死んだ親が残した自動車修理工場を、
弟とともに切り盛りしています。
ただ、経営はかなり苦しい様子。
女はチン。
中国系ですが、生まれはカンボジア。
その後兄と二人で(おそらくは内戦を)タイへと逃れ、
さらに彼女は、一人中国に。
そして5年前から、パリにで暮らしています。
そしてこの二人の恋愛を邪魔するのが、
中国系有力者の息子、トニー・トランです。
彼は、映画の始まりにおいては、
まずはチンのフィアンセであり、
ラファエルのガレージを買い取ろうとする実業家(ワカゾーですが)です。
チンは、トニーなんか嫌いなんですが、
世話になっている親戚夫婦に恩返しするつもりで、
彼らの言いなりになって、結婚するつもりだったのです。
が、ラファエルと出会い、チンは変わります。
「わたしは売り物じゃない!」
と言い残し、親戚夫婦の家を飛び出します。
目覚めたんですね。
そして振られたトニーは、
怒り狂ってラファエルのガレージに放火してしまいます……

このメイン・ストーリーに絡むのが、
ラファエルの弟マニュと、チンの兄トイです。
この二人はそれぞれ、キックボクサーです。
マニュは、経営不振のガレージのため、
トイは、労働許可証を持っていないため、
違法な賭けキックボクシングに選手として参加します。
負けたマニュは、その時の殴られ方があまりにひどく、
命を落とすのです……

この映画、「激情」というタイトルで、
以前、フランス映画祭で上映されたことがあるようです。
13区を舞台にした映画としては、
代表的な1本と言えると思います。
(やっぱり見るのが遅かった! J'ai honte !)

『彼女が消えた浜辺』

ファルハディ監督の、
2009年の作品、

『彼女が消えた浜辺』

を見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=p5JYzTrO_aQ

イランの海岸に遊びに来た3つの家族。
そしてそのうちの一人の母親が、
自分の子供が通う幼稚園の女性の先生、エリを誘っていました。
ドイツから一時帰国している友人男性に、紹介するためです。
でも、その二日目、エリは姿を消します。
溺れた子供を救おうとして海に飲まれたのか、
黙って家に帰ったのか……

この映画の、わたしにとっての面白さは、
イランの人たちの「生活と信条」が伝わってくるところでした。
夫婦間のなんでもない会話、
彼らのまなざし、
特に女性たちの、
楽し気な、あるいは堂々とした態度。
まったく当たり前ですが、
すごく友達になれそうだと思いました。

群像劇風ですが、
主役はといえば、
エリを誘った母親、セピデーを演じる、
ゴルシフテ・ファラハニでしょう。
彼女は、ここでも主役の一人でした。

http://tomo-524.blogspot.jp/2017/04/just-like-woman.html

そしてこの映画、
(今気づいたんですが)
日本版がありました。
『マリリン&モナ』
です。
これ、面白いんですよね!

2017年6月22日木曜日

BWV1060

Mozart を聞いているときはMozart がいいし、
Brahms を聞いているときは Brahms がいいのですが、
それでも、
強いて一人を挙げるとするなら、
わたしは Bach が好きです。
で、
その中でも、
これもカナリ強いて挙げれば、
BWV1060 の、
2台のチェンバロのための協奏曲(第1番)
が好きです。
(2, 3日前、ラジオを聞いていて、
唐突にこの曲が始まり、
昔からの友人と、
その時いた新宿駅のホームでばったり会ったかのような気がしました。)

https://www.youtube.com/watch?v=KDn7kNOZ-E0&list=PL2CD9B01526286169 C mineur

ほんとに、名曲だと思います。
(ふだん愛聴しているのも、まさにこのピノック版です。
もちろん、CDの音はもっときれいです。)


そしてこの曲は、原曲があるとされていて、
それが、
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲
だとされています。
ただこちらの曲は、楽譜がなく、
仕方ないので、「2台のチェンバロ」を編曲して、
今あるこの曲が作られました。
(というか、復元されました、というべきでしょうか?)

https://www.youtube.com/watch?v=178rHC7EZEQ  D mineur

これもまた素晴らしいです。

そしておもしろいのは、
「2台のチェンバロ」はハ短調なんですが、
「オーボエとヴァイオリン」のほうは、
ハ短調ばかりでなく、
(このYouTubeのように)
ニ短調で演奏されることも多いということです。
というのも、
バッハが自分でチェンバロ用に編曲する際には、
全体が一音下げられていることが多く、
もしそれに倣うなら、
「オーボエとヴァイオリン」のほうは、逆にハ短調から一音上げて、
ニ短調になるんじゃ?
と考えられているようです。

