2017年9月2日土曜日

「ふらんす」9月号

発売から10日ほど経ってしまいましたが、
「ふらんす」9月号、
おもしろかったです。

巻頭には、「フランス映画祭25年」の特集が組まれ、
イザベル・ユペールと是枝裕和監督の対談もあります。
また、いつも巻末の映画シナリオを担当なさっている中条志穂さんによる、
1993~2017年のフランス映画(私的)ベスト10!
が紹介されています。
ああ、こういうベスト10もあるわけですね。

もしわたしが(あくまで私的な)ベスト10を選んだら、
少なくとも、
『憎しみ』と『最強のふたり』を外すことはないでしょう。
あとは、『戦争より愛のカンケイ』とか、
Tout ce qui brille(『キラキラしてる』)とか、かな?
ほんとに「私的」ですけど。
(でも同じ監督なら、『最強のふたり』ではなく、
Tellement proches を入れるというものアリだしなあ……)

そういえば、若いころは、
自分の「オールタイム・ベスト10」を選ぶときには、
『若者のすべて』(ヴィスコンティ)を入れるんだ、
と思い決めていましたが、
数年前久しぶりに見て、
もちろんいい映画なんですけど、
今は、もっと好きな映画が増えちゃったなあ、
と思ったことでした。