たとえばホリガーは、
クレーメルとはハ短調で、
グリュミオーとはニ短調で、
録音しています。
個人的には、ハ短調のほうが好きです。
(ホリガーとヒラリー・ハーンの組み合わせで聞いてみたい、
ハ短調で!)

mersi は

「ありがとう」は、

mersi

なんですね、ペルシャ語では。
音は merci と同じに聞こえますが、
つづりが違うわけです。
これはフランス語からの借用語のようです。

<ペルシャ語における、フランス語からの借用語リスト>
https://fr.wikipedia.org/wiki/Liste_de_mots_persans_d%27origine_fran%C3%A7aise

イランが少し近くなりました。

2017年6月20日火曜日

陣野さん登場!

23日です。

<シャルリ・エブド襲撃事件について (いまだ)考え続けていること >

http://www.meiji.ac.jp/humanity/info/6t5h7p00000o8uhq-att/6t5h7p00000o8ujo.pdf

学外の方も参加可能です。
(要電話)

Bon Appétit

1か月ほど前にリリースされて、
今週もまたMouv' でかかり続けているこの曲、
Katy Perry のBon Appétit。

https://www.youtube.com/watch?v=dPI-mRFEIH0

ずっとラジオで聞いていて、
遅ればせながら今日MVを見てびっくり。
これ、いろいろマズイですね。
しかもご丁寧に、MVの始まりに、

NSFW  (not safe for work 「職場で(の閲覧)は危険」)

というネオンまで輝かせて。

まあ、彼女の品がないのは、
これが初めてってわけでもないんですけどね。


2017年6月18日日曜日

Histoire d'un amour

Marseille - de guerre lasse の挿入歌、
1958年の歌のようなので、
つまりアルジェリア戦争当時の歌ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=zCPDJfDd9eU

Mon histoire
C'est l'histoire d'un amour
Ma complainte
C'est la plainte de deux cœur
Un roman comme tant d'autres
Qui pourrait être le votre
Gens d'ici ou bien d'ailleurs

C'est la flamme
Qui enflamme sans brûler
C'est le rêve
Que l'on rêve sans dormir
Un grand arbre qui se dresse
Plein de force et de tendresse
Vers le jour qui va venir.

C'est l'histoire d'un amour
Eternel et banal
Qui emporte chaque jour
Tout le bien, tout le mal
Avec l'heure ou l'on s'enlace
Celle ou l'on se dit "adieu"
Avec les soirées d'angoisse
Et les matins merveilleux.

Mon histoire
C'est l'histoire que l'on connais
Ceux qui s'aiment
Jouent la même, je le sais
Mais naïve ou bien profonde
C'est la seule chanson de monde
Qui ne finira jamais...

Marseille - de guerre lasse

マルセイユを舞台にした映画、

Marseille - de guerre lasse (2014)

を見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=GnV9SNFXNHE

舞台はマルセイユ、2008年。
そしてこの映画の骨格は、
フィルム・ノワールの定番に沿っていて、
まずは、マルチアーノと、ヴェルニョー(チャッキー・カリョ)という、
二人の親分がいます。
で、ヴェルニョーの息子アレックスは、
4年前、マルチアーノの弟を殺し、
その追ってから逃れるため、
外人部隊に入隊しました。
さらに彼の父親も、
それ以上の追跡を止めることの見返りとして、
経営するすべての店の権利を、
マルチアーノに譲りました。
そして、4年後の今、
戦闘によるPTSDを抱えたアレックスが、
「街」に戻ってきます。
それは、恋人だったKatia(サブリナ・ウアザニ)と再会し、
彼女と一緒に逃避行に出るためでした。
けれど、アレックスが戻ったという知らせは、
あっという間にマルチアーノの耳に入り……
というわけです。

ただしこの映画、これは物語の1つの面で、
もう1つ、これと同じくらい重要な面があります。
それは、家族の秘密にかかわる物語です。
実はヴェルニョーは、
かつてアルジェリアで植民者として生きた、
ピエ・ノワールなのです。
しかも、今の彼のパートナーは、
当時彼の家にいたメイドだったアラブ系のライッサ(ヒアム・アッバス)で、
二人の3人の子供(アレックス、カティア、ラシッド)のうち、
アレックス以外は、ライッサと当時の夫との間の子供なのです。
アルジェリア戦争が終わった時、
ピエ・ノワールはヨーロッパに逃げ、
彼らの家で働いていたアラブ系の人たちは、
対仏協力者として、
アルジェリアを追われたわけです。

というわけで、このフィルム・ノワールと家族の物語の結合が、
この映画を独特なものにしています。が、
やはり見ていて、複雑すぎる、と感じないわけにはいきませんでした。
ちょっと詰め込み過ぎたかもしれません。

ただ、マルセイユを選んだ理由についての、監督のこの言葉、

"Un bon décor, ce n’est pas quelque chose de joli qui passe bien à l’image –
c’est un lieu qui raconte une histoire"

これはまったく同感です。

そして、作品が多少複雑すぎるにしても、
今回の俳優陣は、とてもよかった。
しかも馴染みの人たちが多く出ていて、

ジャリル・レスペール(Le Petit Lieutenant) ←母親はアルジェリア系
チェッキー・カリョ(『ニキータ』)
ヒアム・アッバス(『シリアの花嫁』)      ←アラブ系(イスラエル人)
サブリナ・ウアザニ(Mohamed Dubois )   ←アルジェリア系
ムアメッド・アゼルキ(Cheba Louisa)     ←アラブ系
オリヴィエ・ラブルドン(『君を想って海をゆく』)

こんな感じです。
みんなよかったですが、
特に、サブリナは今回、
堂々としていてよかったです。

2017年6月17日土曜日

遅すぎる新年会、また楽しからずや

昨日は、久しぶりの会議デーで、
10:30から5時過ぎまで、
なんと6つの会議がありました。
でもまあ、
一番長引きそうだった会議が意外にあっさり終わり、
おかげで6時過ぎとかにはなりませんでした。
(よかった!)

で、そのあとは、
われらが総合文化教室の、
遅すぎる新年会! でした。
去年は、忘年会もできませんでしたから、
こんな会は久しぶりです。
(昇格した先生のお祝いも兼ねています。)
出張中の先生たちもいて、
全員とはいきませんでしたが、
そこそこ盛り上がり、
楽しかったです。
(この総文の集まりは、
いつだって楽しいんですけどね!)

2017年6月15日木曜日

@池袋ジュンク堂

新しい帯の『フラ語入門』、
ついに本屋さんに並んでいます。
これは今日の、池袋ジュンク堂。



素晴らしい!
ジュンク堂にも、白水社にも、
Merci beaucoup !!

ちなみに、この赤い帯は、
この2,3か月程度使い、
その後は、緑のものに変えていく予定です。

2017年6月12日月曜日

「ひよっこ」

四月に、ふと見始めた「ひよっこ」。
朝の連続テレビをちゃんと(=録画して)見るなんて、
ずいぶん久しぶりだと思ったら、
そう、「ちゅらさん」以来です。
そして「ひよっこ」の脚本は、
「ちゅらさん」同様、
岡田惠和なのでした。

岡田惠和のドラマで印象深いのは、
「彼女たちの時代」です。
今調べたら、1999年でした。
これはなにかちがう、
と思ったのを覚えています。
山田太一もやっぱり好きですが、
この脚本家も好きです。

「ひよっこ」、
今では毎日の楽しみになっています。

『エール!』

カリン・ヴィアールとフランソワ・ダミアンの共演なら、
まあ、外れることはないだろうということで、

エール! (La Famille Bélier

を見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=3xWH1ljOJLg

なかなかいいお話で、
これが「ハート・ウォーミング」というやつなのでしょう。
安心して見られました。

(完全に「重箱の隅」的なことを言うなら、
一家がパリに着いた時、
まずビル=アケム橋を渡り、
そのあとエッフェル塔を間近に見て、
それからラジオ・フランスに到着したわけですが、
まあ、ビル=アケムから見て、
両者は反対方向ですね。)

2017年6月11日日曜日

「トランプ時代の中東」

今、BS・NHKで、
「トランプ時代の中東」
というドキュメンタリーを見ました。


とても引き込まれる内容で、
現場の空気が伝わってきました。
いろいろ記事は読みますが、
やはり、街の雰囲気というのは、
映像のほうがよく伝わります。
まとめ方もわかりやすく、
学生にも見せたいと思いました。
このところNHKは、
「大本営だ」という声も聞かれますが、
この番組はよかったです。
再放送されればいいと思いました。

Vilaine

2008年のフランス映画、

Vilaine

を見てみました。
このタイトルは、形容詞 vilain の女性形ですが、
意味は、映画の中のいろんな文脈に当てはまるので、
一つには決められません。
ロワイヤルの訳語を使うなら、
見苦しい/下劣な/いたずらな
という感じです。
なかなか面白い映画でした。

https://www.youtube.com/watch?v=v9Bt4jUZ-xQ

メラニーは、やや太っていて、
きれいじゃない子、という設定。
で彼女は、あまりに気持ちがやさしく、
周囲の人間たちは、近所の人も、
母親も祖母も、祖母のホームの老人たちも、
メラニーが働くダイナー風の店の店長も、
女友達たちも、みんな遠慮なく彼女を利用します。
でも、ついに、
メラニーは気づきます、これじゃだめだ! と。
その日から、彼女の復讐の物語が始まります……

コメディーですから、復讐と言ってもオモシロ系です。
特に、店長を嵌めるエピソードは面白くて、
彼がメラニーに書かせた求人広告に、
彼が口述させた言葉そのものではなく、
白人至上主義のラシストで女好きの彼の本音を書き、
それを掲示させたところで、
労働監視局に通報する、というものでした。
「求む、なんでもやってくれるホール係、
白人で金髪で25~35歳」
これはまずいですね。

この映画、見ればすぐに気づくのですが、
『アメリ』に似ています。
というか、そのパロディーみたい。
ヒロインの名前も似てるし。
(Mélanie Lupin と Amélie Poulain)

メラニー役のマリウー・ベリーは、
ジョジアーヌ・バラスコの娘で、
なんとリシャール・ベリの姪でした。
ということは、クロアチア系でもあり、アラブ系でもある、
ということになるのでしょう。
また、3人の女友達のうちの一人は、
『最強のふたり』にも出ていたジョゼフィヌ・ドゥ・モー。
もう一人は、『最高の花婿』で、
長女役をやっていたフレデリック・ベルでした。

もう9年も前の映画で、
部屋の棚でずっと眠っていたんですが、
見てよかったです。

「対米従属テクノクラートの哀しみ」

http://blog.tatsuru.com/2017/06/11_0910.php

Robots

ソフトバンクが買った、という話ですが、
それよりも、
そもそもロボットがこんなことになっているのを、
知りませんでした。
この動画、驚きでした。

https://www.msn.com/en-us/money/companies/softbank-buys-robotics-leader-boston-dynamics-from-alphabet/ar-BBCkltE

さらば、TGV ?

TGVから、inOui に、名前が変わるという話題。

http://toyokeizai.net/articles/-/174464

この記事の中にもある通り、inOui は、まずは、

inouï  (前代)未聞の (← in + ouïr「~を聞く」 の過去分詞) 

なんでしょうが、
確かに中に oui が入っています。
ただどうも、
あんまり評判がよくないみたいですが……

http://www.leparisien.fr/economie/tgv-renomme-inoui-la-sncf-critiquee-et-moquee-28-05-2017-6990561.php

2017年6月10日土曜日

『おとなの恋の測り方』

おお、このタイトル、

『おとなの恋の測り方』

と打つだけで、かなり恥ずかしい感じがありますが、
それはともかく、
来週、この七五調タイトルの映画が公開されます。

http://otonanokoi.jp/

で、これ、
少し前にここで触れた、これです。

http://tomo-524.blogspot.jp/2017/02/un-homme-la-hauteur.html

つまり、「測り方」あたりは、
なかなか上手いとも言えるわけなんですね、
恥ずかしいなんて書いちゃいましたけど。

とにかく、主演二人が魅力的なのは、
間違いありません。

2曲

まあちょっとイマサラ感があるのは否めませんが、
ラジオ(Mouv')を聞いていて、
今日もヘビロテで登場するのはこの2曲。

https://www.youtube.com/watch?v=KjGI3FyG3FY

https://www.youtube.com/watch?v=CTFtOOh47oo

たしかに、いいですねえ。

2017年6月9日金曜日

Yasmine

2004年のイギリス映画、

Yasmine

を見てみました。
いい映画でした。

https://www.youtube.com/watch?v=4BgbGugDUkk

時は2001年。
舞台は、ウエスト・ヨークシャーのKeighley。
その、パキスタン系の移民街に暮らすYasmineは、
敬虔な老いた父と、
心の通わない(つまり、親から押し付けられて結婚した)夫と暮らしています。
ただし彼女は、
この家庭内では「よきムスリマ」ですが、
養護関係の職場では、
通勤途中でババッと着替え、
Tシャツにジーンズという、いわば「ふつう」の格好。
つまり彼女は、二重の生活、二重の価値を生きています。

ただ、ヤスミンと夫は、
まったくうまくいっていません。
それどころか、ある夜など、
夫は彼女に無理やり襲いかかり、拒絶されると、
殴りさえします。
ヤスミンは、離婚を決意しますが、
父親は決してそれを許しません、家族の名誉のために。
そんな中、あの9.11 の日がやってきます。
ヤスミンが職場に行ってみると、
彼女が仕事で使うヴァンには、
「タリバンのヴァン」と落書きされ、
彼女の写真には、濃い髭が落書きされていました。
そして翌日には、
武装した警官隊が彼女の家を急襲。
彼女に、夫はどこだ、と迫ります。
そしてヤスミンも、父親も、
たまたま来ていたヤスミンの男友達も、
そして夫も、
みんな警察に連行されてしまいます。
生活能力さえ危うい夫は、実はテロとは全く無関係だったのですが、
テロ組織の一人の電話番号を知っていたという、
それだけがこの急襲の理由でした。
つまりヤスミンは、
二重の生活の、
その両方から拒絶されたのです……

もっともっと知られていい映画だと思いました。

2017年6月5日月曜日

クラシック局

月曜日は中野キャンパスへ。
で、電車の中で、
本が読めないときは、
インターネット・ラジオを聞いています。
ヒップホップなら、先日挙げたMouv' です。
クラシックなら……

インターネット・ラジオは、
星の数よりは少ないけれど、ずいぶんたくさんあります。
で、
クラシックに特化した局だけでもけっこうあるし、
もちろん全部聞き比べたわけではないのですが、
わたしが電車内などでよく使うのは、
まずはこれ。
ラジオ・スイス・クラシック。

http://www.radioswissclassic.ch/fr

なにしろ電車の中なので、
あまり長大な曲をかけられても全部聞けません。
で、この局のように、
楽章単位で流してくれるところが使いやすいです。
比較的落ち着いた曲が多くて、そこも好きです。

もう一つは、ギリシャの、バロック専門局。

http://stream.psychomed.gr/webstream%20baroque.html

いつ合わせてもバロックというのが、
とても安心。
ちょっと混んだ電車でも、落ち着きます。
これは、サイコメドという放送局の中の一つのチャンネル。
サイコメド自体には、ブルーズやラウンジのチャンネルもあります。

2017年6月3日土曜日

『アスファルト』

去年公開され、行けなかった映画、

『アスファルト』

を見てみました。

http://www.asphalte-film.com/

静かな映画ですが、
内面的なスリルとでも言うべきものがあり、
おもしろかったです。
3つの、言ってしまえば荒唐無稽な物語が並走するのですが、
その荒唐無稽さの中に、
たしかに「現実感」があり、
引き付けられます。
3つの話が、3つともイイのが、すばらしいところ。

中で、不時着した(?)宇宙飛行士の世話をするアラブ系女性が、
とてもサンパ。
彼女、マダム・アミダを演じるTassadit Mandi は、
映画の中でも現実でも、アルジェリア系。
そして彼女は、『アイシャ』シリーズの中では、
ゲイの息子を持った、
どちらかというと意固地な母親を演じていたのですが、
今回は、その優しさが全開しています。

1:08:57 のところ=自分の息子がゲイだと知って驚く場面
https://www.youtube.com/watch?v=-BawMiXNdU0


2017年6月2日金曜日

『ドイツ三〇〇諸侯  一千年の興亡』

昨日から読み始めたのが、これ。

『ドイツ三〇〇諸侯  一千年の興亡』 (河出書房新社)

週に一度はランチをご一緒する大先輩、
Mr. ハプスブルクこと、菊池先生の新刊です。
菊池先生らしい、バランス感覚のいい、
そして読みやすい文章です。
具体的なもろもろの面白さもさることながら、
要所にピリッと挟まるコメントから、
「物を見る角度」の勉強になっています。
アナ―二事件からアヴィニョン捕囚の背後にいた、
フィリップ4世も登場します。

「21世紀の左派のマニフェスト」

これは興味深いです。

https://news.yahoo.co.jp/byline/bradymikako/20170531-00071556/

読もう読もうよ思って、まだ読んでないんですが、
このブレイディみかこさんの本、
読んでみたいと思います。

2017年5月30日火曜日

palmarès

日曜日に、ダイアン・クルーガー主演の新作について触れましたが、
その作品で、
彼女がカンヌの主演女優賞をゲットしましたね。
これは、さらに期待が高まります。
ドイツを舞台にした「移民映画」としては、
代表的な1本になる予感がします。
(見てないのに!)

また、パルムドールのスウェーデン映画、The square。
これは情報が少ないのですが、
「寛容と連帯」というテーマの企画展を開催しようとしていた、
現代美術を扱うキュレーターが、
彼のケータイを盗まれたことで、
企画展そのものの開催が危ぶまれる……
みたいな話のようですが、
ちょっとよくわかりません。
でも、まずはおもしろそう。
こちらも楽しみです。


2017年5月28日日曜日

『男として死ぬ』

年老いたトランスジェンダーが、
「男として死ぬ」ことを考えるお話。

http://eufilmdays.jp/ja/films/2017/to-die-like-a-man/

https://www.youtube.com/watch?v=63WMokj1kKs  ←予告編

2009年の作品ですが、
わたしは不勉強で見たことがありません。
この監督の作品、おもしろそうなので、
見てみたいと思います。
去年、東京映画祭で上映された『鳥類学者』が最新作で、
今のところ、長編は5作ですね。

Cannes 2017 Ⅱ

ダイアン・クルーガーが、
初めて母語であるドイツ語で出演するという作品、
これが、とても気になります。

https://www.youtube.com/watch?v=BKBqOE3WNu0

https://www.youtube.com/watch?v=5r7NBwFMFa0  ←インタヴューも

ハンブルグ。
テロが起こり、
彼女は夫と幼い息子を失います。
これは誰の犯行なのか?
この夫が、かつて麻薬の売人だったため、
当初警察は、トルコ系とクルド人系のマフィアを疑いますが、
実は、犯人はネオナチでした。が、
証拠不十分で犯人は釈放。
彼女は、復讐を決意し……
ということのようです。
(見てないので、RFIの紹介の受け売りです。)

監督はFatih Akin 。
注目の人です。


2017年5月27日土曜日

Cannes 2017


Reuters の写真から。
とにかく、「役」がないと始まりませんからね。

2017年5月26日金曜日

『今日の宿題』

こんなのが出ました。

http://bookandbeer.com/news/shukudaib/

わたしも末席に加えてもらったのですが、
ゲラで、ほかの方々の「宿題」を(部分的にですが)読ませてもらって、
これがなかなかおもしろかったです。


2017年5月25日木曜日

19連勝

将棋の話題が「世間」に注目されているようです。
若き藤井四段の、19連勝ですね。

今回彼が勝ったのは、この戦い。


トーナメントですから、
実際竜王に挑戦するためには、
あと6勝しなければなりません。
しかも、後半はトップ棋士が控えています。

ただ、モト将棋部で、
モバゲー将棋で1600点台をキープしているもの
(がどれくらいなのか? わかりにくい!)
としては、
ただ勝った負けただけでは、
あまりおもしろくない。
居飛車党の藤井四段が、
どんな「世界観」を持っているのかを感じたい。
でもまた同時に、
ほんとにそれを感じられるのは、
わたしなどでは到底無理で……。

ちなみにプロ棋士としては、
一度だけ対戦した
(と言っても、いわゆる10面指しで、
もちろんこちらは10人のうちの1人。
もちろんあっさり負けました。)
ことのある、
鈴木大介九段押しです。

2017年5月24日水曜日

新しい帯、登場!


新しい帯、
なかなか立派なやつを作っていただきました!

https://twitter.com/hakusuisha/status/867239596861530113

それにしても、「たぶん」て……
(こういうところが、白水社っていいですよね💛

今後とも、どうぞ可愛がってやってください!